[ものごとの【ことわり】は 更に深し●] カテゴリの記事

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• 違うポーチの中へ

  本音の自分　と　タテマエの自分。一般的にはこの２種類位は有ると思われてそうだけどそれ以上に　自分を　分類する人はそうそう　多くないだろう。つまり、タテマエの自分以外は全て　同じ自分　という事になるから矛盾やズレが　混在するとしっくりこなかったり　居心地が悪かったりする。それを、同じ袋に入れなくても良いとしたら。それぞれの自分は　それぞれの小分けのポーチへ忍ばせる。その幾つかのポーチを一つのカバンへ入れれば良い。その 全部のポーチが収まった鞄＝自分なら揺れ動く自分や　突飛な自分も　許せるかも。ポーチ一つだけ＝自分　じゃないなら一貫性に重きを置かずに済むしそのポーチ一つ一つを楽しもうと素直に思える日も来るかもしれないと、期待も出来ように。

  2006.01.19

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• 今の悩みは　今 【だけ】 の悩み。

  今の環境で、芸術を勉強させて貰う様になって久しい。自覚出来ているかどうかは別で申し訳ないけどほんの少しずつ　経験　を積ませて貰っている。そのとき　そのとき。盛大に　考え　悩む。こんな悩みや心配が　一生続くのではないかと悲観の沼に身を置き、憂う自分に酔う事も出来ずただ　焦り　もがき　苦しむ。しかし。こんなに少ない経験の　私ですら　気づけた事。あの時の悩みをあの時の苦しみを無邪気で　幸せだったと振り返る自分が居ること。そう。今の悩みは　今【だけ】経験出来る 貴重な悩み。それなら　この機会を存分に　楽しまなければ　勿体無い。後に、大きな幸せだったと振り返れる様に。

  2006.01.16

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• 欲 と 【私】欲　について

  アーティスト（芸術家）は、本能的な【欲】で考える生き物だそうだ。ここで言う欲とは、生き物としての人として他の人とも共有出来る欲のこと。自分はお腹がすいている。周りの皆も　お腹がすいている。だったら、皆の（食）欲を満たす為に自分に何が出来ようか？…これが　アーティスト　の原点。この欲が　【私】欲になってしまうから　駄目だそうだ。自分だけに都合が良くなるような　私欲。私欲を満たす為に　何をしてもそれは本当の芸術ではないのです。…と　教わる　秋晴れの一日。

  2005.09.12

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• 知足

  【　足るを知る　】初めてこの言葉を目にしたのは　何年前か。今は無き、菖蒲池遊園地の近所に　なんとも不思議な博物館があった。博物館…だったかなぁ。　科学館…だったかなぁ。世界中のありとあらゆる、珍しい、変な（笑）ものが、埃まみれで所狭しと展示してあった。館長さんはその博物館を建てた人の息子さんで、…といっても、彼ももう相当おじいさんだったけど、その人に説明してもらった、庭に置いてある看板？のようなものにその言葉は記されていた。【　足るを知る　】　今十分である事を知る。その言葉にまた出会う日が今日だった。今出来る事を出来る時に精一杯。向上する前に、今十分に出来ているのか。芯から、分かるのはいつだろう。

  2005.07.26

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• プライド　について。

  やっぱり、立派な？人だとか、鋭い？？人だとか。こう思われたいっていう願望は人の中に生きている。勿論、それが有るからこそ頑張れるんであって否定する気は全く無い。ただ、芸術に触れるときには、邪魔になる場合もあるのね、と痛感する時もございました。「　いたい。　（痛い）」　って、言えないよねー。そう感じたとしても。プライドっていう前に、恥ずかしいもんね。だから、敢えて自分をありのままにさらけ出してくれる人が居るとそれだけで、表現する方は、ぐっとこみ上げるモノを感じるのです。私が投げた、気持ちの石が起こした心の中の水面の波紋を目をそらさずに見つめて、認めて、そのまま言葉にして口にしてくれる人。そんな人が居ると知って、本当によかった。ありがとう。

  2005.02.10

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• 感じる　について。

  人は色々な事を瞬時に感じては、ドンドン忘れていく生き物。感じた事一つ一つを、わざわざ言葉にすることも余り無く（感じたままを言葉にしてはならないと思っている人が多い）感じてもいない事を、口にする場合も多数。例えば、人の絵の展覧会とか見に行ったとして「　うわぁ。えらい寂しそうな絵やなぁ。　」と感じたとしても、そのまま「寂しそうな絵ですね。」とは言い辛いので、「綺麗な色ですね。」なんて言ったりして…まず感じた事を即座に正しくつかむのが、案外難しい。自分のことなのに、自分がどう感じたかなんて結構どうでも良くて、すぐ忘れてしまうのです、人間は。今回私が自分の展覧会で来てくださるお客様皆様とお話をしてそんな忘れ去られた感情や、嘘の言葉の裏に隠されている感情を掘り出すっていうのが、新たに与えられた課題。フタを開けた当初は、相手の言葉の裏にどんな感情が隠されているのか皆目分からず、ただひたすら「そうですかー。」を連発。…最初の頃に来てくださった皆様。話し甲斐のないアーティストで、すんませんでした。

  2005.02.09

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• 感謝について

  感謝　とは。文字通り　｢感じ入った人が発する言葉を射抜くこと。｣　だと、教わる。有難う、だけが感謝ではないのだ。受け取りたくない言葉であっても、それが発せられたのならそれを、余所見せずにまっすぐに受け止める覚悟が必要なのだ。なにより、こぼされていくその言葉たちを、瞬時に射抜けるように常にそこに存在せねば、感謝なんて出来っこないのだ。感謝をしない芸術家が当たり前のようになっているけどそれでは芸術は完結しない。｢　有難う　｣　ではなく　｢　申し訳ありません。　｣　という矢で相手の言葉を射抜くことになったとしても。

  2005.01.13

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• 【画像有^-^】 TREE - 夜

  アーティストは、人には見えないものが見えるようになること、そして見せられるようになること。見えないものを見える様になるにはまず、今自分が見えていると思っているものが本当に、確かにそうなのか、確認することから始める必要がある。自分の心の中の地図を描こう。【　怒り　】　は心の中でどんな位置づけか？　どんな感情と仲良しか？？私の場合、【怒り】は【悔しさ】と兄妹の関係にある･･･ってな具合。地図は人それぞれだけど、大きく外れすぎていて理解出来ない地図を描く人は殆ど居ない。まずは自分の地図、そして多くの人の地図を明確にしよう。すると、何が明確でないかが少しはハッキリしてくる。次はそこを明確にしていこうというわけだ。夜はクリスマスツリーの灯りだけでいくらでもぼんやりと過ごす事が出来てしまう。キャンドルの灯りだとなお良しだろうけど。

  2004.12.20

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• 不可能と言われても

  女同士の友情は成り立たないのか。そういう生き物なのか。女と男の友情も成り立たないのか。それでは、女性は友情を育めない生き物という事になる。そうかもしれない、と思う事も少なからず有る。それに気づくのが、大人になるというなんとも苦い味のディナーか。人の出来・不出来に関係なく、この事実に向き合う事は容易ではない。どれだけの苦汁を味わう用意がされているのだろう。反対側には、甘い汁も用意されている事を願って。

  2004.11.12

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• 悪意について

  悪意をもって嫌味で発する言葉と　心からの善意や敬意をもって発する言葉は　同じ。例えば、職場なんかで、よくさぼってるよなーと日頃から周囲が見て思う人に。嫌味たっぷりに『　●●さんは、きっと私の知らない所でとっても頑張ったはるだろうから　私が居る時には、出来る事はさせてもらうわねー。』本当にアノ人は知らない所で違う頑張りをしてはるんだろうと、心底思って『　●●さんは、きっと私の知らない所でとっても頑張ったはるだろうから　私が居る時には、出来る事はさせてもらうわねー。』口から出て行く言葉は結構同じだ。だったら、貯めといて、悪意を育ててしまうより発してしまったほうが良い……らしい。

  2004.09.30

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• 覚悟について

  覚悟と決心は違う。自ら選択できる決心とは違って周りの状況から与えられた、結果がどうなるか分かる状態へ敢えて身をさらすこと。何かを捨てること。覚悟しているつもりがそれって、実は堪念してんじゃないの？の突っ込みに、その通りっ！と　掛け合いたくもなる。覚悟を決めるのは案外難しい。

  2004.09.13

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• 【画像有^-^】愛する　について

  ガーデニングに凝っているといっても最近は色とりどりのお花よりも、色とりどりの葉っぱに興味が湧く。シルバーだったり、ライム色だったり、はたまた赤かったり、黒かったり。特に私は黒い葉っぱや黒い花が結構好きで、シルバーの葉っぱや木と合わせる事が多い。始まりは、イギリスで見たお庭の渋い色合わせに影響されてだけど。写真は…　ある日の道すがら。大好きな黒のネモフィラと黒の四つ葉クローバー。　黒い、黒いというと、少し気味悪い感じに聞こえるけどお庭が渋く仕上がるので、絶対オススメ♪　…を、ぱちり★さて今週は師匠（陶芸）と長らく話しこむ時間の持てる日が多かった。結局話のテーマは　【　愛する　】　という事に向かう。契約的なこと（結婚や交際するという約束等）を抜きには人を愛したり、愛されたりしてはいけないと考える事の多い日本人には師匠の人の愛し方は、誤解されたり、嫌悪されたりする事が非常に多い。…かく言う私も最初は理解出来ない人間の一人だった。夫でもなく、彼氏でもなく、親でもなく、それでも深く、愛する事が出来、愛されている事の喜びを感じる事はそれを体験したことのある人にしか分かり得ない嬉しさと安心感を心に染み込ませてくれるもの。誰もが享受出来れば、素晴らしいと思うのにその感じを伝える事の困難さは、並大抵ではない。ほら。話がややこしくなってきたぞ（笑）

  2004.03.27

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