涙の運動会
保育園の運動会、無事終わりました~いやはや予想していた通り、泣いてしまったよ心配していた「のぼり棒」が最後の競技だったので、ハハは最初から落ち着きませんでした@そわそわでもね、見逃しちゃもったいないくらい名場面の数々、次から次へとやってくるので、走り回っていました。成長した長男坊ぐりの勇姿ももちろんなんだけど、可愛さ満載の次男坊ぐらの活躍も見たいしね、でも三男坊あっちを監督しとかなくちゃいけないし、子どもの競技の合間に、親参加の競技もあるし、とにかく忙しかった~休まる暇がありませんでした。いきなり反省ですが、忙しいならはやっぱり、定点ビデオがいいかもしれない。自分の子に寄ったり、は諦めても、とりあえず全体を撮る、という方法が無難だったかな、と思いました。狭い場所だから、それもなかなか難しいんだけどね~でも子供達はビデオを見るのが大好きその食いつき振りを見るたびに、いつも、「カットしないで全部撮っておけばよかった」と思います。やっぱり年長さんは主役!って感じなので、今後ぐら&あっちが年長の時は、全部撮ることにします。あと、声が入るのがいいのよね、ビデオって。何気なく話している声とか、音楽とか、泣き声とか…これだけは、写真にはない思い出の残しかたですね。などと、今後への反省はさておき、今日の運動会、普段の生活を見せるのが中心で、ほのぼのしましたよ。ぐり@年長はもう、私たちと離れても全然平気、同じクラスの友だちと、きゃっきゃしていました。ぐら@2才児には「なるべく見つからないように」…やっぱり、ママが見えると一緒にいたくなっちゃうからね。みんな平気で裸足で園庭を駆け回り、「毎日存分に遊んでるだな~」と感じさせてくれました。2歳児も年長さんも、それぞれの自然な姿を見られて、私は大満足です。やっぱり、なんか、不自然なのは苦手な私としては。ほとんどの競技が「競争」ではないのも良かった。保育参観じゃないんだから運動会らしくやって欲しい、という保護者もいるんでしょうが…私は、この保育園の「普段の姿」が気に入っていて、思い通りのところで、本当に良かったなと思いました。自分で染めた布を、自分でみつあみしたという、まさに手作りの縄跳びをぴょんぴょん飛んでいたぐり達…全てがこんな感じ、それも運動会のため、ではなく、普段の活動からして、そうなのです@渋い~キャラものの遊具も、流行歌のダンスもなく、お揃いの衣装なんてひとつもない、それが好きです。手作りの万国旗の中には、ぐらの手形もあって、ちゃんと右下に「ぐら」と書いてあって、可愛かったぐりも大きくなったもんだ、あんなことできなかったのにな、もうできちゃうんだね~ぐらもだだをこねずによくやってる!あんなに甘えっこなのに、えらいえらい♪などと楽しませてもらっているうちにいよいよ最後…「10ばん てっぺんめざして」というアナウンスも、わざわざ子どもにやらせるんですよ、それが可愛いの。でもね、それ聞いた時点でもう涙ぐんでました@私恥ずかしいからね、大きいタオルを畳んで持ってました。ほら「ハンカチ王子」風だと泣いてるのバレバレでしょ?でっかいタオルに埋もれてれば、わかりにくいかなと・笑年長さんが、1人ずつのぼり棒に飛びついていきます。そばには担任の先生がいてくれて、周りはぐるっと、残りの9人が取り囲んでいます。最初は、遠くから見ているスタイルにするつもりが、「普段、こうやって応援しながら練習していたから」と、担任の先生が急きょ、この形にしたんだとか…ありがとう!おかげでぐりも心細くなかったと思う。ぐりは5番目くらいだったのですが、それより前のR子ちゃんが頑張ってる姿でもう涙…子どもの頑張ってる姿って、ホント泣けますね得意な子は難なく、そうでない子も頑張って、てっぺんに下がっている鈴までたどり着いていました。そしていよいよ次はぐりの番…手をパンパンと払って、のぼり棒の下に立つぐり君。と、さっきのR子ちゃんが、「がんばれ、ぐりくん!」と声をかけてくれます。それを皮切りに「がんば~れ!ぐ~りくん!」と、繰り返し、みんなの応援が合唱のように聞こえます。みんな、ありがとね~ ぐり、がんばれ~と、ひっくひっくにならないのが精一杯のハハ。最初飛びついたものの、止まってしまい、先生に声をかけられ、一旦降りて手を雑巾で拭きました。そして2度目、どうにかゆっくりではありますが、よいしょ、よいしょという感じで、上へ登って行きます。私には、スローモーションのように見えました。いろんなことが頭を巡って、ただただ涙で見守ります。すぐ周りには、年長さんの保護者もいますから、「がんばれ!」「もうちょっと!」と声も飛びます。お便りを読んでいるので、他のパパママも、ぐりが苦手なのは知っているのです。一緒にハラハラしてくれているのが、空気でわかります。が、肝心の私たち(パパも)は、声もかけられません。そんなものでしょうかね、そんなものかもしれませんね…そして、担任の先生が足をちょっと支えてくれたものの、やっと最後まで到達し、鈴を鳴らすことができました先生の笑顔、みんなの拍手、とっても嬉しかったです。ありがと、ありがと、と頭を下げてまわりたいくらい。ぐりは意外にも、やったぜ!って感じじゃなくて、落ち着いた、でもとてもいい顔をしていましたよ大変だったのは私・爆 結局泣いてるのバレバレだったしね「ぐりぐらママが泣いてるのを見て、私も泣いちゃったわ~」などと声をかけられ、また一緒に涙ぐんだり@何やってんだか「やっぱり苦手な子が頑張ってる姿がツボなのよね~」とか、「うちのは簡単にやっちゃって、味気ないったら!」とか、「一人目は特に泣ける!思い入れが違うんだよな~」とか、いろんな声が出てきて、泣き笑いのエンディングでした。ぎょうぎょうしさはひとつもなく、年長さん代表(くじ引き)の、ぐり「これでうんどうかいはおわりました」R子「みんながんばったね」の声で、運動会は閉会となりました。はあ、脱力…そんな余韻に浸りながら、頑張って作っていったお弁当をみんなで食べて帰りました。ドラマのように「ボク、がんばったよ@おめめキラキラ」なんてセリフもなく、いつもの「でへへ顔」のまんま、美味しそうにおにぎりを食べていたぐりが印象的でした。これで保育園最後の運動会@ぐり、本当に終わりました。いい一日でした。良い思い出が、またひとつ増えました。でもこんなに泣いてちゃ、卒園式はどうなるの~っ