泣き屋
みなさん、お久しぶりです。娘の手足口病が治ったと思ったら、見事に自分にもうつり、口内炎で3,4日まともに食事もしていなかった私。なんかゾクゾクするし、嫌な予感がするから、家でゆっくりしてたいわ・・・なんて思ってたら、旦那の遠い親戚が亡くなったとのことで急遽 お通夜へ行くことに。韓国の葬儀会場ってのは、病院に併設されている事が多いのですが今回も、病院の地下が葬儀会場。実に合理的というか。祭壇の前は、だだっ広いお座敷でございましてそのだだっ広いお座敷に、座敷机が30卓あまり置いてあり、お祈りを済ませた方に、そちらで軽食やらお酒やらを振舞うのですが、最近は外部の業者が仕切っているようでオバちゃん数人が、手際良く料理や飲み物をを運んだり片付けをするので、身内がやる事はまったくございません。私はなんか体調が悪いので、どこか横になる場所が無いか聞きましたら「ここで横になってればいいよ」と言われた部屋が、棺おけのすぐ横にある1畳くらいの超狭い部屋。(なんのための部屋やねん?)ま、たしかにだだっ広い会場だけど、横になれるような個室は見当たらないので、ここしかないんだろうけど壁の向こうは棺おけかと思うとちょっと妙な気分。しかし、頭もフラフラするしで、速攻で爆睡。で、30分も経った頃「アイゴ~ アイゴ~」という、さも悲しそうな泣き声の合唱で目を覚まし、個室の外に出てみますと、50歳くらいのオッサン3人が「アイゴー、アイゴー」と、大声で泣いております。大合唱です。びっくりしてましたら、旦那が来て「あ、アルバイトの人だから。びっくりしないで」あぁ、これが噂に聞く「泣き屋」か。葬式の会場で、悲しい雰囲気を出すために、要所要所でタイミングよく無く「泣き屋」を雇うって話を聞いた事はあるけれど、実際に見たのは初めてだったので、ちょっとびっくり。っていうか、故人は大往生のお婆ちゃんだったので、会場の雰囲気はどちらかというとなごやかな雰囲気で、花札やってるグループもあるしで、その泣き屋が妙に浮いているという、変な状況でございました。あの人達、アルバイト代いくらくらいもらってるのかしら・・・?なんて事を考えながら、帰路についた私でございますが、無理が祟ったのか翌日から39度越えの高熱~。この歳で、40度台の熱が出るなんて、かなりビビりましたが3日寝込んでなんとか復活いたしました。そんなこんなで、この1週間は、まったくミシンの国へ行っておりませんので何もUPできる作品がございません。トホホ。それでは、また新作できましたら、UPいたしまーす!