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カテゴリ:うんちく話
ほりほり@堀田周郎です。
版画家の岩田健三郎さんの声がけで集まった 地元で「食」を家業としている 方々のグループ「食・地の座」によるイベントが 灘菊さんであると聞いて、行って来ました。 姫路おでんも、もちろんありました。(^^ ・JR姫路駅地下の灘菊さんのお店が出張販売されていました。 ・ひょうたん型のおでん鍋は、松尾金物さんが 姫路おでん用(?)に新しく作成されたもので イベントの際に、レンタルも可能だそうです。 小松屋さんのブースでは 味噌おでんが販売されていました。 これは、お出汁で暖めた大根、コンニャク、豆腐に 甘味噌を塗って食べる"煮込み田楽"タイプのおでんでしたが、 #以前、満腹亭さんが紹介されたおでんもこのタイプです。 最近、色々な文献を調べてみると 江戸時代、大阪ではこれを「おでん」とよんでいたため 関東から伝わったきた"醤油煮込み"のおでんを 「関東煮(かんとだき)」と名付けて区別していたようです。 江戸から伝わった関東煮は、 最初はかつおで出汁を取っていたようですが 関西に伝わってからは、 さらに昆布が加わって、薄味になり 現在、灘菊さん等で提供されている "出汁が飲めるタイプ"の、現在一般的におでんと 言われているものに変化し、 この関西風・薄味のおでんが、関東大震災(のボランティア?)を契機に、 関東に伝わり、全国に広がっていったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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