居酒屋碁 第一局34手目「生き、生き。」
激しいことになるかと見えた局面ですが、なんと下辺は黒も白も生きの形になってしまいました。黒は白を「セキ」の形で苦しめることも出来たのですが、やはり下辺にじっくり下がられた28手目のせいで、反対に左下ががらがらになってしまう事に気が付いたラシイ。守られたのでは、こっちも守らないとね。ならば綺麗に二目をいただいて、白は右下に地を取らせていただきました。くしくもこれで、左上と右下の白の囲み内では、二目ずつ取りになりましたね。この手順がベストだったのか?このわかれが、どちらの得になったのか?白が飛び込みの一手を失ったことは、かなりの損失だったのかもしれません。みなさんに見ていただくためにも、やっぱり早めに決断して、面白い形に持って行かなくてはいけなかったかも。でもね。『潰れにいくタイプ』の棋風とはいえ、一日考えて出した答えが自滅手だったらどうしよう~(^^;)ゞの恐怖はあるわけで。生碁やネットの早碁だったら、絶対にB-2に置いてますけど。それまで、わびすけさんのblogへのカキコや、こちらのコラムの中であれこれと牽制したり挑発したりしたつもりなんですけど。できれば、ミスしてくれないかなぁ~(^^;)ゞなんて。これぞ、居酒屋碁の特性。言葉による誘導と、混乱を目指していたつもりなんですが、反対に自分が迷ってしまったようです。本音を言えば、穏やかにわかれたかった。案外、お互い堅実すぎの重い打ち方しかできないのかもしれません。ね、adv55さん。セキにも死ににもならなかったでしょ(*^_^*)v♪