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カテゴリ:子育て
娘の夏休みの宿題もようやく終わり
昨日の始業式には意気揚々と(?)登校した模様。 しかし、今年の宿題、訳の分からぬものが多かった。 納得できないものばかりで およそ受験生のものではないような・・・。 娘よ、そんな中でもよく頑張りました。 折しも今日は実力テスト。 ・・・む、娘よ、 君が元気ならそれで良い。 母上の この胸中を察してくれたまえ(笑)。 娘にかかるこれからの教育費、嫁入りのこと、 それらのことを考えるとやはり不安にもなってくる。 殊に、主人など 娘の進む進学先は私たち夫婦の母校でなければならない、と それ以外は許さん、などと言っている。 私たちの母校は東京八王子市にあり、 娘があんな遠い遠いところに行ってしまうのか・・・と そんな、わざわざ東京にまで行かずとも ここ兵庫県内の短大でもよいではないか、と 母親である私は思ってしまうのだ。 しかし、教育内容などを考えてみるに 確かに、私たちの母校の場合 娘がこのまま素直に伸びてゆくには最高の環境ではなかろうかと。 4年制と短大とが併設されているけれど 殊に短大はマナーその他を学ぶに相応しい学府だと思っている。 で、問題は、合格できるのか?というものすごい不安と 学費、そして生活費。 短大に進学した場合 おそらくはたった2年間で700~800万円(驚)。 短大の場合、アルバイトは禁止されていたはずなので 我が家からの仕送りと奨学金で 娘は生活していかなければならない。 娘よ、もしも君がこの学府で学びたいのであれば パパとママは最大に応援するよ。 お金のことは心配しなくて良いから 自分の夢に向かって突き進んで欲しい。 そ、その前にだな、 勉強を更に更に、頑張ってくれたまえ。 このままでは、君、まずいで(笑)。 ・・先日 百均ショップにて 50代とおぼしき男性が靴下とネクタイとを購入なさっていた。 本来ならば、しかるべきお店にて購入なさるはずが おそらくは家のローンやお子様の教育費などがあり そういう状況ではなかったのかもしれない。 ・・・その男性の後ろ姿を見て 格好いいなあ・・・と思った。 男性にしても女性にしても 家計を切り詰め 将来のために備えよう、子どものために教育費を貯めておこうと思えば まず一番最初に削られるべきは自身の趣味、そして次に 必要のない装身具などではないだろうか。 光熱費や食費を削るわけにはいかないのだから やはり、最初に削られてゆくのは 暮らしにそう必要でもないもの、だろう。 家族のために、まず自分のものを削り これからを生きてゆく我が子のために 自分を抑える。 それをさらりとこなす その男性の後ろ姿。 素敵だな・・と思った。 笑われてしまうのかもしれないけれど 自分亡き後の夫や娘のことが心配で 例えば、50代になった娘が その頃80代になる夫をタクシーにて病院に連れて行きたいけれど そのタクシー代、もしくは診療代を捻出できず やむなく病院に行くのを諦めざるを得ない・・・・ そんな状況に陥るかもしれないと思ったら 例えば現在 うつわやさんに行き 目の前にどんなに美しい、気に入ったものがあったとしても 買うのを躊躇してしまう。 この器を買う何千円かのお金があれば 将来、娘とパパが何かと助かるかもしれないと思ったら やはり、買えないわけです(笑)。 パパと娘は「考えすぎだ」と笑っているけれど でも、家計を預かる主婦が あれこれと将来のことを考えつつ ほんの少しずつでも切り詰めて 備えていくことは大切なことなのだと思う。 うーん、幼い頃に読んだ 「ありとキリギリス」の影響だろうか(笑)。 幼心に、あのお話は強烈でした。 確かにキリちゃんのキャラも憎めないのだけれど 何と言うべきか、アリちゃんの余りに懸命な姿 やるべき事を淡々と行う姿、まさに績まず弛まず、の言葉がぴったりで 子供心にも感動したことを覚えている。 ・・・・お昼間の暑さは相変わらずではあるけれど それでも、夕暮れの光の色が変わってきた。 山の樹々の葉も少しずつ 色を移してゆく。 風がびゅう、と音をたて 耳元を過ぎてゆく。 ほんの少し空が高くなり 虫の音も日を追うにつれ深くなり ・・・昨夜、ふと気付けば 「小さい秋」を口ずさんでいた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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