虐待でも誘拐でもありません…
2月に入ってから、2歳4ヶ月の次女メイは日に何度か狂ったように大泣き&暴れるようになった。去年暮れからちょくちょくそういうことがあったのだが、最近は毎日一度は手が付けられないほどになってしまう。理由はどうしてもそれが欲しい・やりたい・やりたくない等。今日はサツキを空手教室に送った後スーパーで買物していたら、ガチャガチャ(おもちゃのカプセルが出てくるやつ)がどうしてもやりたいと始まってしまった。。。ガチャガチャがあるところにくると、必ず要求するようになるので聞き入れられない。で、「今日はダメだよ」と言い聞かせるが、もう店中に響き渡る悲鳴に近い大泣きでどうにもならない。床にひっくりかえるし、抱きかかえればのけぞるし…。途方に暮れるとはこのこと。サツキのこの頃とは比べ物にならない強烈な自己主張。最後は本人ももう、自分がなんで泣いているのか分からなくなっている様子。子ども好きそうなおばちゃんに「あらあらどうしたの~?」なんて3回くらい声をかけられるが、苦笑いするしかない。そうこうするうちにサツキのお迎えの時間。外はジャン降りの雨。大泣きで暴れるメイを抱え、まわりにジロジロ見られながら傘をさして歩く気分と言ったら…こっちが泣きたくなる。20分近く大暴れしたメイは、泣きつかれて寝てしまった。私もグッタリ疲れたあげく、気が付くとメイの長靴を片っぽなくしてしまっていた。それでも今日はブチ切れずに乗り越えた…(笑)様々なことに興味が湧く時期で、それを体全体で要求したり拒否したり、成長としては当たり前のことだと思う。サツキの時にくらべればだいぶ余裕が持てるようになった私だが、それでもやっぱり「もぉぉぉおお~!いや”ぁぁぁぁあ!!!」と思わずにはいられない。これを電車の中とか人込みでやられた日には、本気で育児放棄したくなる。実は夫もこの間、お風呂でメイの髪を洗おうとしたら大泣きされて、逆切れしてぶっ叩いていた。相当気を使って優しくしていたにもかかわらず、まるで虐待でもされているような大騒ぎをするのだから、気持はわからなくもない。私は自分を見たようですごく反省し、夫とも「そういう時期だから仕方ないんだ」という話をしたのだった。夫は始め「そんなわがままは許さない」と言っていたが、叩いたり怒鳴ったり(要するに感情的に)無理に力で押さえ込んでしまうのはやっぱり良くない。どうしてもそうなりがちなんだけど…。そういう時は、後でものすご~く自己嫌悪してしまう。サツキには夫婦そろってそれをしてしまったから、人の顔色を伺うやたらと聞き分けの良い子になってしまったような気がするのだ。夫もそれはわかってくれたと思う。泣きたいだけ泣かせて、淡々と言い聞かせるしかないのだろうな…。根気強くやるしかない。でもこういう時期を乗り越えるからこそ、余計に子どもがかわいくなるのかも。