子供達と食べ物について考えてみた
私の家の夕食時間は7時~8時。2人の仕事や子供達の部活で全員揃わない事も多いのですが、揃った時は出来るだけ会話をする様にしています。今週もテレビを見ていた長女が「この人達、美味しいと言いながら殆ど食べて無いね!」見れば、ある番組でタレント3人とゲスト女優が都バスで下町の商店街を食べ歩きしているものでした。お好み焼き屋と唐揚げ屋さん。味を絶賛しながら次へ移動する時殆ど食べていないのが映ってます。大食漢のグルメタレントじゃ無いので、そんなに食べられないし、後でスタッフが食べているのかも知れませんが、食べ物を粗末にした番組です。それにしても勿体ない事するなぁ。以前ラーメン食べ歩きを見ていたら、スープを啜っただけで麺は食べてないタレントがいてそれで味判るの?って家内が突っ込んだもんです。更に別の番組でタレントが夜中に(店が閉店してから?)売れ筋ベスト10を食べ当てる番組がありますよね。これに長男が「こんなん、初めから答え出ている。タレントが夜中に苦しい思いしてアホやなぁ。俺なんか寝る前に食べたら怒られるわ!」タレントはそれが仕事ですし、視聴率の事もあるでしょう。如何したら面白可笑しく見せるか?テレビ的発想です。東日本大震災の被災者で避難している人々は10万人以上と言われています。今もって決して満足な食事を摂っていると言えない人も多い事でしょう。これらの報道するテレビ局で一方では食べ物を粗末にする番組を流している。テレビなんてこんなもん。大人の事情。なんて私は言ってしまいましたが、案外子供達は事の本質を見抜いているのかも知れませんね。