「半島を出よ」
これまた流行遅れ、一昨年のベストセラーですみません。でも、とにかくイイです、「半島を出よ」。以前から何人かに面白いよ!と薦められてはいたのですが、実は、村上龍の小説苦手で読みそびれていたのです。なぜなら、グロい描写に必ず気分悪くなるから。しかし今回はそのグロさが話に必要なグロさだったのでかなり耐えられました。そして、なにより、グロさもなにも凌駕してしまうほどのエンターテイメント性!単に小説として楽しい!社会問題や、北朝鮮事情、犯罪少年の心…未知の世界のことを知るのが面白い!日本のこれからについて深く考えさせられる!暮らしていた福岡がめっちゃリアルに舞台となっていてドキドキする!読んでからドーム周辺に行くと絶対感慨に浸れますよ~おすすめです。特に九州人は必読です。