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体温は36.3度。排便は2つ半。 今日の訓練はIさんKさんが来てくれました。ありがとうございます。歩行器立位は、脇を開いて肘をつかない動作を連続で。前屈と回転で、合わせて60回やったら左腕のコントロールが悪くなってきた。この感じ、疲れて変な緊張が出て強張りやすいパターン。なので歩行器を低くして、脇は開かないけど腕を曲げ伸ばす動きも必要な、歩行器壁立前屈を入れる。これは腕の曲げ伸ばしに頼り切った動きでは無いのと、回転とは違う体幹の使い方をするから、全身を軽くリセットできる。そして次へ。右側屈(歩行器壁立脇を開いて肘をつかずに右側屈)は、昨日と同じように、動いている間は一定の強さで力を入れ続けられた。回数が進むと左横腹に入る力の感覚が強く広くなっていって、力を入れ続けることのコントロールがしやすくなってきた感じ。左側屈(歩行器壁立脇を開いて肘をつかずに左側屈)は、右側屈の時のような感覚はないが、起き上がった時に横腹を引き締めるような感覚があった。引き締めるような感覚と表現したが、本当はどう言えばいいのだろうか?体幹麻痺により、腹筋や背筋といった上半身を支える筋肉が完全に動かなくなった。そんな状態でも麻痺の左右差で、麻痺が重い右半身側の横腹が右側へ出るように背骨が側弯する。これがどうにもならず、麻痺で腹筋も背筋もまともじゃないから、ただただどうにかしたいと思い続けて10年以上。昨年、おやっ?と思い、今年は力を入れると右横腹を踏ん張れる感覚がしっかりしてきた。そして最近右横腹を凹ます?ように力を入れて、お腹周りを引き締めるように踏ん張ることができるようになってきた。それは感覚だけでない。座ってテーブルに肘をついた姿勢で、そのように力を入れると上半身が揺れて、明らかに姿勢が変動しているのを感じる。それにより横に曲がった背骨が真っ直ぐになる(ような感覚がする)ので、左に傾いて下がったように見える左肩が上がり、左右の肩の高さが揃う(ような気がする)。そこまで力が入り動くようになれたから、きっと真っ直ぐな上半身に再びなれると信じている。あと2年ほどでなんとかしたいな。そしてお楽しみの左右往復側屈(歩行器壁立脇を開いて肘をつかずに左右往復側屈)は、1セット10回を2セット。昨日腕の使い方を意識して動きやすかったから、今日は最初から意識することで昨日より安定している。それはいい感じ。だけど、やはりこのタイミングでの脇を開いた側屈の往復はキツイ。立った状態だから特に。それだけ、負荷が強いってことだろう。基準回数としている20回ができないほどだし…。1セットでやめようかなぁって思う気持ちはゼロじゃないし…。だけどこれはきっと今年最後の大きな課題なんだと思う。もっともっと強くなって、ハイレベルな課題に来年こそ挑める体になってやるぜ。最後は左腕を吊って伸ばす動き(寝て仰向けで吊った左腕を伸ばす(脚立))。それの斜め上で嬉しい動きがあった。それは2セット目。肩の前側で少し上の辺りによく力が入るようになった。この部分に力が入ると、軽くスムーズに動くことができる。それはわかっていたが、繰り返しその感覚になる動作をするのが難しかった。腕を吊っているとはいえ、肩周りが不安定だとかなりふらつく。ふらつくとその部分に上手く力が入らない。狙いを定めて意識を集中して、その1回を大切に動く。それがこれまでよりも、やりやすいと感じる。そして3セット目の途中から、肩の前側に入る力の範囲が広くなって、ふらつきが減って動きやすくなった。さっきまでのポイントは格段に感覚がしっかりしているが、その周囲も強い感覚ではないが安定して力が入っている。その重要なポイントを、周りで支えるように。それによってこれまでで最も多く、望む動き方ができた。よし、その調子だ。これがもっともっと出来るようになると、左腕肩の動きが大きく変わるはず。もっともっと追い込みたいなぁ。