アジュンマＧＯ！ＧＯ！

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  壁に耳あり障子に目あり・・・

  週明けの昨日、旦那が担当している中学生クラスの教室に行ったところ、教室内の女子中学生の皆さんが、旦那を見てクスクス笑うんだそうです。なんで笑ってるんか、理由を聞いたところ「先生って、彼女何人いるんですか～？クスクス・・」　旦　「彼女？って、あんた、確か奥さん一人だったと思うけど。・・たぶん。」生　「え～、嘘～。クスクス」は？　俺に奥さん以外に愛人も養う甲斐性あったっけ？なーんつって思いながらも、なんでそんな話になってるのか見当もつかん旦那。生　「だって、女の人２人と仲良く歩いてたじゃないですか～。きゃ～」ん？そういえば、先週末、ソウルから遊びに来たSちゃんと３人で団地内の公園を歩いてたけど・・。おいおい、もしかして、女友達と３人で談笑してたのをどこかで見られてたのか？実は旦那の職場は、我が家から徒歩で行けるくらいの至近距離。よって、生徒のほとんどがこの近所に住んでるって事は知ってる子とばったり出会うって事も十分ありえる訳だ・・・。いや、バッタリ会って「こんにちはー！」っていうのは全然いいんだけど、どこかで知らないうちに見られてるってのもあるって事か・・・。そんでもって、クソガキ生徒がこうやって勝手に想像をふくらませて変な噂が学校中に広まっちゃう事もあるっつー事か・・・。いやはや、これは外出する時に、下手な事はできんわね。スッピンでジャージー着て、頭　寝グセだらけで、生ゴミとか出しに行った姿を見られた日にゃぁ・・。気ぃ抜けませんな。職場が近すぎるってのも、良し悪し。それはさておき、旦那が同僚の韓国人女性に「奥さん、日本人なんですよねぇ？　私、奥さんに日本料理の作り方を教えてもらいたいんですけど。。。」と、頼まれたそうです。旦　「教えてあげてくれる？」私　「それはいいんだけど、彼女はどんな料理を教えて欲しいの？　　　”にぎり寿司”とか言われても作れんよ私。」旦　「なんか、彼女、何年か前に日本に遊びに行った事があるらしくて、　　　その時に食べた料理がめちゃくちゃおいしかったので、　　　ぜひ自分でも作りたいんだって。」私　「え～？　なんだろ～？　料理名わかるー？」旦　「確か、タコワサビ　とか、なんとか・・・。」え？　　たこワサビ？「タコ山葵」珍味系ですか？これまたマニアックというか、のん兵衛が多い韓国人らしいっつーか。日本人は、韓国人がキムチ漬けるみたいに、各家庭で「たこワサビ」を漬けていると思われているのでしょうか。「たこワサビ」って確か、生のタコを刻んだやつと、ワサビの茎かなんかをあえたやつですよね？居酒屋に行くとよくある酒のつまみ。生タコは韓国でも簡単に手に入りそうですけど、ワサビがねぇ。作り方はともかく、韓国で材料を手に入れるのは難しそうです。今度日本に帰国した際に、お土産に買ってきてあげよかな。あ、なんか私までタコわさび食べたくなってきた・・。

  2006.07.25

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  韓国で海水浴デビュー

  みなさん、ご無沙汰しております。最近、いろいろストレスがたまる事が多く、おまけに天気まで連日雨。かな～りブルー入っておりましたので、パソコンすら触る気分じゃなかった先週の私でございました。なーんて感じで、引きこもりチックになっていた私を知ってか知らずか、NY時代の友達で、同じく韓国人と結婚して今はソウルに住んでいるSちゃんから電話がありました。バレーダンサーのSちゃん、今週末に釜山で舞台があるらしく、釜山に来るので私の家に泊まってもええかとの事。のーぷろぶれむ！１週間でも２週間でもええよー！っつー事で、金曜日に他のダンサーの皆さんと釜山に来たSちゃん。釜山での舞台も無事に終わり、その晩は我が家で夜中まで喋りたおしたことでした。でもって、翌日土曜日。連日雨だった釜山に、久しぶりに太陽が顔を出しました。釜山には「海雲台」というビーチがありまして、そんな大きなビーチではないんですが、韓国で海水浴って言ったら海雲台ってくらい有名なようです。ソウルには海がありませんから、夏になると韓国中から釜山に人が集まってきて、釜山の海はえらい騒ぎです。海雲台を歩いていて、釜山ではみかけない垢抜けたファッションの韓国人がいたら、だいたいソウルからの韓国客って感じです。で、Sちゃん始め、バレーダンサーの皆さん、「釜山に来たら、海水浴！」って大騒ぎですので、さっそく海雲台ビーチに行ってまいりました。海雲台ビーチビーチに着いたんですが、砂浜にはすでにぎっしりとビーチパラソルが立てられており、全く砂浜が見えない程です。どうも、日本みたいに各自がビーチパラソルを好きな場所に立てるんではなく、あらかじめ業者がビーチにパラソルをぎっしりと隙間無く立てて、一つ５０００ウォン（約６００円）で場所を貸し出ししているようです。数社の業者がなわばり争いをしているらしく、キョロキョロしていると、右からも左からも、アジュンマやアジョシが「こっち、こっち！　このパラソルを使いなさい！」と、無理やり連れて行かれそうになります。で、一人のアジュンマに無理やり連れて行かれたんですが、どうやら、そのアジュンマの縄張りにあるパラソルはすでにすべて満員御礼。一つも空いていません。するとアジュンマが、一組のカップルに「あんたたち、ちょっと横にずれなさい。」って言ってます。でもって、私達に向かって「この人たちと一緒にパラソル使って！」おいおい、６００円も取って「合い席」ならぬ「合いパラソル」かよ。冗談じゃないってもめてると、他の業者のアジョシが「うちに来なさい！　今ならパラソル２個で５０００ウォンでいいよ！」と、強烈な客引き合戦です。で、結局５０００ウォンでパラソル２個GETした私達ですが、なんともかんとも。。。海水浴ってこんなんですかねぇ。おもむろに、水着に着替えるバレーダンサーの皆さん。みんなダンサーですから、女の子は細いし、男の子はいい感じに筋肉ムキムキだし、私のたるんだ体なんか恥ずかしくて出せやしません。で、Tシャツ＆短パンのままでSちゃんと波打ち際に行った私ですが、なんと韓国人の皆さんったら服着たまんま海水浴。たぶん、８割くらいの人が服着たまんま泳いでました。しかもTシャツとジーンズとか、まさに普段着で。中には、そのまま出勤できるような、ワイシャツ＆パンツ姿のアジョシもおり、ビキニなんか着たお姉さんは、数えるほど。かなり異様な光景でした。旦那に言ったら「みんな海水浴する予定じゃなくて、準備して来なかったんだけど、　海を見てたら、突然泳ぎたくなったんじゃない？」んなアホな。Sちゃんや、ダンサー軍団と子供みたいに砂の山作ったり、トンネル掘ったりと遊んでおりましたら、不思議とストレスも飛んで行ってしまったようです。ええ歳して、シミも恐れずおもくそ日焼けしちゃいましたが、ま、えっか。ってな感じの、梅雨の合間の韓国海水浴デビューでした。

  2006.07.23

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• 厄日

  最近、ふと気づいたんですが、何をやってもうまくいかないというか、なぜかトラブルが多い日というか、厄日らしき日が定期的にあるんです。一日中、散々あちこち出歩いたくせに、得に腹が立つ事も無く、天敵アジュンマに攻撃される事も無く、おだやかに帰宅できる日もあれば、大した事は何もしてないのに、なぜかやたらとトラブルが多い日があるんです。今日はまさに、その厄日でした。今日やった事と言えば、・学校へ行く・ダンキンドーナツでちょっと勉強。・帰り道にメガマートで晩御飯の買い物。以上。たったこれだけの工程なのに、あった出来事と言えば、まず、朝、バスに乗って座席に座っていたら、目の前の席に座っていたオヤジにぷぅ～っ　と、思いっきり目の前でオナラをかまされて朝一で死にそうになった。ちなみに、すごい音でした。次に、地下鉄に乗り換えたんですが、あいにく空いてる席が無かったのでつり革につかまって立っていました。ある駅に着いた時、急に自分の体に重みを感じたのでふと下を見たら、目の前に座ってたアジュンマが、私のTシャツのすそにつかまって、ギューっと引っ張りながら、「よっこらせ～」と言いながら、立ち上がってる～私のTシャツは、つり革かーっ！っつーか、Tシャツが伸びるっつーの！ボーゼンとする私に、見向きもせず、何事も無かったかのように電車を降りて行ったアジュンマ・・・。で、学校ではオタピが相変わらず、全開バリバリで（これは省略）辟易しながら、ダンキンドーナツへ。ドーナツとコーヒー買って「２，３５０ウォンです。」ってレジのお姉さんに言われたので、１万ウォン札と、３５０ウォンを小銭で渡した私。おつりは、８，０００ウォンちょうどです。と、そこで、ドーナツの料金を付け忘れた事に気づいたレジ姉さんはなぜかパニックに陥ります。８０００ウォンからドーナツの７００ウォンを引くだけでいいのに、パニくった姉さんは、硬直状態。散々悩んだあげく、私がもらったのはなぜか「６５００ウォン」（正解は７３００ウォン）パニックで、最初に私が渡した小銭を完全に忘れている模様。それにしたって、絶対この計算はおかしい。。「最初に小銭渡したでしょ！」っていう説明も、私のアホアホ韓国語では全くお話になりません。そんでも英語やら韓国語であーだこーだ言ってると、そのバカ女は「あー、うっとーしー。」みたいな顔をして、私を無視して次の客を接客し始めた～。なんか、ドッと疲れた私は「ま、いいか。」みたいな感じになり、撤収。あ～！むかつく、あのバカ女。で、メガマートに寄って、夕食の材料を買い込みレジに並んでいたら、私の目の前に立っていたオヤジがなぜか突然ベルトをはずして、ズボンのチャックを下ろしてズボンを下げ、下着やらYシャツをズボンの中にうまいこと納めると、またズボンを上げて、ベルトを締めるという、一連の行為をレジに並びながらやるという信じられない光景を見てしまいました。ま、歩いてると、ズボンの中に入れたシャツが出てきちゃう事はありますけど、今、この場でやらんとあかんのかいっ！って事です。このクソ暑いのに、オヤジのパンツなんか見たないわっ。大した事は、何もやってないのに、なぜか疲れた今日この頃でした。

  2006.07.13

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• 韓国と日本の温度差

  ついにやっちまいましたね、北朝鮮。ほんと、何考えてるんだか全く理解不能です。日本のニュース見てても、CNNニュースでも、このネタでもちきりなのに、ブログ仲間の悪妻さんの日記で、とんでもねぇ新聞記事を発見。　（←クリック）悪妻さんの所で、この記事読んだ方はもう御存知だと思うけれど、いったいこの温度差はなんなんでしょうかねぇ。まるで「何も無かった事にしたい（と思いたい）」って感じで。韓国のテレビニュースを見ると、さすがに「ミサイル」と認めているけれど、それほど大きく取り上げられてる感じでもないし・・・で、毎度の事ながら、この疑問を旦那にぶつけてみた私。「おたくの政府はいったい何考えとるん？」と。旦那いわく、たとえるなら「今の韓国と北朝鮮の関係は、　日本の庶民とチンピラの関係と似ている。」との事。つまり、いろいろ苦労しながらもがんばって、やっとつつましいながらも平穏な生活を手に入れた庶民が韓国。家族にも見放され、庶民を脅してカツアゲする事しか脳が無く、そのくせ失う物は何もないから、恐いもの知らずのチンピラが北朝鮮。チンピラ相手に、正当な話し合いをしようとした所で時間の無駄だし、そんなチンピラのせいで、やっと手に入れた平穏な生活を台無しにされるのは嫌だから、できればかかわらないでおきたい。という所が、韓国政府や韓国人の本音ではないかと。ま、私もそのへんの事はよくわかりませんが、なんとなくわかるような気もします。（どっちやねん！）でも、北朝鮮の技術がいかほどの物か知りませんが、そんなに高性能なミサイルを作れるような技術を持ってるとも思えないわけです。そうなると、もしかしたら誤ってミサイルが韓国に落ちる可能性だってある訳ですから、いつまでも知らんぷりしてないでちょっとは真剣に考えた方がいいんじゃないでしょうか。ま、この国で生活してると「こいつに、ピンポイントでテポドン命中させてくれ！」って思うくらいムカつくアジュンマも多々いますけどね。「おまけ」こんな漫画まで・・。←くりっく

  2006.07.06

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• 平成姥捨て山

  韓国人は、両親やお年寄りをとても大切にする国民だというイメージを持っている方は多いと思います。実際、地下鉄やバスに乗ってますと、今時の若者やアジュンマでも、お年寄りが乗ってくるとサッと席を譲ります。うちの旦那も、自分の両親はもちろん、私の両親の事もすごく大事にしてくれます。お年寄りが大切にされすぎて「かなり若干、態度がでかすぎる」という事も多々ありますが、こういう部分は韓国のいい所だなぁといつも思っておりました。だがしかーし！こんな韓国神話も最近は崩壊しつつあるというお話です。韓国の一戸建ての家は、各階が完全に独立した作りで、日本で言う「二世帯住宅」形式になっている家が多いんです。で、２階に自分たちが住み、１階を誰かに貸すというパターンが多いのですが、旦那の実家もその方式で、１階部分には他の家族が住んでいました。その家族、夫婦２人とお婆さん１人の合計３人家族なんですが、お婆さんが最近ボケ始めたそうです。介護問題は日本も韓国も同じで、その夫婦も最近は介護で疲れている様子だったそう。で、つい先日、突然そこの奥さんが、シオモニ（義母）の所に来て「急な都合ができまして、突然ですけれど明日引っ越す事に　なりました。急な話で、引越しの準備も間に合いませんので　家具等はそのまま置いて行きますが、後日取りにきます。」と、挨拶されたそうです。　で、翌朝、その家族が引っ越して行ったので、シオモニは部屋の点検をするため、その一家が住んでいた１階に入っていきました。シオモニがどこか壊れている部分は無いかと、部屋をチェックしているとどこからかコンコン　コンコンと、どこからか音がするんだそうです。どうやらその音は洗濯機の中から聞こえてくるようなのでおそるおそる洗濯機の蓋を開けたシオモニですが、開けてびっくり！なんと！洗濯機の中にその家のお婆ちゃんが！そうです！その夫婦、お婆ちゃんを捨てて逃げて行ってしまったんです。お婆ちゃんを置き去りにしたばかりか、洗濯機に入れるという非人道的なやりかたに、激怒したシオモニですが、家族の行き先もわからないので、しかたなく警察に通報して引き取っていただいたそうです。それにしても、すぐにシオモニが点検に行って発見したからいいものの、もし１週間後なんかに行っていたらとんでもない事になっていました。その話を聞いて「自分の親を捨てるなんて、信じられん！」と激怒する私に、旦那が言うには年金制度や介護制度がちゃんとしていない韓国では、老人がボケてしまったら家族の大きな負担になり、ただでさえ不景気で、失業者が多いこの国では、一家共倒れになるケースもあるそうです。で、最近よくある話が、ボケてしまった親を、あの観光で有名な「済州島」旅行に誘い、島に置き去りにする事件が多発しているんだそうです。警察に発見されても、本人は自分の名前も住所もわかりませんから家族を見つけようがないんだそうです。済州島に限らず、動物園や公園等でもよくあるそうです。これはまさに姥捨て山。生活が苦しいのはわかるけれど、こんな無責任なやり方には本当に憤りを感じます。この２１世紀に、こんな話があるなんて悲しい限りです。韓国で、自分の子供に済州島旅行を誘われた場合、必ずしも親孝行とは限らないというお話でした。私も将来歳をとって、自分の子供に「お母さん、済州島へ旅行へ行こうか」なんて言われないように、がんばって脳細胞鍛えないと。

  2006.07.01

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  ついてない一日

  ワールドカップでお祭り騒ぎだった韓国も、無事に韓国チームが敗退し、やっと静けさが戻ってまいりました。ってな訳で、今朝はゆっくり朝寝を決め込む予定だったうちらグータラ夫婦。だがしかーし！皆さんご存知の通り、そうは問屋が卸さないのがここ釜山。早朝６時５５分に、すんごい騒音で叩き起こされました。我が家の寝室は、隣の家との接点に位置しておりましてベッドは隣との境界線の壁にくっ付けて設置してあるのですが、その壁からガガガガガガーーーーッという、すんごい音と振動が、ダイレクトに伝わっててくるんです。どうやら電気ドリルで穴を開けている模様。境界線の壁の向こう側から　穴を開けているらしくまさに私たちの頭の横で、その音と振動が響くわけです。ありえねぇ～。日曜の早朝６時５５分に、どうしても壁に穴をあけなくちゃいけない理由って、ありますかね？あとせめて２時間とか待ったら、生死にかかわるような問題でもあるんですか？早朝電気ドリルのせいで叩き起こされ、この非常識極まりない隣人に殺意を覚えた私は、「うるせーんじゃ、ぼけ～っ！」と、壁をガンガン叩きましたら、静かになりました。よし、寝なおすか。と思ったら、ガン！ガン！ガン！ガン！今度はガンガンと金づちで釘を打つ音。おそらく、さっきドリルで開けた穴に、釘を打っている模様。日曜大工は、近所迷惑を考えてやれーーーっ！超目覚めの悪いうちら夫婦でしたが、今日は１１時に美容院の予約をしていたため、雨天にもかかわらず外出することに。美容院は前回も行った、ナンポドンにある例の店。この店に前回行った時、スタイリストのジュヨンさんを指名予約してちゃんと時間通りに行ったにもかかわらず「ジュヨンは立て込んでおりますので、１時間待ちですね」って、受付でサラッと言われたといういきさつがありますので、今回は、前日に電話で時間等を再確認しました。そして、片道４０分もかけてバスと地下鉄を乗り継いで予約の１０分前に店に到着したうちら夫婦。店内に入り、受付で旦那が「１１時にジュヨンさんで予約した○○と申しますが・・・」と言いましたら、あ、ジュヨンは本日お休みです。ぬゎにぃ～っ！？「お休みです」だぁ？確かこの前も、受付はこのバカ女だったわね。私　「ちょっと予約ノート見せなさいよ。昨日電話で確認したんだから、　　　私の旦那の名前あるはずでしょ！スタイリストは誰になってるのよ！」バ　「え～っと、○○になってますねぇ。」私　「○○って誰よ？そんな人に予約してないわよ。　　　誰がこの予約受け付けたのよ？」バ　「これ、私の字じゃないんでぇ～、たぶん他の誰かですかねぇ～」思わず店内で暴れてやろうかと思いましたよ。あんたこの店で何年働いてんの？受付もまともにできんようなアホは、クビじゃ！クビっ！あったまにきて、近くのスタバで頭冷やしてから帰宅しました。地下鉄の駅で、アジュンマに傘で思いっきり刺されるし、ほんと今日はついてない一日でした。は～、髪の毛切りに日本帰ろかな。マジで。本日の衝撃的映像「ホスト出張サービス　チャンピオン」竹之内豊が釜山に出稼ぎに来ている模様です。指名の際は「タボン」でお願いします。

  2006.06.25

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  ねむい・・・

  昨日の日本×クロアチア戦、はぁ・・、がっくし・・・。テレビの前で「遅いっ！」「バカッ！」「あ～っ！違うっ！」「なんでーっ！」とアホみたいに叫ぶ私と、「ちょっと落ち着いたら～」と、余裕の旦那。ムキ～ッ！んでもって、早朝４時からスタートの韓国×おフランス戦。私は日本戦が終了後、ふてくされてとっとと寝たんですが朝５時過ぎくらいですか、グォーーーーーーーーーッル！！　（ゴール！）っていう、旦那の絶叫で起こされました。１－０で負けそうになってた後半３６分に、韓国が得点したらしいです。びっくりしたのが、その瞬間うちの団地全体がどよめいたんですよねぇ。「ウオォ～ッ！」って。そんな早朝から試合見るやつおるんかー？なんて思ってたら、この団地内で寝てたのは、私だけだったようです。さてさて、話は変わり、昨日は、義妹の息子ジェミ君の「１００日誕生日」パーチーでございました。韓国では「ペギル」といいまして、産まれて１００日目にお祝いをします。昔、まだ新生児死亡率が高かった時代に、「よく生き延びたの～」と、お祝いしていた名残りのようです。最近は簡素化されて、簡単に食事会する程度の人も多く、ジェミさんも、近所の韓国レストランでごく内輪でランチを食べました。そのお店、韓国フュージョンレストランっていうか、韓国料理を現代風にアレンジした料理が売りなんですけど、いちいち器がでかいんですよ。ウェイトレスさんが、ワゴンでガラガラと大きな土鍋を運んで来たんで、何かと思ったら土鍋の底にちょびっとグリーンサラダが入ってたり、長さ５０センチくらいの、まな板みたいな皿が来たんで何かと思ったら「シソの葉の上に、ラズベリーが乗ったやつ」と、「酢の物数点」って、これ４人前なんですけど、こんなちびっとの酢の物、みんな遠慮して、誰も手つけませんよ。っつーか、シソにラズベリー乗せてみたのは、見た目はきれいですけどどうしたらいいんですかね？え？シソでラズベリーを包んで食べるんですか？微妙～。んで、今度は自動車のタイヤのホイールみたいにでかくて、軽く５キロくらいはありそうな、陶器の器をウェイトレスさんが「おりゃ～っ」ドスン！っとばかりにテーブルに置きました。これまた、一口大の「うなぎの蒲焼」と「寿司のガリ」がちょびっと乗ってるんですけど、どうしたらええんですか？え？　ウナギにガリを乗せて一緒に食べるの？これまた微妙～。っていうか、ウェイトレスさんも大変ですよ。重い料理を運ぶ　→　パクッと一口で終了　→　次の重い皿を運ぶの繰り返しですから。こんな店でバイトしてたら、１週間で腱鞘炎になりそうです。ちょっと気になったんで「なんでこんなに無駄に器がでかいんですか？」って聞いたら、ウェイトレスさんが「この器から体にいい成分が出てるんです。」で、出たっ！必殺「体にいいのよ」攻撃！韓国人ってこの一言に弱いのよねぇ。「うさんくさ～」とシラケモードの私をよそに「なるほどぉ～」と、超感心の旦那家族一同。さっそくヤラれてるし。ご馳走してもらっといて、文句タラタラの最悪な私でした。（←もちろん心の中でね）味は一切無視した、見た目重視のお店でしたが、これはこれでまたおもしろかったです。なにはともあれ、ジェミさん　１００日記念日　おめでと～。

  2006.06.19

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• ワールドカップで憂鬱な毎日

  日本で見てたら楽しいはずのワールドカップ。だけど韓国じゃストレスたまる一方のワールドカップ。先日、日本がアホみたいな負け方したオーストラリア戦。みなさんもご存知の通り、オーストラリアの監督は前回２００２年のワールドカップで韓国チームを奇跡のベスト４に導いたヒディンク監督。一躍国民的ヒーローになっちゃったヒディンクさんに対する韓国人の敬意は、並大抵ではなく、噂によると韓国の市民権まであげちゃったそう。だけど、所詮は前監督。今回はもう関係無いと思うんだけど、韓国と同じくらい「オーストラリア頑張れ！」な韓国人。日本がゴールすればブーイング、オーストラリアがゴールした時は割れんばかりの大歓声。「あ～、韓国人ってほんと日本に勝って欲しくないんだな～」と、実感する訳です。これって、以外とキツいです。日本で、こんなニュースを見ても何とも思わないですけど、ここはアウェイ。敵地のど真ん中で「日本負けろ」ムード一色の中にいるっていうのは「テロ直後のニューヨークにいたアラブ系の人って、こんな気持ちだったのかな」ってくらい精神的にやられますね。こんな時の頼みの綱は、旦那なんですけど口では「日本を応援しよう！」と言ってた旦那でさえ日本がゴールした瞬間「Shit！（クソッ）」って無意識に言ってましたしね。「ちょっと！今、Shitって言わなかった！？　どういう意味それ！」と、我が家に台風が吹き荒れた、先日の日豪戦でした。私は器が小さいですから、そんな状況に置かれるとたとえ自分の旦那が韓国人でも「韓国がんばれ！」なんて、口が裂けても言えなくなります。そんなこんなで迎えた、昨日のトーゴ×韓国戦。韓国中、すんごい事になってたらしいです。どなたかがブログで「今日の韓国を衛星で空から見たら赤いんじゃないか。」って書いてましたけど、ほんとそれくらい町中が赤一色でした。老若男女、ペットのわんちゃんまで赤いTシャツ着てました。うちの団地、中庭がちょっとした公園になってるんですけど、そこに特設ステージを設けまして、「みんなで韓国を応援しよう」ってな事になってたらしいです。夕方から、例の館内放送で「本日○時から、中庭公園でサッカー観戦をします。　一人でも多くの皆さんで、応援しましょう！」と、何度もアナウンスしておりました。私は観戦する気はサラサラなかったんで、PCやってたんですけど、いや～、試合開始１時間前からすごい騒ぎでしたよ。拡声器使って叫ぶ奴から、エレキギターでひいてる奴までここが住宅街ってのを忘れるくらいのバカ騒ぎでした。韓国チームがゴールした瞬間なんか、窓ガラスがビリビリ震えるくらいの大歓声でした。試合が終了して、日付が変わってもまだまだ騒ぎ足りない酔っ払いの皆さんで、外は大騒ぎ。「うるせ～っ」と、窓から叫んだ私でした。結果は韓国の勝ち。先日の怒りをひきずる私に、遠慮がちに喜ぶ旦那でした。しかし、日本が負けたのは悔しいですけど、ヒディンク監督の采配には負けを認めるところです。あの人の言う事なら、人の話を聞かないアジュンマでもちゃんと聞きそうですから、次の韓国の大統領には、ぜひヒディンク監督になっていただいて、この国をまとめていただきたいな～と思った今日この頃。

  2006.06.14

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  アジョシのビジネス

  今日は、いきなりですけど衝撃の映像からお送りします。昨日、海雲台ビーチを散歩していたんですが、真夏並みの暑さだった、先週末のビーチはすんごい人出でございました。海岸線沿いの道路には、ズラーーーっと屋台が出ています。だいたい軽トラックの荷台を改造した感じで、焼きもろこし、海苔巻き、ジュース、コーヒースタンド、いろいろあります。韓国ではどこでも見かける定番屋台です。そんな屋台を見ながらブラブラ歩いてましたら、すんごい店発見！なんと！世界初！　（たぶん）　移動式「スターバックスコーヒー」第一号店！！店の看板は「スターボックス」になってますけど、ロゴマークは、まさにそのままでございます。確か本家は「STAR BUCKS」ですから、微妙にいじってあります。けっこう繁盛しています。近寄ってみますと、ログハウス風のこじゃれた感じのお店です。４０代くらいのアジョシ（元ビジネスマン・リストラ風味）が一人で切り盛りしています。窓ガラスにも、例のスターバックスマークが張ってありますが、よく見ると、画用紙にサインペンで書いて丸く切ったという手作り感満点、心温まるお店です。１枚、１枚丁寧に作ったのか、左右のマークが微妙に違うのもご愛嬌です。スタバなのに、メニューには柚子茶もあります。スタバなのに、辛ラーメンも売ってます。スタバなのに、バナナも売ってます。何でもありです。屋台の中は、なんとお座敷になっており、オジサンは座布団の上にあぐらをかいて座っています。で、床の上にカセットコンロが置いてあるというすごい装備です。このキャンプ並みの簡易装備にちょっとビビった私はスタンダードに「カフェオレ」をオーダーしてみました。するとアジョシはぎこちない手つきで、「小鍋」にミルクをそそぎ、カセットコンロで温め始めます。すんごい効率の悪さですが、この手作り感にちょっと感動する私。でも「おいおい、大丈夫かいな」と、ちょっと心配な気持ちも否めません。そして待つこと約３分。無事にカフェオレが出来上がりました。じゃ～ん！「カフェオレ～！」アジョシ、GOOD JOB　！！予想を裏切る、見事なお手前にちょっとびっくり！チョコで模様まで書いてあります。「カフェモカ」じゃないのに、チョコレートが乗ってるとかそんな細かい事を突っ込んじゃいけません。お味なんですけど、これがけっこうおいしい。スタバの味に限りなく近いです。たぶん、コーヒー豆はスターバックスの豆を使ってると思われます。これでお値段２０００ウォン。屋台のコーヒーにしてはいい値段ですけど、満足のいくお味でした。このエセスタバ、けっこう繁盛してましたが、なんせ恐ろしく効率が悪いので、客の回転がすこぶる悪いのです。その点が今後の課題というところです。この海岸通りには、本物スタバも何件かあるんですが、そのすぐそばで、勝手にフランチャイズしちゃうというこの度胸に、感動した私でございました。では、サッカーが始まりますので、このへんで失礼します。

  2006.06.12

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  誕生日

  わたくし事ですけど、昨日は私の３●回目の誕生日でした。３０代の大台に乗った時から、１歳や２歳の違いはどうでもよくなってきた私。人に年齢を聞かれても、一瞬「３２、いや３３だっけ？」みたいに軽くアルツハイマー入っちゃった時期もありました。ま、そんな感じの誕生日ですけれど、今年は結婚して初めての誕生日ですから、いつもよりはほんの少し特別気分でした。昨日の朝、シアボジから「今日、祐子の誕生日でしょ？　レストラン予約しといたから　晩御飯を一緒にたべよう。」と、電話がありました。え～っ、誕生日ディナーが義両親と一緒かよ～。なんて旦那に文句言ったんですが、「韓国では、結婚した最初の年の誕生日は、家族みんなで　祝うのが習慣なんだよ。」と、ウソか本当かわかりませんけど、旦那が言いますので今年だけは妥協することにしました。義両親と食事に行く時に困るのが、メニュー。「韓国料理しか食べれない」シオモニ（義母）と、「韓国料理以外を食べたい」私という最悪のコンビに、シアボジも頭を悩ませるところですが、いろいろあって、落ち着いたのがビュッフェ（韓国語風に言うとブッペ）ビュッフェって、特別「おいしい！」って物は無いですけど、寿司でもパスタでもキムチでもなんでもあるので丸く納まるわけです。そんなこんなで、義両親にディナーをご馳走になり、いい歳ぶっこいてお小遣いまでいただいちゃった、鬼嫁です。で、手土産にシオモニ特製キムチを押し付けられいただいたんですが、帰りの車の中にキムチ臭が充満して、バイキングで食べた物をすべてリバースしそうになりながら、帰路につきました。家に着いて、リビングに入りましたら、テーブルの上にケーキが。じゃーん！「コグマ（さつまいも）ケーキ！」これぞ、韓国式バースデー。ロウソクまでご丁寧に、年齢の数だけ用意してありました。３●本のロウソクに、必死こいて火をつけるうちら２人。チャッカマンなんて便利な物は無いので、１本１本マッチで。全部つけ終わる頃には、最初に火をつけたやつが溶けてほとんど無くなってました。シクシク。ロウソクも、これだけ数が多いと、ロマンチックというよりも家の中が新興宗教の祭壇みたいになりますね。大人になってからの「歳の数ロウソク」は、けっこう悲しいので皆さんやめましょう。そんなこんなで終わった釜山での誕生日でした。本日のパン「メロンパン」どえーす。

  2006.06.10

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  韓国の祝日

  昨日６月６日、韓国は「顕忠日(戦没者追悼日)」という国民の祝日でした。独立運動の功労者や戦没者の霊を弔う、戦没者慰霊日だそうです。祝日　＝　学校はお休みという訳で、昨日は朝寝モードだった私ですが、朝９時くらいに「館内放送」で叩き起こされました。釜山のアパートに引っ越して、まず驚いたのが、この館内放送韓国では、ある程度の規模のアパートや団地では、各家庭に館内放送用のスピーカーが付いておりまして、（だいたいリビングルームの天井）「うちのリビングの天井スピーカー」アパートの管理事務所から連絡事項なんかがある時は、事務所の職員さんがこのスピーカーから♪ピンポンパンポ～ン♪というチャイムと供に、放送するんですねぇ。まさに、学校の校内放送そのものです。一番最初に、この放送があった時はほんとびっくりしました。だって、個人の家の中でなんの前触れも無く連絡放送ですから。家の中で突然オヤジの声がしたので、誰かがいるのかと思って飛び上がってびっくりした事もありました。しかも、スピーカーの音はけっこう大きく、ボリューム調節は不可です。家のどこにいても、強制的に聞かされます。個人のプライバシーなんて有って無い、韓国ならではのシステムです。日本だったら、こんなスピーカーが付いてるマンションなんか誰も買いませんよ。ほんと。このシステム、「今日の５時から断水になります」とか、「雪のため、本日のゴミ回収は中止です。」なんていうお役立ち情報の時もあるんですが、「駐車場でのタバコのポイ捨てはやめましょう」なんていう「それって、今この時間にどうしても言わなくちゃいかんのかね？」っていう内容の事も多々あります。晩御飯の後、のんびりテレビで映画なんか見てくつろいでる時間帯に、リサイクルごみの仕分け方法について、オッサンのダミ声で延々と説明（説教）された時は、スピーカーを壊してやろうかと思いました。ま、そんな感じの館内放送ですが、昨日の朝は「本日は戦没者慰霊日ですので、国旗を掲揚しましょう。」という内容でした。しかも、朝からすでに２回目の放送。韓国語レベル１の私には、理解不能でしたので私　「ねぇ、今朝から何度も何を言ってるの？」旦　「あー、国旗掲揚しろって。」最近、日本じゃ祝日に国旗掲揚する家って少なくなりましたよねぇ。私　「うちに国旗なんかないし、第一、付ける場所もないじゃん。」旦　「ベランダの手すりとかに付けれるようになってると思うよ。」私　「えー？そんなのあったっけー？」って、ベランダを見ましたら、おっ、あるある～。「全室標準装備」この部屋に住んで５ヶ月、今日初めて気づきましたよ。もっと他に標準装備して欲しいもの、いっぱいあるんですけどねぇ。ついでに他の部屋のベランダを見ますと、みなさんけっこう国旗掲揚してます。（たぶん５割くらい）そんなこんなしておりましたら、またもや♪　ピン　ポン　パン　ポ～ン　♪旦　「あ～っ、国旗、国旗ってうるさいな～、もう！　　　絶対、付けへんでー！」放送もほどほどにしないと、逆効果のようです。本日の「誤字フォー！」　「ぢるそばせっど」　模範解答：ざるそばセット　　かなり食欲がうせます。　　ちなみに、英語のヌードルのつづりも間違ってます。（正：Noodle）　　Noddleは、脳みそです。　　　　　

  2006.06.07

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  文房具屋のアジョシ

  うちのアパートのまん前に、小さな文房具屋さんができました。自宅の１階を改造して作った、こじんまりしたお店で夫婦交代で店番してるような感じですが、すぐ横が小学校なので、そこそこ繁盛してるようです。私も、韓国語学校で使うノートなんかを買いに何度かその文房具店に行ったのですが、そのたびになんとなーく気にかかる事がありました。それは、「店主のアジョシ（おじさん）が、お店で浮いている」って事です。そのアジョシ（推定年齢４５歳）、なんか雰囲気が文房具屋のオヤジっていう感じじゃないんですよねぇ。なんか、とても場違いな所にいるっていうか、文房具を売ってる姿がサマになってないというか・・・私が漠然とそう思ってしまう理由としては、まず・いつも身なりがきちんとしている。文房具屋さんですから、服装はカジュアルですけどいつも小奇麗な服で、髪型もきれいにしています。この辺では珍しいくらい、清潔感あふれるアジョシです。そして、・なんとなく頭よさそう。私が、韓国語単語を覚えたいから、単語帳を欲しいと言ったら、「あいにく、単語帳は無いけれど、このノートは英単語を　覚えるのにとてもいいから、これはどうですか？」と、とても丁寧に説明してくれます。こっちでありがちな「売れ残りを押し売りする」って感じではなく、その商品をよく知っていて勧めているのがとても好印象です。そして、「釜山に来てどれくらいですか？」なんて事を”英語で”聞いてきます。釜山じゃ珍しい物腰のやわらかい話し方といい、英語を話せる事といい、「ただの文房具屋のオヤジじゃない」というオーラが出まくっているんですねぇ。ま、そんな感じで、そのお店に行くたびに何か違和感を感じながらも、そのアジョシが好きな私は、どうせ文房具買うならそこで買うようにしていた訳です。で、昨日、たまたま旦那と一緒にその店に行ったんですが、その店に初めて行った旦那が、店を出るなり一言「あのアジョシ、リストラされて大変だよな～」って言ったんです。もちろん、そのアジョシと何か会話した訳ではありません。私　「え？　なんでそんな事わかるの？」旦　「見たらすぐわかるよ。あのアジョシ、きっと今まで大きな会社で　　　働いてたビジネスマンじゃないかなぁ。　　　リストラされて、退職金で文房具屋開店したんだよ。きっと。　　　あんな丁寧な話し方する人、いないじゃんこの辺で。」やっぱりねぇ。私もなんとなく、そんな感じしてたんだよ。不景気のど真ん中の韓国では、最近は大きな企業でもリストラの嵐のようです。それで、リストラされたアジョシが家族を養うために、少ない退職金で何かビジネスを始めるのが多いんだとか。でも、まったく畑違いの商売で、苦労してる人も多いそうです。言われてみればこの前、軽トラックの荷台で花を売ってたアジョシも、花を売ってるのに、新しい保険の紹介でもしてるような話し方だったし。みんな、この国でサバイバルするのに頑張ってるんだなぁ。これから文房具買う時は、必ずあのアジョシの店で買おーっと。と、誓った今日この頃です。では、本日のパン「焼きカレーパン」　　　　一応ダイエット中なんで、揚げずにヤキ入れてみました。　　っていうか、チーズ乗せてる時点でダイエットもへったくれも無いけどさ。　　もちろんカレールーは日本製ね。

  2006.06.04

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  選挙

  韓国では、５月３１日に統一地方選挙があるそうで、ここ最近あっちでもこっちでも選挙の宣伝カーが大音響で音楽を流しながら走り回り、うるさい事このうえありません。どの立候補者も、こういう軽トラックを改造したようなショボい車なんですが、よく見ると荷台に机やホワイトボードまでありますので、この中でちょっとしたミーティングまでやっちゃうのかもしれません。立候補者名の前には必ず番号が付いているんですがこれは、誤字脱字による無効票を無くすために、番号だけ記入して投票してもＯＫというシステムのようです。そんでもって、今日も学校へ行く途中、釜山大学前の駅で降りたんですが、駅前は選挙運動でエラいことになってました。駅の入り口の両側に、２とか３とか番号がプリントされたおそろいのＴシャツを着たアジュンマ達が５、６人１列に並び大声で歌を歌ってるんです。しかも、パラパラ踊りながら２番の立候補者の応援なら、両手の指を２本立ててパラパラもどきな踊りを踊りながら♪２番～、２番～、２番の○○に入れてね～。２番２番～♪みたいな歌をみんなで歌うんです。あ～、うっとうし～。誰が作詞作曲か知らんけど、強烈にしょーもない音楽を大音響で、早朝からかけまくりのパラパラ踊りまくり。なんとかして～！なんて思いながら、サクッと通過しました。しかし、「歌って踊るアジュンマの集団の横で、ひたすら頭を下げる　立候補者本人。」っていう光景はけっこうシュールです。どうせなら立候補のおじさんも一緒に踊ればいいのに。そんな感じで、学校にたどり着き、教室に入りますと、いきなり、オタクのピーターがおたピ　「ユウコシー」　（注：韓国語で「○○さん」は、「○○シ」）私　「なにー？」おたピ　「韓国と日本の間にある小さい島ってさー、どっちのもんなの？」こいつ、ついに言っちゃったよ。この時がいつか来るんじゃないかと思ってたけどさ、朝一で来たね。教室の体感温度下がりまくりだよ。私　「さぁね～。」　おたピ　「じゃぁ、旦那はなんて言ってるの？」私　「心の中じゃ韓国って思ってるだろうけど、　　　口じゃ　”どうでもいい”って言ってるよ。　　　そんな話題で、わざわざ余計な波風立てるのがくだらない　　　って思ってるみたいよ。」おたピ　「俺の英語の生徒がさー、絶対韓国だって言うんだよ。　　　　　ね～、実際どうなの～？」私の嫌味攻撃にもひるまない（気づかない？）、この男。あ～、うるせ～。とっととアメリカ帰れ！で、無視してると、今度はおたピ　「新聞で読んだんだけどさー、韓国製品の輸入国ナンバー１は日本なんだって！　　　　　で、韓国製品を日本で売るビジネスを始めようって思うんだけど、　　　　　ユウコシ、一緒にやらないー？」やるかボケっ！おまえはBamboo Islandに島流しじゃ！そんなこんなで、朝からうっとうしい事だらけの今日この頃でした。

  2006.05.25

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  韓国３連休

  日本は今日まで長いＧＷでしたが、韓国も今週末は金土日と３連休でございました。というのも、５月５日（金）は旧暦の４月８日ですのでお釈迦様の誕生日（花祭り？）なんでございます。義両親は、普段は無宗教チックに生活しておりますが、なにげに仏教徒だったようで、しかもお婆ちゃんの世代からお世話になっているお寺もあるとの事。この日ばかりは、お参りに行くことになりました。とは言うものの、５日当日はどこのお寺も激混みですので前日の４日に行ってまいりました。釜山の市街から高速道路を４０分ほど行ったところにあるシアボジ（義父）の産まれ故郷にその寺はあるのですが、いやしかし、山ばっかりです。見渡す限り山です。クネクネと細い山道を車で延々と登り、目がまわりそうななる頃やっと到着しました。「こんな辺鄙なところにお寺なんて、檀家さんも大変ね～」なんて旦那に言いましたら「俺が子供の時は舗装道路なんかなくて、もっとふもとの方から　１時間以上歩いて登って来たんだよ。」って言うとりました。それが今じゃ、車横付けですから目が回ったくらいで文句言っちゃいけません。で、さっそく本堂へ行きましてお祈りタイムです。韓国のお寺は、日本に比べるとカラフルです。靴を脱いで上がり、座布団の上に座ります。そんでもって、賽銭箱へお布施を入れるんですが、シオモニったら、１万ウォン（約１２００円）も入れてます。さすが太っ腹。私なんか初詣ででも１００円しか入れません。で、名古屋人の私もびっくりな金ピカの仏像に向かってこんな感じでお祈りします。さすがに本堂内で写真は撮れませんでしたので、＜イメージ画像＞私も見よう見まねでやってみます。（もうそろそろいいかな～）と思って顔を上げますと、シオモニはまだお祈りモードです。なにやらブツブツ言っております。家族の健康やら、息子の仕事のことやら、お願いする事は山のようにありますので、なかなか終わりません。ブツ　ブツ　ブツ　ブツ・・ブツ　ブツ　ブツ　ブツ　ブツ・・・・・って、もういいでしょ～、シオモニ～「いやいや、まだまだ」シオモニの念仏は果てしなく続きます。こりゃ完全に１万ウォンの元とってます。１０万ウォン分くらいのお願いをし終ったシオモニとその後、本堂横の事務所へ住職さんにお布施を渡しに行きます。いやしかし、最近はお寺も近代化されてるんですねぇ。「どうも～、パク・ヒョンデです。」なんて名前を言いますと、和尚さんがパソコンに名前を入力します。すると、家族全員の名前、誕生日、過去のお布施金額までズラズラ～っと画面に出てくるんです。で、シオモニが「うちの家族が増えましたので、ご報告を」と、私の名前を言いますと、和尚さんがその場でパソコンに名前を入力します。しかし、和尚さんもそれなりのお歳ですから、キーボード入力は苦手な様で、恐ろしく時間がかかります。初めてパソコン使っちゃった原始人並みの遅さです。「とりあえず、紙にメモっておいて後で入力すりゃいいじゃん」なんて事も言えませんので、みんなひたすらジッと待ちます。他の檀家さんたちも、イライラしながらもジッと待ちます。韓国人が何かをあんなに辛抱強く待つ姿って、初めて見ました。宗教の力ってすごいです。でもって、お布施を払います。お布施を払うと、私の名前が入った提灯を境内に飾ってくれるそうですが、お布施の金額によって、飾られる期間が決まるようです。金額が少ないと１週間で撤収。最高１年間まで。何事も金次第です。（シオモニがいくら払ったかは不明）そんなこんなで無事終了した、韓国の花祭りデビューでございます。本日のＢ級グルメ「キムチチーズとんかつ」とんかつの中に、細かくきざんだキムチとチーズが入ってます。キムチと、チーズと、とんかつ。って、それぞれがそのまんまの味がしました。味のハーモニー♪とかは全くありません。御飯の上にかかった「ふりかけ」が泣かせますね。５００ウォン（約６００円）

  2006.05.07

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  宝くじ

  日本はＧＷだし、みんな忙しくて私の日記なんか読まないだろな～。なんてすっかりサボりぎみの今日この頃ですが、久しぶりの日記です。さて、先日の日記で、どうやら私は旦那の一家にとって「福の神」らしい。という話を書きました。もともと私は占いとか全然信じてませんが、「ま、義両親との関係が丸く納まってる理由がそれなら　なんでもいっか。」なんて程度に思ってました。その占い師の話を聞いた時、「フンッ」と鼻で笑っていた旦那ですが、どうやら心のどこかで気にはなっていたようです。昨日、スーパーに買い物に行った時、宝くじコーナーの横を通りました。日本にもありますけど、「ＬＯＴＴＯ」っていう、自分で好きな数字を選ぶタイプの宝くじがありますよね。それを見た旦那が「やろうやろう」としつこく言います。１口１０００ウォン（約１２０円）ですから、５口やっても６００円。６００円で１週間夢が見られるならまぁいいかと思ってやることにします。「適当に選んでよ」と、私が言いますと「いや、まかせるから全部祐子がやって」と、旦那が言います。（ははぁ～、さては「私が福の神説」を信じとるなこいつ）ってな訳で、私が適当にやりました。本当に適当にやってたもんですから、数字を６個選ぶところを７個もチェックしてしまい、２度もやり直すはめになりました。当たると、２億円くらいもらえるそうです。「もし２億円当たったら～」なんていろいろ考えてみたんですが、「韓国は銀行の利子がいいから、普通に銀行に預けておいても　贅沢しなきゃ利子だけで生活できるじゃん。」って、真っ先に思った自分の器の小ささにびっくりしましたが、こう考える日本人（名古屋人）ってけっこう多くないですかね。でも、こういう時、韓国人って間違いなく「ビジネスやる」って言います。ビジネスのビの字も知らない人でも、とりあえずビジネスです。料理なんか全く知らなくても、とりあえずレストランを開店してみたりなんかしちゃったりします。そしてかなりの高確率で失敗して、１年後にはまた一文無し又は逆に借金かかえてるパターンが多いです。韓国人って基本的にギャンブラーです。さてさて、当選発表は明日土曜日。明日には私のあげまん伝説の真偽がはっきりすることでしょう。本日の衝撃的映像　　「韓国的猫」「二億円あたったらどうしよっかニャ～♪」

  2006.05.05

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  釜山国際モーターショー

  我が家から車で１５分くらいの所に「ＢＥＸＣＯ」っていう大きな会議場があるんですが、＜ＢＥＸＣＯ＞そこで「釜山国際モーターショー２００６」っていうのをやってるらしいので、旦那と行ってまいりました。入場料は６０００ウォン（約７００円）。旦那は「高い」って言ってましたけど、日本とかに比べたら全然安いんじゃないですかね。会場に入りますと、各社の新型モデルが展示してあります。こういうショーのお約束ですけど、車の横には必ずコンパニオンのお姉ちゃんが立っております。釜山ではついぞ見かけない綺麗なお姉さん揃いですので、ソウルあたりから出張しているんでしょう。しかし、やっぱりナルシスト韓国人。コンパニオンという自分の立場を忘れて主役の自動車よりも目立っちゃってるお姉ちゃんも数知れず。おめーが邪魔で車が見えねーんだよっ！なんてのはあたりまえです。メーカーの人、文句言わないんですかね。それにしても、あんた。ボンネットの上に乗って、そのお色気ポーズはいかがなものか。「いらっしゃ～い♪」天下のジャガーも、かたなしです。そして、その姉ちゃんを舐めるようにカブリつきで見る男。このお姉ちゃん、この後もボンネットの上に乗ったり降りたり忙しくいろんなポーズを作りまくっておりました。どこもかしこもこんな感じですから、もう車見に来たんだかお姉ちゃん見に来たんだかわからんくなってきました。いや～、あれですよねぇ。もう車なんかそっちのけで、お姉ちゃんの写真ばっかり撮ってる野郎ってのは世界中どこ行ってもいるんですねぇ。もう、みんな必死の形相なんで、笑えます。中には、お姉ちゃんと肩組んで写真撮ってるずうずうしい奴もおります。お姉さんも仕事ですから、笑顔でやってます。一人やると「じゃぁおれも」「俺も」「僕も！」ってキリがありません。仕事とはいえ大変です。「あいつらは、入場料６０００ウォンのモト取ってるよな～」と、旦那が笑っておりました。普通なら口もきいてもらえないような綺麗なお姉さんと写真撮り放題ですから、６０００ウォンなんて安いもんです。でも、よく見てると、人だかりがある車っていうのはみんなお姉ちゃんがかわいいんです。決して車がかっこいいとかじゃないです。逆に、けっこうかっこいい車なのに、誰もいない車のお姉さんは「スタイルはいいんだけどねぇ・・残念。」ってなパターンが多いです。みんなも「誰でもいい」って訳でもないようです。ジャガー、アウディー、メルセデス・・・なんていうヨーロッパ車コーナーを過ぎると、奥の正面にドーン！　と、出ました韓国車。先日、会長が逮捕されちゃったヒョンデやら、デウやらＫＩＡやらの車がズラーっと並んでおります。日本の皆さんなんか見たことも聞いた事もないような車が会場の半分以上、しかもベストポジションを占拠している訳です。こうなってくると、私のにわか愛国心がわいてくる訳でして「ちょっと、日本車はどこにあるのよー！」なんて、旦那に食ってかかる私。旦　「う～ん、どこだろうねぇ・・。　あっ！あったレクサスだよ！」レスサスのブースが片隅にあり、２、３台展示してあります。その近くにホンダもありますが、これまたショボく２台ほど展示のみ。私　「こんなんじゃなくてさー、ＴＯＹＯＴＡとか、ＮＩＳＳＡＮとか、ＭＡＴＳＵＤＡってのが、ドーン！とないわけ？」旦　「そりゃあるに決まってるよー」会場をぐるっと一周したうちらですが、ついにトヨタのトの字も、日産の二の字も、マツダのマの字もなーんもありませんでした。ふざけんじゃないわよっ！これって「国際モーターショー」でしょ！「インターナショナル」って書いてあるじゃん。こんなんで、インターナショナルが聞いてあきれるわよ。世界のトヨタも展示しないで、国際ショーだなんてちゃんちゃらおかしーわ。こんなんただの「韓国モーターショー」やん！金返せ～！なんて、私がぶーぶー言っておりますので、思わぬとばっちりを受けた旦那が「韓国の車ってさー、けっこう日産のデザインとかそのまんま使ってるからさ、元祖を一緒に並べるとまずいんだよ。きっと。」なんて、韓国人代表として私に説明しております。「ふんっ。しかたないわね。ケーキ食べに行くわよ。」って、そんな感じで終わったモーターショー見学。先週末の銭湯事件に引き続き、今週末もストレスためまくりの私でございます。

  2006.04.29

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  薬局にて

  本日は、ちょいと下の話になりますので、お食事中の方は、食後に又お越しください。いや実は、ここだけの話なんですけど私どうやらぼ○こう炎になったらしいんです。んで、２日間療養しておりました。あ、すでに完治モードですので、ご心配無く。土曜日の晩くらいから、トイレで「どうもキレが悪いな～」なんて感じでした。５年くらい前に一度なった時と似た感じでしたのでその晩は水分いっぱい取って早めに寝ました。んでもって、日曜日、月曜日と２日間経ちましたが一向に良くなる気配がございません。元々、薬を飲むのが大嫌いな私ですので、普段からよっぽどの事じゃないと薬は飲まないのですが、今回は薬局で薬を買って飲むことにしました。こんな時に限って頼みの旦那は留守でしたので、自分で自宅前にある薬局に買いに行くことにしました。とは言うものの、韓国語レベル１の私が「ぼ○こう炎」なんていう単語を知ってるわきゃありません。しかーし！こんな時に登場するのがこれ！じゃーん！電子辞書！こいつは私と違ってかなり頭がいいので、知らない単語なんてございません。これで、ピッポッパッと単語を探しまして、店員さんに見せればＯＫじゃないですか！ノープロブレムです。さっそく電子辞書片手に家を出た私ですが、「なんで、よりにもよって”ぼ○こう炎”なんだ」とか思っちゃう訳です。これが「ちょっと風邪ぎみなんです～」とか、「喉が痛いんです～」とかだったら、かわいいんですけど、よりによって「ぼ○こう炎」こんな単語を言うのもちょっと恥ずかしいですけど、文字にして見せるのは、かなりこっぱずかしいんじゃないか。とか思っちゃった訳です。しかも私の電子辞書、無駄に大画面だし。うちの近所って、外人が少ないので私って、良くも悪くも近所じゃちょっと目立つ存在でして、一度行った店に、二度目に行った時すでになぜか店員の全員が私が日本人だと知っているという感じです。そんな私が、うちのまん前の薬局で「ぼ○こう炎」の薬なんか買った日にゃぁ「ちょっとー奥さん、聞いた～？　あそこの日本から嫁に来た人　ぼ○こう炎らしいわよ～」なんて噂が広まるとも限りません。もうちょっと離れた所にある薬局に行こうかしらなんて思っちゃう、かなり小心者の私ですが、思い切ってまん前薬局に行くことにしました。店内に入ると、白衣を着たお姉さんがいます。（女性店員で良かった～）なんて思いながら私　「アンニョンハセヨー」店員　「どうしましたか？」私　「この薬を探してるんですけど・・」←英語店員　（は？　という表情）　電子辞書に「ぼ○こう炎」と入力して、韓国語変換して画面を見せる私。店員　「あ～、○○ねー。」（ウンウン、とうなづく店員）私　「イッスムニカ？（ありますか？）」店員　「○△＃＄％＆＊＠○■△　ニダー。」なんですと？何言ってるのかさっぱりわかりません。私が「？？？」な顔をしていたらしく、店員さんがもう一度店員　「○△＃＄％＆＊＠○■△　ニダー。」かろうじて「病院」っぽい単語が聞こえました。（後で韓国語で病院は「ビョンウォン」と知った私。）ははぁ、病院に行って処方箋をもらって来いと言ってるんやな。私の想像力を最大限に発揮しまして「病院」という単語からそんな答えが出ました。で、電子辞書に「処方箋」と入力して見せる私。店員　「イエース！」←なぜか英語ちっ、めんどくせーな。と思いながらも、決まりですからしょうがありません。とりあえず撤収です。私　「カムサムニダー」店員　「ソーリー！」←なぜか英語そんな感じで、無駄足に終わった私ですが、病院行くのもめんどくさいので、家で水分いっぱい取っておとなしく休んでたら直りました。あとは、あの店員さんの口が固いことを祈るのみです。本日の「誤字フォー！」これはぜひ「東北弁」調で読んでみてください。

  2006.04.25

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  ２００６年イチオシ韓国人俳優

  実はわたくし、旦那が韓国人のくせに韓国ドラマにはさっぱり興味がございません。あの「冬のソナタ」ですら、一話も見た事がありません。韓国ドラマはいくつか観た事があるのですが、・美女＋不治の病・実は異母兄弟だった・身分の差で結ばれないカップル・ストーリーがだれてくると誰かが死ぬ・登場人物が多すぎ＆関係が複雑という韓国ドラマ共通の黄金のお約束ルールにいまいち入り込めず今に至ります。そんな反韓流な私ですが、本日は「２００６年一押しの韓国人俳優」を紹介したいと思います。その俳優は、　　キム・テウク　「は？誰やそいつ？」と思ったあなた。→　あなたは至って正常です。「あ、なんか聞いた事あるかも、その名前」と思ったあなた。→　あなたはけっこう韓流マニアです。または、ただの勘違いです。「知ってるー！その人！」と叫んだあなた。→　あなたは究極の韓流オタクです。冬ソナ離婚も近いです。　　そのまま突っ走ってください。と、そんな感じのキム・テウクさん。知る人ぞ知る、っていうか全然無名な俳優です。なんで私が知ってるかって、旦那の友達の弟なんです。彼がどれくらい無名かって、先日、私が釜山で結婚式した時も来てくれたんですけど、パーティー会場にいる大勢の韓国人招待客が誰一人として気づかなかったくらいの無名さです。「ねぇ、もしかしてあの人、俳優のキム・テウクじゃない？」ヒソヒソ・・「エー！マジー？　サインもらっちゃう？」なんて、会話はついぞ一度もなかったそうでございます。彼、出演作品数としてはけっこう数こなしてまして、韓国映画とかドラマを見てると、ちょくちょく出てきます。最近ですと、ウォンビン主演の「マイブラザー」とか、チャン・ドンゴンの「チング（友へ）」に出てました。昨日も、テレビで「ドクター・ケン」観てたら出てました。だがしかし、悲しいかな彼の役柄はいつも決まってチョイ役です。「ウォンビンと敵対する不良グループのボス」とか、「物陰に隠れてて、主役のヤクザを背後からナイフでブスッ」とやる役、なんかです。彼がなぜ主役になれないか、って、理由はただ一つ　顔　　です。どこが悪いっていうじゃなくて、あえて言うならば「普通すぎる」んです。かっこいい主役タイプでもなく、かといってヤクザの親分的な迫力には欠ける・・・という、にんともかんともニンニンな中途半端さです。演技力は決して悪くはないと思うのですが、どう転んでも韓流スターの仲間入りは無理かと思われますので、もうこの際、脇役を極めて欲しいなーと思う今日この頃です。そんなテウクさんですが、将来は川谷拓三もびっくりな名脇役になる可能性もほんのちょびっとありますので、あえて推薦させていただきました。ちなみに、テウクさんの実兄で、うちの旦那の親友でもあるドーフン兄貴ですが、こんな顔です。　「どうも！兄です。」ある意味、お兄さんの方が主役顔(ヤクザの親分とかさ）です。　

  2006.04.14

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  赤ちゃんの不思議

  私、自分にまだ子供がいませんので、赤ちゃんとじっくり触れ合う機会がなかなかございませんでした。しかし、我が家から車で５分ほどの所に住んでいる下の義妹ドーヤンに赤ちゃん（ジェミ・１ヶ月半）が産まれてからというもの、なにかと触れ会いまくっております。いや～、いいですねー。赤ちゃんって。顔見てるだけで心が安らぎます。究極の癒し系です。って言っても、私はジェミ君のご機嫌の良い時にホッペをプニプ二～なんてして、泣き出したら速攻で「ちょっとー！ドーヤン、ジェミが泣いとるでー！」（←自分で泣かしたんだろっ）なんて言う無責任女ですので、そんな悠長な事が言えるのかと思います。ドーヤンにしてみたら、最悪な義姉です。きっと、「もう来るな、ボケッ」とか思ってると思います。実はうちの旦那、かなりな子供好きで、ジェミの世話をほんとーによー見ます。それはそれはうれしそうに、あやしております。実の妹の子供ですから、かわいさもひとしおでございましょう。そんな旦那の姿を（よしよし、うちらの子供が産まれるまでに、よー練習しとけや）と思いながら眺める私です。突然ですけど、赤ちゃんって、すんごいオナラしますよね。音も臭いもパワーも大人顔負けのやつです。あんな小さな体のどこからそんなパワーがうまれてくるのか、ほんと不思議です。ナショナルジオグラフィックで特集して欲しいくらいです。で、この前、義妹がちょっとトイレ行くっていうんで旦那がジェミを抱っこしてたんですが、そん時にジェミがすんごいやつを３連発くらいしたんです。しかも涼しい～顔して。「は？　今なんかありましたっけ？」と言わんばかりに、薄目を開けてすっとぼけた顔しておりますので、うちの旦那がジェミに向かってにぎりっ屁してみたんです。そしたら、ジェミがこんな顔「くっさ～」したんで、旦那と２人で腹かかえて笑ってしまいました。嗅覚もしっかり発達しているようで、一安心です。はい、もちろん義妹には内緒です。バレたら殺されますから。　本日の「誤字フォー！」ランチスペシャリなり～　（By:キテレツ大百科）

  2006.04.13

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  占い

  韓国人って、占い好きな人が多いです。結婚、出産、就職、入学・・・Etc.人生の節目には必ず占い師の所に相談に行きます。そんな事くらい自分で決めろよ！って思うような事まで占い師に決めてもらう人もいます。私は、基本的に占いとか迷信とか信じない人間です。雑誌の最後の方にある占いページとかめったに見ませんが、良いことが書いてあると、それなりにうれしいという程度です。そんな私からすると、やたらと占い占いとうるさい韓国人はかなり理解に苦しむ訳です。韓国人の友達を「今週末ビーチ行こうよー！」と誘ったところ、「今年の夏は水に近づくなって占い師に言われたから行かなーい。」と断られた事もあります。バッカじゃねーの。そんなら銭湯も行くなよ。ってな感じです。実は、うちのシオモニ（義母）もけっこうな占いマニアです。１月にプサンで結婚式した時も、占い師の所で日取りを決めてもらってきました。しかし、その日がたまたま日本の祝日と重なり、航空券がバカ高かったため、「日本から来る友人や家族に悪いので、変更できればありがたい」と言ったところ、サクッと次の週末に変更になったのでそんな程度の事かもしれません。また１ヶ月半ほど前、義妹が出産したのですが、その子供の名前も占い師に命名してもらいました。占い師に３０００００ウォン（約３５０００円）払うと誕生日やら出生時間から割り出した、名前の候補をいくつかFAXで送ってくれるそうです。１０個くらいの候補名を見せられ、「ねぇ、どれがいいと思う？」と、聞かれましたが、はっきり言って韓国人の名前って、私にはさっぱりわかりません。男女の区別もつきません。ヨンジュン、ビョンホン、ドンゴン、ドンウォンどれが一番かっこいいか？じぇんじぇんわかりましぇーん。強いて言うなら、サンウのファンですけど。っていう程度です。義妹夫婦もなかなか決めれなくて、結局決まったのは赤ちゃんが生まれてから１ヵ月後でした。日本じゃありえん話です。それまでの１ヶ月間は「おちびちゃーん。」とか「ドンガンセーイ（子犬ちゃん）」とか呼んでました。どうでもいいけど、早く決めろよって人事ながら思いました。ちなみに義妹の出産以上に難産だった、この命名　材珠（ジェミ）に決定。　かっこいいのか悪いのか私にはわかりませんが、運勢はすごく良いそうです。さて、私の義両親はすごく私に優しいです。「好きな物を食べて、好きな事だけしなさい。」「ストレスためないように、日本にちょくちょく帰りなさい」なんて言われます。ほんとVIP待遇です。旦那は両親に「とにかく何でも祐子の言う通りにしなさい。」と、結婚した時に言われたそうです。確かに義両親はいい人ですが、さすがにこれはちょっと変だ、なんか怖い、きっと裏があるに違いない。と、ずっと思っていたのですが、最近その理由が判明しました。うちらが結婚する時に、シオモ二が占い師の所で２人の相性を聞いたそうです。で、占い師の診断は、「この女（私）によって、あなたの息子は財を成すでしょう。　この女をあなたの家族に迎えることにより、あなたの　家族はとても栄えるでしょう。　また、この２人の子供は将来、とても有名な人物に　なるでしょう。」え？もしかして、この占い思いっきり信じちゃってるの？　もしかして、一家の運命を私に託しちゃったの？だから、こんなVIP待遇なの？もうどうでもいいですけど、このヤブ占い師に感謝。占いマンセー（万歳）！本日の「誤字フォー！」正解：ビビンバこういう誤字を見つけると、カタカナの「ソ」と「ン」は似ているという事に改めて気づく訳です。っていうか「若大根」ってなんやねん！加山雄三？あ、それは若大将。（さぶっ）

  2006.04.11

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  世代の差

  旦那と自分の子供時代の話をするたびに思うんですが、話の内容が一世代分違うんです。旦那の子供時代の話と、私の母親が子供の時の話がかなりかぶるんです。まさに、１世代です。たとえば、テレビを持ってるのは金持ちの家だけなので近所の友達の家で見ていた。しかし、そこの息子が嫌な奴で「俺の言う事きかないとテレビ見せないぞ。」なんて事を言うんだけど、テレビが見たいので仲良くしていた。だとか、バナナは高価で、病気の時しか食べれないのでよく仮病を使ってバナナを食べていた。とか、そんなたわいもない話なんですけど、そんな話を聞くたびに、「あー、韓国って急に発展した国なんだなー。」と、実感するわけです。ところで、旦那の実家は我が家から車で１５分程のところにありまして、ちょくちょく、シアボジやらシオモニがうちに寄ります。うちの義両親は韓国人にしては珍しく、人の家に長居をしない人間なので用件を済ますと、とっとと帰りますのでそれはいいんですが、その義両親、うちに来るたびに御丁寧に手土産を持ってきます。その手土産っていうのが、決まって　巨大な房のバナナなんです。どれくらいでかいって、軽く２０本は付いてるようなやつです。サルでもなきゃ食べきれません。バナナケーキとか焼いてみたんですけど、それでも食べ切れなくて冷凍してみたりもしたんですが、それにも限界があり前回は半分くらい捨ててしまいました。なんでいつもバナナなのか？と、旦那に聞いてみたところ「アボジにとっては、今でもバナナは高級品なんだよ。」との事。今は、韓国でもバナナは庶民のフルーツですけど、シアボジの頭の中はまだ　手土産　＝　バナナ　なようです。いただいた物に文句を言うのもなんですが、バナナ食べ過ぎてもう鼻からバナナが出てきそうなくらいですので、「バナナなんか見たくもないんじゃ！」というような事を、やんわりと遠まわしに言ってみました。そして、昨日　また用事でシアボジがうちに寄ったんですが、なんと今度は　洗面器に山盛りのイチゴ　　でした。そんなわけで、昨日からビタミンＣとりまくりの私ですが、先日、バスで外出した時の事。バスの中で、つり革につかまって立っていたところ、目の前に座っていたアジュンマが、私の手提げバッグを引っ張ります。「なにすんのよ！頭おかしいんじゃない！」とビビった私は、しっかりとバッグを押さえます。あきらめたアジュンマは、今度は私の隣に立っているお嬢さんのバッグを引っ張ります。するとそのお嬢さん、すんなりバッグをアジュンマに渡したんです。え～っ！っと一人心の中であせっている私をよそに、アジュンマはそのお嬢さんのバッグを自分のひざの上に置き、お嬢さんは「ありがとうございます。」とアジュンマにお礼を言っています。どうやらアジュンマは、お嬢さんの荷物を持ってあげたようです。いや～、釜山に来て初めて心が温まる光景でしたね。一瞬「武装スリ団か？」と思った自分が恥ずかしいです。そういえば、うちの母が高校生の時、重い学生カバンを座ってる他の乗客に持ってもらった話をしていました。やっぱり、一世代違うのね～と思った今日この頃です。本日の「街で見かけた変な物」シリーズこの自信満々の看板がなんかムカつくので、いつか、この店で「こんなまずいもん食えるか～！」と暴れてやろうとか思います。

  2006.04.10

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  日韓カップル

  他の日韓カップルの皆さんのブログを読んでいると両親に結婚を大反対されたという人はけっこう多い。歴史的背景を考えるとしかたないのかもしれないけれど、「そこまで反対しなくても」という話も少なくない。ちなみに、うちら夫婦は交際期間がすごく長かったことと、留学先ではずっと一緒に住んでいたのもあって、「あ～、あの二人いつか結婚するんだろうな～」と、お互いの両親はなんとなく予想していた感じだった。旦那の両親がＮＹに遊びに来た時は、うちらのアパートに泊まったし、私の母や叔母が来た時は旦那も一緒に飲みに行ったりもした。そんな私が始めて親に「韓国人と付き合っている」と話した時の親の反応を思い出してみた。よく覚えてないけど「あんたがこの人だと思うなら、国籍は関係ないんじゃない？」みたいな感じだったと思う。で、旦那にも義両親の反応を聞いてみた。旦那が韓国の両親に電話して「日本人と結婚するつもりで付き合っている。」と告白した時、シオモニは「そりゃよかったー！　今の時代、結婚するなら日本人よ！」と、大喜びだったそうだ。予想外の反応にびっくらこいた旦那が「え？なんで日本人女性がいいの？」と聞くと、「だって、日本女性はみんなおしんみたいに忍耐があって、つつましいんでしょ？最近の韓国人の女はみんな甘やかされてるから贅沢三昧だし根性無いし、ぜんぜん優しくないからダメよ。」と、言ったそうだ。　おしん？ちょっと待て。それはお義母様、「韓国人の男はみんなヨン様みたいだ。」と信じている、一部の能天気日本人アジュンマと同じ感覚ではあるまいか。まさか、私がおしんであるという前提でうちらの結婚に賛成したのではないだろうか？悪いけれど、おしんのかけらもない私。いやむしろ、バブル景気の最後をエンジョイして、バブルがはじけた後も、いつまでもバブルを引きずっていた最悪な世代。っていうか、今時おしんみたいな日本人っているのか？そんな私が釜山に嫁いで２ヶ月。私と小林綾子とのあまりにも大きすぎるギャップを知った今、シオモニもさぞや落胆しているだろうと、旦那に聞いてみた。すると、「おしんも、留学すると　アメリカナイズされちゃうみたいね。ははは。」と、言っていたそうだ。ま、そういうことでこれからもよろしくお願いします。本日のＢ級グルメロッテリアの「激辛イカバーガー」レジのお姉さんが「すごく辛いですけど、いいですか？」と確認するほどの激辛バーガー。残念ながら、私は半分も食べれず。イカのすり身を唐辛子で超辛く味付けしたのを、コロッケみたいに揚げたやつが挟んであります。包み紙のイカの絵もイカしてます。（さぶっ）

  2006.03.30

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  航空券GET！

  無事にビザも下りて、晴れて自由の身となったので、さっそく日本行きの航空券を予約した訳で。航空券がバカ高い韓国では、日本行きのチケットが６万円くらいしちゃったりします。たかだか１時間半の距離なのに、アメリカ行けちゃうお値段。貧乏人がちょっと里帰りするにはかなり厳しいお値段。あんた１月に嫁に来たばかりのくせに、もう里帰り？セレブな御身分やのー。と思ったら、大間違い。今回は貯まったノースウェスト航空のマイレージで無料なのね～ん！しかし、ちょっと問題もございまして、ノースウェストは釜山から名古屋の直行便は無いので釜山～成田～名古屋というめんどくさいルートな訳で。しかも成田での待ち時間が４時間半もある訳で。直行便なら１時間半で行ける距離を、合計８時間もかかる訳でーーーーっ。だがしかし、背に腹は変えられません。逆さにしても鼻血も出ない旦那から、６万円なんて金額が出るわけないのですから、あきらめるしかありません。なんせ無料なんですから。８時間で６万円稼いだと思えば、楽勝です。とにかく、ゴールデンウィーク明けに里帰りできる訳で今から「日本で食べたい物リスト」を作る私です。ところで、航空券と言えば、私が１月に釜山に嫁に来た時の話。名古屋から釜山までの片道航空券を買おうと、旅行会社に勤める友人にいろいろ調べてもらった所、これがマジ高い。格安航空券というのは、基本的に往復での販売なので片道だけの場合は、正規運賃の半額のお値段になり、結果、往復の格安航空券とほとんど変わりないという事らしい。アホらしいと思った私は、陸路で行くプランを立てた。名古屋～博多　・・・　新幹線博多港～釜山　・・・　フェリーというルート。新幹線代　１６０００円（金券ショップにて）フェリー代　９０００円＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿合計　　　　２５０００円航空券片道よりも２万円くらい安い！「私って、超頭いいー！」貧乏人な私は値段だけで、このプランに飛びついた。この後、マジで後悔するとも知らずに・・・当日朝、地元の駅で始発電車に乗る。名古屋駅で重いスーツケースと、嫁入り道具のナショナルホームベーカリーを抱えて、死にそうになりながら新幹線乗り場行く。博多までのぞみで３時間半。博多駅からタクシーで博多港まで１０分。フェリー乗り場で、韓国から日本へ買出しに来た韓国アジュンマにもまれながら、待つ事１時間半。フェリーに揺られること６時間。釜山港に迎えに来ていた旦那の顔を見た時、ひざの力が抜けました。早朝実家を出発してから、到着まで丸一日の行程。シアボジ（義父）には、「お金出してあげるから、今度からは航空券買いなさい。」と、半分あきれ気味に言われる始末。はい、二度としません。本日の１枚「無愛想なアジュンマ店主に代わり、　　　　　　　　自ら愛想を振りまく商品」　え、笑顔・・・チャガルチ市場　豚の頭専門店にて

  2006.03.25

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  グリーンカード

  １ヶ月くらい前、韓国の長期滞在ビザを申請した。これは、韓国人の配偶者に与えられるビザなので、うちらが本物夫婦だという証明をしなくてはいけない。戸籍謄本やら、いろいろ書類を提出したけれどうちら夫婦がよっぽど胡散臭かったのか、仲悪そうに見えたのか「後日、移民局係員がお宅を訪問しますので、　その時にお二人が本当の夫婦だと確認できたら　ビザを発行します。」っつー話やった。それ以来、いつ家庭訪問に来るのかドキドキしながら待っていた。んで、今朝早く旦那の携帯に移民局から電話がかかってきた。「家庭訪問は中止になりました。　代わりに面接をしますので、１時に移民局まで来て下さい。」おーっ、遂に来たー。こういう展開で思い浮かぶのは映画「グリーンカード」独身者には賃貸権利が無いアパートをどうしても借りたいアメリカ人の独身女と、グリーンカードが欲しいフランス人男がお互いの利益のために偽装結婚する話。お互いの事を全く知らない２人は面接の時にいろいろ質問されても答えれるように、あらかじめお互いの服の好みやら、好きな食べ物やらを確認する。で、オチとしてはフランス男が、奥さんの事を知りすぎていたのが逆に面接官に怪しまれ、偽装結婚がバレる。普通、奥さんがどんな化粧品使ってるとか旦那が知ってる方がおかしいってな話だった。で、そんな映画のシーンをふまえつつ、念のためにいろいろ再確認するうちら夫婦。旦「俺らってどんな歯ブラシ使ってたっけ？」私「そんな事、質問されんて。」旦「いや、念のため。　　あ、俺らが知り合ったのって、何年だっけ？」意外と気が小さい旦那。でも、改めていろいろ確認してみると、意外とお互いの事は知らないもんだと気づいた。←無関心とも言うで、いざ移民局へ。面接ルームへ入ると、のび太君風の若い面接官がのび太「さ、おかけください。コーヒーでもどうですか？」（え？お客様扱い？　なんかいきなり好感触）旦「あ、いただきます。」のび太「おととい、奥さんの携帯に面接の連絡の電話したんですけど、　　　　電話切られちゃいましたよー。」旦「え？　電話あったの？」私「あ！そういえば、なんか電話あったけど、韓国語で何言ってるか　　わからんかったから、切っちゃったわ。」旦「げー！マジー？　あー、本当に申し訳ありませんー！」のび太「いいんですよー。」・・・ありえないくらいバカすぎる私。　　懲りずにもう一回電話くれた、のび太に感謝なにはともあれ、・うちらがいつどこでどうやって知り合ったか・お互いの家族のこと・貯金額、財産等々を質問され、１０分ほどで無事OK。のびた君いわく「日本人で偽装結婚してまで韓国に住む人はいませんから　ぜんぜん疑ってませんでしたよーん。　問題は中○大陸の方達なんですー。」との事。しかも、「奥さん、日本語の先生とかやったらどうですか？　よかったら仕事紹介しますよー。」のびのび太ーー！おまえは、なんていい奴なんだー！のび「日本に帰国する予定とかありますか？」私「たぶん５月くらいに。」のび「じゃ、大至急ビザ発行しますね！　　　　２週間くらい待てますか？」私「大丈夫です。」のび「ありがとうございます。」え？　私、お礼言われてる？なんか立場逆転？のび太、あんたは面接官の鏡だよ。すばらしすぎるよ。アメリカのイミグレの連中に、爪の垢でも煎じて飲ませたいよ。釜山イミグレ、最高

  2006.03.22

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  韓国語スクール

  ＷＢＣ優勝バンザーイ！自国がからんでないと、いたって冷静な韓国人。うちの旦那もおとといとは打って変わって、「日本ガンバレー！」「打てイチロー！」と、日本を応援。一瞬耳を疑いました。っていうかさー、最後のバッターが三振して試合終了と同時に番組終了ってどうよ！で、なんでまた韓国の好プレー集で〆るん！？もうええっつーの。王監督の胴上げシーンとか見せろ！バッキャーロー！なにはともあれ、ＷＢＣ終了とともに我が家の日韓戦も終戦。平和が一番です。話はサクっと変わり、遅ればせながら韓国語教室に行き始めた。釜山で韓国語習うっていったら、釜山大学内の韓国語クラスが有名だけど、授業料も高いし、次の学期は６月から。ってな訳で、釜山大学そばにある個人がやってる学校へ行くことにした。ここは、韓国人の女性が一人で切り盛りしてる小さな韓国語学校。Janne先生は海外で働いていた事もあるので、英語もペラペラ。早口で機関銃の様にしゃべる、かなりアグレッシブな女性だ。昨日、学校を見学した時に先生　「ユウコさんの韓国語レベルはどうですか？」私　「ハングル文字もやっと読める程度で、知ってる単語も　　　数えるほどですから初歩の初歩だと思います。」先生「いやー、日本人の生徒は皆さんそうやって謙遜されるんですよー。　　でも、みなさんけっこう日本で勉強されてますから、　　レベル１のクラスを受けて、簡単すぎるからって　　上のレベルに行くのが普通ですよ。　　日本人の生徒さんは皆さん、レベル２以上です。」私「いや、でもやっぱりレベル１でお願いします。」先生「じゃ、簡単すぎたらすぐに言ってくださいね。」んでもって、今日が初日。レベル６段階中、私が受けたのはレベル１のクラス。このクラスは１ヶ月前にスタートしたそうで、私はみんなよりも１ヶ月遅れのスタート。生徒は私を含めて７人。カナダ人２人、アメリカ人４人、日本人（私）１人。きゃー、なんかニューヨークに戻って来たみたいー。韓国アジュンマに疲れた私にとって、現実逃避するには最適なクラス。みなさん（みごとに全員）韓国では英語の先生をやってるそうだ。んで、授業開始。先生が「先週末は何をしましたか？」と聞くと、みなさん「友達とビールを飲みに行きました。」だとか「屋台でポンテギ（虫のサナギを料理したやつ）を買い食いしましたが、　劇マズかったです。」とか、ちゃんと韓国語で答えとるやん！なんか、すごいやん。この光景。いや、これって完全な私の偏見なんだけど、いわゆる「いかにも外人」な外見の人が、「アンニョンハセヨー」「ナンシー　イムニダー」とか、韓国語を話すのがなんかすごく不思議に感じる。いかにも外人イメージ日本人とかアジア系の人が韓国語しゃべっても、ぜんぜん違和感ないんだけど。でもみんな１ヶ月でこれだけ話せるってすごいやん。これって、ほんとにレベル１？私、ぜんぜん駄目じゃん。自己紹介もしどろもどろやん。一番話せそうな顔してるくせに。旦那が韓国人のくせに。はずかぴーーー！授業終了後、先生に聞かれた「どうでしたか？　簡単すぎましたか？」「先生、レベル０とかないんですか？」　すいません・・・謙遜しない日本人もいるっつー事で。

  2006.03.21

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  釜山のバス

  「汚い、危険、キムチ臭い」と３Ｋそろった悪名高き釜山パス。慣れるまでこのバスに乗るにはかなりの勇気と体力を必要とします。本日は、バスは安全な乗り物だと思ってる日本人の皆さんに、私が釜山に来てから２ヶ月間で習得した「釜山での正しいバスの乗り方例」をご紹介します。１、体を張ってバスを止めてください。日本のように普通にバス停で立っていると、バスはサクッと通過します。ですので、乗りたいバスが向こうに見えたら上半身を車道側に乗り出し、「乗りますー！」ってな無言のアピールをしてください。しかし、バスが減速したからといって油断してはいけません。バスは必ずしもバス停の前に止まるとは限らないのです。運転手の気まぐれで、バス停からはるか後方、又は前方に停車することもあるため、どちらの方向にもダッシュできるよう、常に反復横跳び状態で待機してください。２、すばやく手すりGETバスに乗り込んだら、身近にある手すりをすばやくつかんで下さい。最後の客が乗り込んだ瞬間にバスは弾丸スタートしますので、バス最後尾まで吹っ飛ぶ恐れがあります。また、バスは急発進、急停車を繰り返しますので、手すりは常に強く握っておいてください。３、車内音楽車内では、ドライバーの趣味で好きな音楽が”大音量で”流れています。演歌だったり、ラジオの人生相談だったりいろいろです。バスに乗った瞬間に、音楽で運転手の年齢がわかったりもします。４、降車準備はお早めに降りたいバス停が近づいたらボタンを押し、早めに後方ドアへ移動しておきます。バスが停車してからタラタラ移動していると、あなたがまだ降りていなくてもバスは容赦なく発車します。ここで注意しておきたいのは、釜山バスは「すべての客が降りたら発車する。」のではなく、「運転手が発車したい時に発車する。」と言うことです。又、バスから降りる時は左右の安全確認を忘れてはなりません。運転手の気まぐれで、３車線道路の真ん中の車線に停車することも多々ありますので、バスから降りた瞬間に、右方向から来た車にはねられる恐れがあります。以上が注意点です。釜山にお越しの際、バスに乗る機会がございましたら参考にしていただけると幸いです。

  2006.03.20

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• なまえ

  韓国に来てから、人を名前で呼んだり、人から名前で呼ばれる事が少なくなった。これは韓国の名前に関する習慣の違い。韓国では誰かを呼ぶ時に、その人の名前の代わりにお兄さん、お姉さんなどと普通名詞で呼ぶ事が多い。実の兄弟でない友達同士でも、ちょっとでも自分よりも年上なら「オンニ（お姉さん）」「オッパ（お兄さん）」と呼ぶ。韓国のドラマを日本語字幕で見ていると、この「オッパ」は「先輩」とか「兄貴」とか「お兄ちゃん」とかシチュエーションに応じて訳されているけど、韓国人の男は「オッパ」と呼ばれるのが好きだったりする。年下の女の子に「オッパーん」と甘えて呼ばれると、「お、俺って頼られてるのね。」と、世話焼きモードのスイッチが入る男がけっこういる。それを知ってて、何かおごってもらいたい時に「おっぱーん」攻撃をするビッチもよく見かけた。でも、友達同士ならともかく、スーパーなんかで、２０代とおぼしき若い店員さんが、どうも見ても自分の母親くらいの年齢の同僚アジュンマを「オンニー！」と呼ぶのを聞くと、なぜかゾクッとする。しかも、その呼び方は多様で、複雑。たとえば、私は義妹を「アガシ(未婚の若い女性の総称）」と呼ぶ。しかし私には義妹が２人いるので、区別するために上の義妹は「クンアガシ（大きい妹）」下の義妹は「チャグンアガシ（小さい妹）」ただでさえ、韓国人の名前は覚えにくいのに、それに加えてこのシステム。韓国に来たばかりの頃は、ほんと頭が痛かった（今でも）。そして、自分の名前を呼ばれないっていうのは、なんか寂しいもんでもある。韓国人でさえ、正月なんかに久々に親戚が集まると、なんて呼んだらいいのか迷う事もあるらしい、この複雑な習慣。先日、義妹の家に遊びに行った時、義妹の旦那SがS「ゆうこさんは、僕にとって義兄の奥さんじゃないですかー。　義兄の奥さんの事、なんて呼んだらいいのかわからないから、　インターネットで調べてみたんですよね。」ゆ「で、なんだったんですか？」S「○＃＊％＄＆＠　って言うらしんです。」一同「○＃＊％＄＆＠　？　なにそれ？」　　S「ぼくも、よくわからないんですよー。　　僕、ゆうこさんの事、なんて呼んだらいいでしょうか？」名前でいいだろっ！

  2006.03.16

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  温度差

  シオモニ（義母）から「サバと大根の煮物、いっぱい作ったんで食べに来てー。」と、電話があったので、旦那と行って来た。サバと大根の煮物って言っても、ここは韓国。醤油と砂糖とみりん、生姜風味なんていう味付けはありえません。お約束どおり、コチュカル（唐辛子粉）で真っ赤でございました。「辛い、辛い」と文句言いながらも、しっかりおかわりまでしたけどさ。このまえ出産したばかりの義妹は現在実家に滞在中で、義妹の旦那も仕事帰りに登場。一気に大人数になり、食後にみんなで韓国のスポーツニュースを観た。ワールドベースボールで、韓国がメキシコに勝ったらしく、皆さん大喜び。（あー、よかったざんすねー。　こんな余興ゲームで勝ったくらいで、そんなに喜ばんでもいいやん）と、一人冷静な日本人（私）。で、散々、韓国チームの好プレー集を見せられた後、「ちなみにー、こんな事もあったんだけどー。」みたいな感じで、日本×アメリカ戦で判定ミスがあった事もチロッと紹介。「ふざけんなっ！あんなの、絶対セーフやん！　あんなアホ審判、クビ　クビ！　王監督、もっと強気で文句言わなあかんて！」と一人興奮する日本人（私）。「あー、セーフに見えるよねー。」と、冷静リアクションの韓国人チーム（義家族）あんたら、韓国戦で同じ事あったら、怒り狂うやろ！と、思いながらも　他の国の事はどうでもいいのはお互い様やなーと思った今日この頃。では、　パクリ　フォー！コーナーこれって、私の友達の娘が好きな「どれみちゃん」じゃん？思いっきりパクられてるけど、名前は「れみＦ」ちゃんって、微妙にアレンジされてます。

  2006.03.13

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