ダイエットの“こつ” フレーミング(NLP)
このBlogの人気順位はこちらみなさん、おはようございます。更新をさぼってしまって申し訳ございませんでした。今日から、元気よくスタートしますので、お許しを。(^^;さて、前回、NLPを使うと、自分の心を制御できますよ、、なんて話をしたのを覚えてますでしょうか。NLP(神経言語プログラミング)の技法を使ってできることはたくさんあるのですが、今回はフレーミングという技法を話します。前に、すべての人は「痛みを避けて快楽を求める」とい法則がある、ということをお話いたしました。これは、言い換えると、「人間は、嫌なことを避けて、好きなこと、楽なことを求める」とも言えます。例えば、「試験勉強」。特に嫌いな科目をやろうとすると、どうしてもやらなくてもいい理由を探して、本を読んだり、TVを見たり、ゲームをしたりと、逃避行動を取った覚えはありませんか?私はあります(キッパリ)よくあります(キッパリ)(ありました、、かな?)嫌いな科目の試験が近づくと、無性に本が読みたくなったんです。明日、試験で赤点をとる訳にはいかないにもかかわらず、本が進む、進む。普段、そんなに読む気がしない本を完読しちゃうんです。これは、痛みを避ける典型的なモデルです。「嫌なこと」を避けて、「楽なこと」に走っています。走りまくりです。私の頭の中では、こんな、試験勉強、つまんないし、嫌だなぁ、でもやらなくちゃならないのか。勉強する前に、ちょっと休もう。そうだ、「ぼーっ」とするのも時間を無駄にしてるし、読みかけの本でも読んでみようっとと、いったように思考回路がセットされる。そこはかとない罪悪感を持ちながら時間が過ぎていき、いよいよ、>「これ以上本読んでいたら、本当に勉強する時間がなくなる」という時に、しぶしぶ勉強し出す。テストを終えると、なんとか赤点は免れたものの、どうして、本なんて読まずに、もっと早くから勉強しなかったんだろうと反省する。この繰り替えしでした(^^;;ダイエットや運動でも同じことが言えます。ダイエットはしたいけど、好きなものは食べたいこの自問自答と戦って、「好きなもの食べる」を選択した結果、ダイエットに失敗してしまった人はたくさんいるのではないでしょうか?前置きが長くなってしまいましたが、ここで、フレーミングという技術を使って、この思考回路の配線を、ちょいちょいと変えることが出来ます。フレーミングとはフレームをすること、つまり、その考えに額をつけることです。例えば、ゴッホの絵があったとします。それをオレンジと白のゼブラ柄の額縁に入れたところを想像してください。なんか、ファンキーな印象を受けますよね。ところが、それを黒檀でできた重厚な額縁に入れると、非常な重みのある絵に見えます。このように、中身自体は同じなのに、外の枠をどうするかによって中身まで変わって見えるのがフレーミングです。フレーミングには大きく分けて3つの手法があります。プリフレーム(前もって額縁を掛ける方法)リフレーム (今ある額縁を外して、別な額縁を掛ける方法)ディフレーム(今ある額縁を粉砕してしまう方法)プリフレームとは、前もって「集中して話を聞いてもらいたい」時や、人を紹介する際に、「重要な人物」だと思ってもらいたい時に使います。よく、講演会の前に、司会者が経歴を話します。これはプリフレームの一種です。みなさんも、友人からAさんを紹介されるときに、「Aさんて、ほんと頭が良くて何でもできるんだよ。家族全員が頭が良く、お兄さんは東大、妹は一橋で、お父さんは弁護士なんだって。」と紹介されると、「あ、頭のいい家系の人なんだ」と思うはずです。ところが、「Aさんて、ほんとドジな人でさ、こないだ、道にバナナの皮が落ちていたので、チャップリンみたいにこけるマネしたら、本当にすべってころんだんだよ。そして、コブを作って頭をこすりながら歩いていたら犬の糞までふんじゃってさ」などと紹介されたら、同じAさんなのに違った印象を受けますよね。初めの紹介では、「頭が良くてまじめそうな人」、後の紹介では「なんだかおっちょこちょいでおもしろそうな人」と、中身は同じAさんなのに違った印象を受けます。これは、違った額縁をかけたからです。次にリフレームは、こんな時に使います。「上司に凄く怒られてしまったよ。もう、会社人生は終わりだ」なんて、言っている同僚を励ますときに、「そんなことないよ。あの上司は、期待している人にしか怒らないし、より強く起こるってことは、それだけ期待されているってことだから」とか、「良かったじゃない!これで、今の会社と決別して、新しい会社に移れるはずみがついたじゃないか。おめでとう!」などといったように使います。この技法を使って、マイナスをプラスに変えることができます。(もちろん、逆もできますけど、、)多くの成功者が、どんな最悪なことの中にも良い点は必ずあると言うのは真実だと思います。みんな目をふさいで回りを見ようとしないか、自分の殻に閉じこもってしまっているだけです。そして、ディフレーム。これが、一番強力な技法です。これを行うには、「言葉」とより強力な「感情の力」を使わないと駄目です。先ほどの、「痛みを避けて快楽を求める」の「痛み」に、太り続けることの危険性や、太るもとになっている動物性タンパク質を置き、快楽にスリムで健康的でエネルギーに満ちた自分を置き換えます。ただ、「ステーキ」=「快楽」「乳製品」=「快楽」「タバコ」=「快楽」のように脳の回線が配線されている方の配線を断ち切るのは非常に難しいんです。まず、イメージを多用して、「今、このままこの生活を続けたらどういう結果が待っているか」その結果、「誰を悲しませることになるか」ということを強い感情を伴って想像しなければなりません。そして、「痛み」と「快楽」の項目に、正しいものを置き変えてみてください。次回は、実際に動物性タンパク質」を例にとってディフレーミング&リフレーミングを行ってみたいと思います。このBlogの人気ランキングは?