♪ 抗わず従いもせず自律して流れに掉さす柵(しがらみ)となる
本当に正月が来るんだろうかと思うような、小春日和のやさしい陽が射してくる。あと10日で冬至だし、七十二候では「熊蟄穴(くまあなにこもる)」という季節なのに、これじゃぁ冬眠なんかする気にはなれないかもしれない。
一時、膝が痛く中殿筋のあたりの筋肉も弱って縄跳びができず情けない思いをしていた。それが今はウソのように、膝の調子が良くなって前のように歩けるようになったし縄跳びもそこそこできるようになった。
出来ると言ってもたった300回が限度で、60歳の時(13年前)に還暦記念にと、二重跳び連続100回にチャレンジし、1か月かかって達成したのが今では幻かと思えるほどに遠い過去になってしまった。ブログ(2009年3月1日)に書いてあるので確かなんだが・・
70歳の角を曲がるとそこから先はは急な下り坂になっているようで、ボーっとしていると転げるように衰えていくことを知って、あたふたしだしたのが5年ほど前。あちこちに不具合が出て、この1年ほど前にはひざ痛でウォーキングもろくに出来なくなっていた。劣化していく身体がただ情けなく、若い気でいるのに現実との齟齬が大きいことに苛立っていた。
それで、放置してどんどん劣化していくことに耐えられず、歯止めをかけるべく小さな努力をするようになった。
NSメディカル・ヘルスケアサービスより
年とともに筋力落ちていくので、筋肉を付けてやらないとどんどん悪くなっていく。それを体が聞きもしないのに教えてくれる。遅筋と速筋で、低下しやすいのは速筋の方らしく、加齢とともに素早い動作がしにくくなったり、転倒しそうになった時にとっさに脚が出る。出たとしてもしっかり踏ん張れなくなる。
速筋はウォーキングなどの有酸素運動では鍛えられないので、スクワットなどの筋トレが必要なのだ。
スクワット30回、腕立て伏せ30回は毎日、時に5.2㎏の鉄アレイを両手で持って背筋運動100回やっている。気が向けば2セットやったり・・。これがいい効果を出してくれているので、いまのところ続いている。プランクも効果的で、気軽にやれるのがいい。これらの一環で縄跳びもやるようになったわけだ。
最初は部屋で「エア縄跳び」を300回くらいから始め、5分の時間を設定すると650回必要と分かり、それを時々やっていた。冬の定番は縄跳びと思い家の前の道路に出てやってみたら、やっとの思いで300回しかできなかった。
でも、不具合のあった時期は中殿筋が痛くて数回しかできなかったので、筋トレが如何に必要かを身に染みて感じるている。中殿筋は意識しないと鍛えられない。
これらの筋トレは、上の図で確認するとほとんどカバーできていることがわかる。
縄跳びは家のすぐ前で思う存分できる環境になったので、せめて連続1000回はできるようになりたいし、二重跳びがどこまでできるかまたチャレンジしてみたいと思っている。
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