アジュンマＧＯ！ＧＯ！

今年の３月ごろ、近くの福祉会館の韓国語教室に通っていた私。

しかしながら、オッサン先生がかなりのクセ者だったのと、
授業中、凛さんを預かってくれるアジュンマがかなりいい加減だったのとで
いつの間にか辞めてしまいました。


で、１ヶ月ほど前。

トモダチハルモニが、福祉会館で子供用のダンス教室があるから
凛さんも一緒に行こうと言う。

音楽に合わせて、簡単な楽器を使って体を動かすプログラムらしいが、
これは一般向けのクラスなので有料とのこと。（約２０００円／月）

外国人向けの無料クラスがいっぱいあるのに、わざわざ有料クラスを
とるのももったいないとは思ったけれど、これも付き合いかな～と
思い、参加することにいたしました。


で、先週、第一回目のクラスが終了し、教室の外に出てくると
事務所のお姉さんが、教室の前で待っていて
「はむ太郎さん、ちょっと」
と私を呼ぶ。

半年ぶりなのに、私の名前を覚えててくれた事にちょっとびっくり
しながらも
「なんでしょう？」
と、聞くと


「外国人向けの無料クラスがあるのに、どうして有料クラスを
　受けてるの？　はむ太郎さんが韓国語を勉強してる間に
　別室で凛ちゃんもお勉強できるプログラムもできたのよ。
　そっちは無料だから、そっちにしたらどう？」


と、親切に教えてくれた。


日本人の友達に聞くと、韓国語教室のオッサン先生は上級クラスに移動になり、
教育大学卒の若い女性の先生で、とてもいいとの事。

しかも子供を預かってくれるのも、ちゃんと保育士の資格を持った人を
やとったらしく、子供と一緒にケーキを作ったり、工作をしたりと
毎回いろいろ子供に教えてくれるので昔とは大違いとか。

それで無料なら、やるしかないという事で、ふたたび韓国語教室へ復活いたしました。


で、おとといが第一回目。

日本人の友達２人も子連れなので、子供３人一緒に保育士のアジュンマに
預けに行ったところ、あいにく福祉会館内の託児施設が工事中なので、
近所のマクドナルドに連れて行きますとの事。

ま、マクドナルドなら子供が遊ぶところもあるし、ちょうどいいかもねぇ
と、友達と話しながら教室へ。


２時間の授業を終え、ロビーで待ってるとマクドナルドから
車で戻って来た保育士アジュンマ＆子供たち。

アシスタントアジュンマに抱っこされた凛さんはニコニコご機嫌で、
手にはなにやらオモチャを持っている様子。


アジュンマ　「凛ちゃんママ～！　凛ちゃん、ハンバーガーいっぱい食べたわよー！」


なんですと？

ハンバーガーをいっぱい食べたですと？

ってことは、このオモチャはもしかしてキッズミールのおまけですか？


断乳して以来、何でもモリモリ食べるようになった凛さん。
ハンバーガーデビューにして、いきなりモリモリいっちゃった模様。

おいおい、親の私でさえまだ食べさせてなかったのに、いきなり
ジャンクフードデビューかよ～。
なんて思いつつも、口から出たのは


「いっぱい食べたんですかー！　それはよかったです～。」


って、おいっ！
何言ってんだ、自分。


でもこのマックの代金も、福祉会館から出てるはずで
２時間も無料で預かってもらって、おやつまで食べさせてもらって
ま、ありがたいことです。　


さて、余談ですが

先日、マートに行きましたら、オモチャ売り場の隣に
子供用の自転車が何台か置いてあったのですが、
その自転車のカゴの中にディスプレイ用のぬいぐるみが入れてありました。

そのぬいぐるみがこれまた不細工っつーか、ありえない色使い。


「こんなぬいぐるみ、ディスプレイしちゃうって・・・」


何の動物なのかも不明だし、この世の生き物じゃない色使いだし、
あ～やだやだ。

なんて思ってたら、なんと凛さんの目がに～！
ぬいぐるみちゃんに釘付け～！


ま、マジっすか？
ママはこんな美的センスの娘に育てた覚えはありませんよ。


足早に立ち去ろうとすると、そのぬいぐるみを掴んで離さない凛さん。

こんなブサイクぬいぐるみに、我が家の敷居をまたがせるわけにはいかないので
ぬいぐるみを元に戻して歩きかけたら、店員のアジュンマが駆け寄って来て


「これ、お嬢さんにプレゼントしちゃうわ～」


なんとそのブサイクぬいぐるみを凛さんに・・・。


満面の笑みで、さぞいとおしそうにぬいぐるみを抱っこする凛さんを前に

「結構です」

と断るわけにもいかず、ありがたくいただいてまいりました。


では、
凛さんのハートを射止めてしまった、ありえないブサイクぬいぐるみちゃんです。





お前は誰やねん！？


それにしてもあんた存在感有りすぎ。
リビングのどこにいても、目に付いてしょうがないんですけど。

はぁ・・・。