清濁あわせ呑む2「三界に家なし」
台風になぜか平素あまり目だった影響を被らない大阪も、今回大型台風23号では少々ふりまわされた観があります。しかし、めぐまれた地域でさんざんな眼にあいながら毎回台風の猛威は地形的に折り合いをつけてしまうのでしょう。生活に影響がでるという処まではまいりません。不幸にして今回の台風により深刻な被害に遭われた地域の皆さんには心からご無事をお祈り致します。毎日3リットルの水を会社で飲んでます。大恋愛と思っていいでしょうか?(笑)NYのゆーみんさん 実は、自分も平均して2リットル以上の湯茶を飲んでいるはずです。食事の前後は外したほうがいいそうですが、それ以外はノドが渇く前に常に水を補給しているべきだといいますね。30代のはじめに、医師からダイエットせよといわれスイミングクラブに通い練習後にサウナなどで汗をしぼっていたらば忽ち尿路結石になりました。無茶だったのでしょうね。その時に医師から、そんな真似をしては結石が頻発するからだになりかねない、毎日水分補給をしなさいといわれて一念発起大量の水を摂取することを課題にしました。その後、一度も結石などで悩んだことはありません。自分は、健康法などをまったく実行していません。あえて言えば水を呑んでいるぐらいでしょうか。横浜・シアトル・ニュージャージー・ニューヨークと住みましが、それぞれの都市で水が違いますね。長く住むと慣れてしまいますが、シアトルは硬水だった覚えがあります。そして髪の毛が茶色くなりました。ニューヨークの水は水道水でも飲めると聞きますが、私は炭を使っています。NYのゆーみんさん大阪以外の水は、さほど知っているわけではないのですが世界でもっとも悲惨なものが大阪の水道水だという風評です。京都の屎尿を実態で大阪の水道局が取水しているとか。トリハロメタンの大量発生も水道局の投入する次亜塩素酸ソーダなどの薬剤の影響だとか。大阪では湯沸させずに水道水を飲むわけにはゆかないと覚悟しています。私はお腹の調子が悪くなったら(殆どないですが)白湯を飲みます。薬は飲みません。それで治ってしまいます。凄い力だと思います。インドのアーユルベーダってそれに近い事を教えてると思いました。NYのゆーみんさん下痢止め正露丸も、むかしは征露丸といって日露戦争時代に兵士の下痢の蔓延を無理にも止めなければならなかった戦時の都合的な工夫だと聞きました。健康の配慮からすれば下痢は止めるものではなく、はやく体外へ腐敗菌を排除した方が回復のためと言うものでしょう。医師の友人の話では、白湯がいいのは水である以外にその温度だといいます。人間の肝臓は、胃袋と隣接しているので胃袋に湯をそそぎこむと肝臓の化学作用は迅速に効率よく進むそうです。肝臓は体内の最大の化学工場で解毒を実行しているわけですから当然下手なクスリを飲むよりも回復を促進するわけです。凄い力の原因は、最初から体内にあったわけですね。われわれが気づいていなかっただけなのでしょう。さて、水の汚れ方です。昨今、ブームの観がある「癒し」とはつまるところ水の汚れを抑えるという社会的なムーブメントだと考えています。かつてニューファミリーなどといわれた世代が新しい家屋やマンションに移り住んで合成化学物質のミストの洗礼を受けてさんざん酷い眼にあったなど誰も指摘はしませんが結局まわりまわって飲み水まで汚しまくった環境では出生率まで激減したのが現在の日本です。 実数2002年(A) 2001年(B) 差(A)-(B) 出生 1,156,000 1,170,662 △15,000 死亡 978,000 970,331 8,000 自然増加 178,000 200,331 △22,000 死産--------37,000----37,467------------0 婚姻-------755,000----799,999-----△45,000 離婚-------292,000----285,911--------6,000 (厚生労働省、「2002年人口動態統計の年間推計」)他ならぬわが国の「お上」自身が、このような情けない統計を提示せざるをえないほど社会心理的にとどまらず、物質環境も文字どうり息苦しい国になっていることは想像に難くない。これはこの「三界に家なし」のシリーズですでに指摘した通りというのが現実。その水の汚れかたについて考えてみましょう。原稿は、もちこしでまた明晩、、、