ぬくぬく
排便は2つ半。 今日はカットへ。最近気温がぐっと低くなり、そうなってからの外出は初めて。なので上半身は、長袖ヒートテックの上に半袖Tシャツ。その上に半袖のダウンジャケットで行くことにした。そして、びっくりした。あたたかいぃ…。いや、それだけ着れば当たり前。怪我する前の自分ならそう思うだろう。だけど今は脊髄を損傷して全身麻痺。頸髄の4-6番を完全損傷して鎖骨から下の全ての感覚を失った身体。何もわからなくなった…が、トレーニングを続けて14年目。少しずつ変化を感じていたが、今日は驚くほどに違いを感じた。これだけの服を着ても前の冬は、暖かい!とは感じなかった。なんとなく暖かい気はしたが、裏を介せば寒くないだけとも言える。この怪我の状態になると、麻痺の部分は暑さ寒さもわからなくなる。なのに感覚がまともな首から、麻痺が始まる肩を通って、胸と肩甲骨と肘までが暖かいと感じる。首との境目も極端な温度の違いはなく、なめらかな感じ。凄い!これは自分自身に驚いた。間違いなく温感が回復している。しかも感じる暖かさの度合いと、動き(その部分で有効な筋肉)の回復度合いが比例している。最も早くから動きが出始めた肩甲骨周り。どちらかと言えば感覚が鈍い背中で、しかも骨が皮膚に近いから筋肉で感じ取りにくい肩甲骨周り。そこが1番暖かい。そして両肩。その次に肩から肘。そして胸。胸に関しては、前の冬はそんな気すらゼロだったのに。さらに細かく調べると、肩はどちらかと言えば左よりも右。肩から肘は完全に右腕。肩甲骨周りは左右あまり変わらず。胸はなんとなく左。どれもが、筋力の強さではなく、動きの神経の回復状態に比例していた。(単純な動きの強さではなくて、反応速度やコントロール性での比較)これらだけで完全な断言はできないだろうが、動きの神経が回復するのに比例して、温感の神経も回復していると考えられる。あー、ぬくぬく最高♪温感回復を狙ってトレーニングしてきた訳では無いから、これは…ご褒美ですな♪