ほんとうに大切なもの
娘が昨日6歳になりました 来年は小学校!卒園まであと4ヶ月ちょっととなり、卒園行事の準備も始まろうとしています。娘の幼稚園には 卒園アルバムがありません。アルバムの“外側”だけ頂きます。そのことについて 園長先生とお話しする機会があり、深く考えさせられました。「なぜ アルバムが必要なんでしょうね?」と先生はおっしゃいます。「記念に・・・」「思い出になるから」と思いましたが、「本当に必要ですか?」とたたみかけるように質問されます 。「“本当に”って?! 思い出に理由が要るの?!」って心の中で反論しました。でも 話せば話すほど考えさせられるのです。誰のためのアルバムなんだろう?そして、「アルバムがあると それだけで安心してしまう感覚があるな」「現実の交流のほうが アルバムより大事なのに!」「本当に大切な関係だけが 自然と続いていく。それで十分なんじゃない?」「全員一致の画一的な思い出なんて あるの?!」 「本当の思い出は 心の中に残っていくものなのかな」そんな風に思うようになりました。そして、「卒園までのこの時期 一瞬一瞬の今を大事にして行こう」という気持ちになりました。これは 卒園に限らず 人生においても同じことが言えますよね。この瞬間は 二度と繰り返さない。一瞬一瞬を大事にしたい。物質的な交流ではなく 心の交流を大切にしたい。当たり前を当たり前と思わないで もう一度考えたり 感謝したりしたい。いっぱい大事なことを教わりました。園長先生 ありがとう!!