春
春という季節、何やらソワソワ、どちらかというと、希望に満ちたソワソワ・・・ってのが、世間のイメージかなと。でも、私の春は、どちらかというと、不安やら、悲しいい思い出やらでいっぱい。不安は言わずと知れた職場の不安。仕事をしないステキな人々との戦いに、そろそろ疲れてきている。そして思い出は、おいとこ。ついうっかり、不安に負けて、夜中にぐずぐず泣いてみたり。ホント、よろしくない。先日、私の孫も高校を卒業した。春を迎えるわけで。彼女には希望に満ちた未来が待っていることを祈っている。彼女は、高校を卒業すると同時に、ずっと続けていた吹奏楽部からも卒部した。最後の定期公演に行ってきた。彼らの奏でる音楽の一体感、バーンと耳に飛び込んできた瞬間、涙があふれてきた。その迫力に圧倒された。3曲、1年生から3年生まで全員で演奏したのち、残された1年生2年生の演奏を聴いた。その音は、かなめを失ったせいか、まだまだバラバラで、音も粗雑。でも、これからの吹奏楽部を育てていく希望に満ちた音、ってなことにしておこうかな。再び3年生を交えた演奏で盛り上がった後、栄光の架橋の演奏で送られて3年生退場。彼らは2回卒業式をしたんだなぁ…って。やりつくした充実感と満足感を孫に与えてくれた、吹奏楽部とその仲間たちに、感謝。それにしても、いつからこんなに涙腺が弱くなったんだろう。若いころ我慢したツケが回ってるんだろうか。やだなぁ。