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北京五輪の開会式、閉会式の演出を手がける映画監督のチャン・イー・モー氏が、復帰第一作として南京映画を撮るという話が浮上しているという。
中国紙の報道を朝日新聞が伝えた。 チャン監督、今回の開会式の演出を通して、今後、ナチスドイツのベルリン五輪の記録映画「民族の祭典」を撮ったレニー・リーフェンシュタール女史と比較されることが多くなろうが、映像作家として名を残すのか、それとも…。 (以下「朝日新聞」転載) 五輪開会式の張芸謀監督、次回作は南京事件題材か 2008年8月18日20時39分 北京五輪の開閉会式で総監督を務める中国の映画監督・張芸謀(チャン・イーモウ)氏の五輪後第1作が、旧日本軍による虐殺が起きた南京事件を題材にした作品になる可能性が浮上している。張監督は朝日新聞の取材に「準備しているいくつかのシナリオの一つ」と話し、検討していることを認めた。 中国紙・南方日報によると、香港の映画制作会社が在米中国人女性作家・厳歌苓さんの小説「金陵十三釵」を使用する権利を得て、張監督に映画制作を依頼する方針という。小説の舞台は日本軍が占領し、虐殺事件が起きた南京。戦火を逃れた13人の売春婦が、教会に身を隠す女学生の身代わりになり、聖歌隊の服を着て刃物を隠し持ち、日本軍主催のクリスマス会に出席するというあらすじだ。同紙は、張監督が映画制作を念頭に厳さんと面会、脚本づくりが進んでいると伝えている。 張監督は取材に対し「シナリオの一つに南京事件に関したものがある。目的は、みんなが歴史を忘れることがないようにということだ。歴史をかがみとすれば世界は平和と友好が得られる」と述べた。(西村大輔) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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