宇宙戦艦ヤマトとアニソンED
『宇宙戦艦ヤマト』が木村拓也哉さん主演で実写化されたようですね。松本零士アニメ世代の私としてはなんともビミョーな気分ですが、元アニメーターの友人の言を借りるなら「アニメと別物であると考えれば面白い」とのことです。 エンディングテーマはスティーヴン・タイラー(←映画『アルマゲドン』のアレで有名です)とのことですが、個人的にはアニメ版のエンディングテーマだった『真っ赤なスカーフ』でもよかったたんじゃないかと思ったりもします。アニソン(アニメソング)といえば、オープニングテーマを取り上げることが多いようですが、深く印象に残っているエンディングテーマも数多くあります。『やつらの足音のバラード』 (「はじめ人間ギャートルズ」 74')同世代の人間と話をすると必ずと言ってもいいほど出てくる名曲です。のちにムッシュかまやつの曲であることを知りました。『みなしごのバラード』 (「タイガーマスク」 69’)今でも聴くたびにうるるんと来ちゃうぐらい暗い曲です。背景に焼け野原が出てきたりして・・・まぁ~高度成長の光りと影ってやつかも。『ルパン三世・その2』 (「ルパン三世 1st」 71’)1stのエンディング。 峰不二子がバイクに乗っているアレです。のちにオープニングはお子様仕立てになりますが、このカッコいいエンディングは最後まで変わりませんでした。 ちなみに初期のオープニングをご存知の方は椎名林檎さんの『真夜中は純潔』のPVも観て下さい。 あっ!!となるはずです。『今日もどこかでデビルマン』 (「デビルマン」 72’)シンセの使い方がいかにも70年代って感じです。後半のサビが泣かせます。 『愛の光と影』 (「ベルサイユのばら」 79’)派手なオープニングと比較すると地味ですが、最後のオスカ~ルという絶叫が印象的です。 先ほど、絶叫しているのが志垣太郎さんだったという衝撃の事実に触れてしまいました。『Super Love Lotion』 (「ときめきトゥナイト」 82’)すご~く洋楽チックで印象に残っています。このあたりからアニソンは変化して行ったように思います。杏里さんの『CAT'S EYE』もこの頃で、のちにアニソンはミュージシャンとのタイアップ曲が大半を占めるようになります。その風潮に関して、水木一郎さんは、否定するつもりはないがこの先、曲を聴いて作品(アニメ)を思い浮かべることが出来るのだろうか?おそらく、その結果が出るのは30年後だろう。と言っていました。 さすがアニキ!!ディープっす。