東西線にて3
風邪引いてブログの方はすっとぼけてました。喉がとても痛かったのですが病院に行って薬もらって大分良くなりました。では車中の人のお話です。毎朝同じ時間の電車に乗っていると次第に何人かはボクと同じで同じ時間、それも同じ車両に乗っている事に気がつく。執拗な人だと同じ座席にキチンといる。ボクが乗るその車両はいつも優先座席がひとつボクの為に空いている。向かいには松葉ヅエのおにいさんと日経新聞を読んでいるおじさんがいつもいる。ボク側の方はランダムだ。最近、優先座席に平気で座るようになった。自分をジジイだと思っているわけではない。いつか誰かに何か言われたら「お腹の出た人の席だってあるやん!あ!あれは妊婦さんのイラスト?」とボケたいから。でも、誰も何も言わない。テレビのコマーシャルのようにいかにも腰の曲がった爺さん婆さんは最近見かけた事がない。地下鉄に乗って、どっかまで行くなんて事がないんだろうな。ま、行き先といったら、病院くらいだろうし家の者に送ってもらっているんだろう。それかいつのまにか優先座席が似合う男に成り上がったのかもしれない。話が少しそれた。そのボク側のランダムな人々なのだがある日、ボンタンにサングラスのおじさんがグーグー寝ていた。ボク用の席のとなりでお休みになられていたわけでしかし、それでもボクはその日もそこに座った。そしたら、そのおっさん、横に急にでかいのが乗って来たのでチラッと目を開けた。ボクはそのおっさんに肩などがなるたけ触れないようにして小さくなっていた。でも電車が揺れたりするとどうしても肩が触れる。何回か肩が当った時、おっさんが目を醒し回りにも聞こえるくらいの大きな舌打ちをしてから『オレも触んなよ!』って感じで相撲風にいうと、指し手を強く返して来た。優先座席に怖い思いをして座るかそれとも満員電車の中で立ち尽くめで行くかというアサイチからの難問ですな。今日よりも明日がずっと良い日でありますように。グッドラック。