『一瞬で自分を変える法』
どうも40歳後半に入るとパワーやら持続力が減るらしい。そこで、今年の僕の目標は「行動する」だ。ところで、この本『一瞬で自分を変える法』の中で『究極の成功方程式』という代物を紹介している。それは次のとおりだ。(1)成功の第一歩は「目標」を持つこと。(2)その次は「行動」すること。(3)自分の行動が目標に近づいているのか、遠ざかっているのかを速やかに判別すること。(4)柔軟性を身につけること。(希望どおりの結果を手にするために臨機応変に、臆することなく実行に移すこと。)『究極の成功方程式』と言っても、たった、この4つのステップだ。この『究極の成功方程式』を利用した例として、この本では映画監督のスティーブン・スピルバーグを例に挙げている。スティーブン・スピルバーグは12,3歳から映画監督になりたいと考えた。(目標を持つ)彼が17歳のとき、ツアーでユニバーサルスタジオを見学に行く。(行動する)しかし、そのツアーではスタジオの中まで見られないので、勝手に途中で抜け出し、映画製作の現場を見に行った。(判断する)最後には、ユニバーサルの編集部長と話をした。1時間ほど話をすると、相手はスピルバーグの作品を見たいと言った。普通なら、ここで話が終わるが、スピルバーグは並みの人間ではなかった。(知っている)翌日、スーツを着込み、また、スタジオを訪れ、そして使われていないトレーラーを見つけると、ドアに「スティーブン・スピルバーグ監督」という名札をぶらさげた。(臆することなく実行に移す)その後、彼がどうなったかは、もう皆さん、ご存知のとおりだ。最初の話に戻るが……。どうも40歳後半に入るとパワーやら持続力が減るらしい。そこで、今年の僕の目標は「行動する」だ。●一瞬で自分を変える法