【画像有^-^】 姫がま と 半夏生
私の通うお華のお教室は8月はいつも夏休み。従って 7月が夏らしいお花を生ける唯一と言えるお稽古になる。今日の花材は 姫がまと半夏生。その季節の花を入れるだけで 本当にその季節の風が吹くもの。自然の力は すごいもの。いつもは夏休み明けの9月に華展が有って、暑い最中に着物を着る事になるのだけれど、今年は更に真夏の8月に着物を着ることに。夏物に初めて袖を通すことになる。…しつけ、付いてんちゃうかなぁ(笑)◆半夏生ハンゲショウは半夏生と書き、別名をカタシログサ(片白草)とも言います。暦の上では、夏至から11日目を半夏生といい、この頃に、花を開き、葉が白くなるから半夏生と呼ばれると、一般には理解されています。茎の先端の葉数枚が、一部分だけ白く変わるので(それも表側だけなので)、片白草とも呼ばれます。半化粧(葉の一部だけ白いので、白粉を塗りかけた、つまり半分しか化粧ができていない)とする理解もあります。農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある。この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりしたそう。関西ではこの日に蛸を、讃岐では饂飩を、福井県では大野市などで焼き鯖を食べる習慣があり、また、この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多いそうです。