新宿スワン 1~3巻
【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】新宿スワン 歌舞伎町スカウトサバイ...価格:540円映画化ということで読んでみました。とりあえず3巻まで。なんせ38巻までありますからね。気長に読みます。2005年から『別冊ヤングマガジン』で連載されていた作品です。作者の和久井健さん自身もスカウトをされていたそうで、かなりリアルな内容です。【あらすじ】歌舞伎町スカウトサバイバル ここは新宿歌舞伎町───。白鳥タツヒコは仕事ナシ金もナシのどーしようもない19歳‥‥だった。ところがある日、スゴ腕風俗スカウトの真虎(マコ)に気に入られ、スカウトデビュー!! 女のコに声を掛け、水商売を紹介し、その紹介料で飯を食う歌舞伎町裏ビジネスの世界に足を踏み入れたのであった。(講談社サイトより転載)【感想】主人公のタツヒコがどうしようもないダメな男なんですけど、スカウトを始めてからとても輝いていきます。なんか、ダメなんだけどイイ奴だからこその人情味あふれるスカウト、みたいな。闇社会もタツヒコが絡むとなんか笑えるのがいいですね。潜入捜査にいったのに、キャバクラや風俗を堪能してしまったり、スカウトした女の子に騙されてお金貸しちゃったり。憎めない…。映画公開してから読んだので、どうしてもタツヒコ=綾野剛さんに置き換えてしまいましたけど。ちなみに真虎さんを山田孝之、裕香さんを沢尻エリカが演じるのかと勘違いしました。正解は真虎→伊勢谷友介さん、裕香は出番ナシで、アゲハ→沢尻エリカさん、でした。で、山田孝之さんはヒデヨシなんですけど、シャブの売人をやってたりで、3巻まででは超イヤな奴でした。なんか事情がありそうでしたけど。そしてアゲハはシャブ漬けになった風俗嬢。だけど普通の女の子に戻りたい、王子様が迎えに来てくれる、と信じている純粋な部分もあります。エリカ様がどんな演技を見せているのか気になりますね。で、マンガの話に戻りますけど。タツヒコは「スカウトは女の子の味方」だと思っているところが、なんとも素敵です。「男の子は女の子の味方だろ」なんて馬鹿っぽいんだけど、女子のツボを押さえてます。こんなスカウトいたら、水商売の女の子、みんなタツヒコ好きになっちゃうわー。ただ割とほのぼのした空気はこのあたりまでなのかもしれません。バースト(タツヒコたちのスカウト会社)の全員を敵に回し、シャブの入ったかばんをタツヒコに奪われたヒデヨシ。だいぶバイオレンスになりそうな予感です。この作品はゆーっくり読み進めることとします。(一気に読むと疲れそうだからねw)【蛇足】園子温監督が映画化ということで、どんな感じになるのか、とりあえず原作を読んでから映画をみたいと思います。ちなみに園さんの作品はいくつか見ていますけど、『冷たい熱帯魚』はとにかく衝撃でしたね。あまりにもグロくて最後は爆笑しながら観ました。そのうち、このブログでも映画の感想も綴ろうかなぁと思ったりもしてます。にほんブログ村