♪ 歌を詠むその手始めに飲む珈琲苦みが手繰り寄せ来る何か
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19日の月曜日に、以前掛かっていた眼科に何年振りかに行ってきた。飛蚊症的症状が出ていて、その見えるゴミ状のものの形が時どき変わるので何だか気になっていた。
行ってやけに空いている事ビックリした。混むので有名な眼科で、受付開始の相当まえから予約券を取りに行く人がいるらしい。それを覚悟して早く行ってもどうせ半日仕事になるならと、10時頃に行った。
多分、両眼を網膜剥離しているので瞳孔を開いてチェックするに決まっている。それで車で行くのは拙いので、カミさんに送ってもらった。着いて駐車場がいつもなら一杯のところが、何故かこの日はガラガラだった。後で考えたら、本来は「海の日」でカレンダーには休日の表示になっている。オリンピックのために22日に移動したが、カレンダーが間に合わなかった。それで休日だと思っていた人も多かったのかも知れない。
診察券を出して10分ほどで呼ばれ、お決まりに眼圧や視力検査をする。網膜の写真も撮り、瞳孔を開く目薬を点眼された。
「今日は随分空いてるんだね」
「そうですね、月・木は空いてるんです」「火・水・金は混むんですよ、院長が来る日ですから」
「ああ、そういう事」
「今日は若い女医さんです」
しばらく遠ざかっていたので、そういう事もすっかり忘れていた。
瞳孔が開くまで20-30分かかる。別の看護師が具合をチェックに来て、左の方が開いていないと、再度点眼された。「左の瞳が小さいので」とか言いながら・・そんな事言われたの初めてだ。歳を食って瞳まで縮んだってか?
しばらく待たされて診察室へ。短い針状のものや四角い透明なゼリー状のものが見えるという説明をする。強烈なライトを当てながら、眼球を八方に移動させながら眼を覗く。女医さんということもあってか、声が優しくて何だか頼りない。河合卓哉院長の声は大きくてハッキリしていて、それだけで信頼感が増す感じ。声の持つ力もバカに出来ない。
「これといって問題は無いでしょう。ゼリー状のものの影が角度によって変化するので、形が変わって見えるんです」。その説明に納得いかなかったが、聞いても無駄なような気がした。
左の目の画像が歪むのは治っておらず、何の変化もないままに来ている。右目に負担がかかっているし、右に何かがあるといけないので定期的に診ましょうと言う。「頻度は?」と聞くと「四季ごと、年に四回程度でいいです」と言う。ということは、3カ月に一度ということになる。けっこうな頻度だ。
多分、そんなには行けないだろう。いいとこ半年に一度だなぁと、内心思いながら部屋を出た。カウンターで電話を借り、迎えに来てもらうことを伝えておく。
総計 2050円
初診料に、医科外来等感染症対策実施というのが加算されていた。
陽射しの強い日で、助手席に乗っていてもやけに眩しくまともに前を観ていられなかった。瞳孔を開いたままだとこんな風なのだ、とても車の運転なんて出来やしない。治まるまで小一時間ほど掛かった。
この眼科医は、2016年「医療法人 双樹会」を立ち上げ、大分前に介護施設も併設してかなり大きなものに建て替えている。両親は夫婦ともに眼科医で、実力も経営手腕も確かだったようだ。知多眼科クリニックは、最新の機械がどんどん導入され行くたびに検査をさせられていたので、もしやと思っていたらやっぱりその通りになった。
ハキハキしていい先生だし腕も確かにいいと思っていた。以前、「なかなかいい先生がいないんですよ!」と言っていたのを思い出す。が、年数がたつにつれて金もうけに走っている印象があった。
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