叔母のこと、ちょっとキツネにつままれたような感じ
また 叔母のこと・・・です。昨日の朝、『ご飯は 食べたよ』 と言ってましたが、食べた跡が ないように思えました。 今朝も、また『 昨夜の残りを温めて、もう食べたよ』 と・・・でも、レンジの中には温めた ご飯が残っていました。それでも 『食べたよ。お腹は空いてない』とのこと。食欲がなく、ぐったりしているようなので、40日ごとに往診して下さる N先生に電話で 叔母の様子を 伝えてみました。『叔母の状態だと、入院したら すぐ点滴だと思いますが、本人は入院を嫌がってますし、このままでも良いのかも』と お話しすると、『それも一つの選択ですが、自宅で点滴をすることもできますよ』とのこと。 様子を見て、また連絡をさせていただくことに・・・お昼には、スイカと庭で完熟したトマトを少し、『美味しい』と言って食べました。 それから牛乳をカップに八分目ほど2時間位かけて飲みました。N先生がいつでも往診して下さるとのことでしたので、その旨を 伝えると、『どこも痛いところはないし、薬もまだあるし、これ位で来てもらわなくてもいいよ』とのこと。具合が悪くはないの? だるくはないの?痛いところはないの? ・・・と 聞くと痛いところはないし、気分も悪くない。ただ、正座がしにくくなった とのこと。いつも、座卓に向かって 座椅子で正座したり足を投げ出したり、交互にしていたのですが、足を投げ出している方がラクになったとか。周りで心配するほど、本人はつらくはないのだということを聞いて、やれやれと 思いました。ここまで書いたところで、夕方、一日に一回のお弁当が届く時間になったので見にいきましたら玄関に座って お弁当が届くのを待っていました。しばらくして食べられるかどうか、見に行くと私が入っていったのを気がつかなかったので、叔母には 申し訳ないことでしたが、物陰でどうするか、20~30分位見ていました。台所から持ってきた小鉢に、お弁当の半分を盛りつけて、仏壇に供えました。 残りを自分の前に並べて、しばらく眺めていて、そのあと、意を決したかのように食べ始め、なんとなんと 仏壇に供えた残りを完食な~んか、キツネにつままれた感じでした。食べ終えたところで、出て行って、『おばさん、これだけ食べられたら、また元気になれるね』と言いましたら『ご飯は毎日 必ず食べてるよ』どうして?という風に 怪訝そうな顔をして言われました。いったい、これは どういうことだったのか?具合が悪くなって ひんぱんに出入りしてもらって、また 元気が 出てきたのか?・・・とか思ってしまったり???どちらにしても、こまめに室温の調整をしてやることが 必要なことだけは 確かです。やれやれ・・・ これで、わが姉に任せて片道1000円の旅には出られそうです。そのようなわけで、ご心配をおかけして 申し訳ありませんでした。【生きるって?】 暑さを感じなくなっている 98才の叔母