生パスタ
スパゲッティなどの乾麺はイタリア全土に普及していますが、生パスタは地域性が強く、材料や形状の違い、各地の食文化の違いからさまざまなパスタがあります。 地域志向が強いイタリア人ならでわのこだわりのエピソードの一つがローマの代表的な手打ちパスタ「フェットゥチーネ」とエミリア・ロマーニャ州の手打ちパスタ「タッリアテッレ」です。 私たちから見ればどちらも同じ平麺なのですが、ローマっ子に言わせれば、フェットゥチーネはタッリアテッレより、やや幅広で厚みも少しあるんだそうです! しかも美味しい!!!・・・(^^;ちなみに、タッリアテッレは1972年にイタリア料理アカデミーが「厚さ0.6mm、幅8mm」のものを言う定義を決めています。 「ミリ単位かよ!」って突っ込みたくなりますね(^^)この様な形状の違いだけではなく、組み合わせるソースの違いでも細かに分類されています。まぁ都市国家の集まりがイタリアを作ったのだから、地方料理の個性が強いのも納得いくところではあります。