外泊してみました
入院してから早ひと月が経ち、予定ではあと十日あまりで退院です。週末は、初めて外泊してみました。退院後の生活に慣れるため、自宅に帰ることです。実は、前日に急に決まりました・爆本当の理由は「子どもたちが我慢の限界だから」だし。学校や保育園に行ける平日とは違って、土日は3兄弟が揃って在宅、パパは大変です。で、どうにも時間をつぶす策がなくなり、「いてくれるだけでいいから」とママの出番に。両方の腕に松葉杖、歩くのもまだゆっくりです。戦力外なのは明らか、本当に「いるだけ」でした。久しぶりの我が家、やっぱり散らかっていた・爆いやいや、パパはよくやってくれていましたよ。ぐりとぐらは、「ママ、手つなご!」と、松葉杖を持つ私の指を握りしめて、嬉しそうです。炊事、洗濯、三男あっちの世話は全てパパに任せ、ママはぐりとぐらの相手「だけ」していました。もちろん、時々あっち君もやってきます。久々抱き上げると重い!とても立って抱っこは無理~ひと月ぶりのみんな揃った食卓、やっぱりいいですね。出てくるモノは簡単でも、とても美味しく感じました。お風呂も、寝る時も、ママべったりの2人です。いや、あっちもべったりしたいのかもしれないけど、私がとても相手できません。それくらい「でかい」です。ただ彼も、やっと立とうかなと思い初めたようで。にやにやーっとしながら立つふりをする姿が可愛いです。でも、一緒にご飯を食べても、一緒に遊んでも、一緒におやつを食べても、一緒にお昼寝をしても、私が病院に戻る時間は、刻々と迫っていました。諸処の事情により、単身タクシーで戻ることに。なので、別れの部隊は我が家の玄関、となりました。最初、我慢できずにぐらが泣き出しました。「ママがいいよ~、ママがいいよ~」と言いながら。ひっくひっくしています。私も泣いてしまいました。ぐりの顔を見ると、目にいっぱい涙をためています。最後にもう一度、抱きしめてあげました。あっち君は、パパに抱っこされたままママを見ています。ああ、こんな場面。もうこれっきりにしたいわ。と思いつつ、ブルーな気分で病院に戻りました。と、パパからメールが。「ぐら、けろっとしてテレビ見ているから大丈夫。」え~!いつまでもメソメソしているのは、大人だけなのかしらね。それでもいよいよ、退院まではカウントダウン。頑張らなくちゃね。