インターネットの利用の在り方。
昨日は、かけそうなことがありませんでした…。まぁ、ネタの無い日のブログなんて、いつも以上にペラペラの内容になるので、そういう時は、書かないに限りますwさてさて、今朝方のニュースで、21日に行方不明になり、昨日、無事保護された、長野の女子小学生の事がやっていました。どうやら、一緒にいた男性の方は、容疑者で、誘拐犯となってしまっているようです…。どういう経緯で、長野県から、神奈川県までの移動がなされて、何があったのか?と言う部分については、未だ持って(朝の段階で)不明なところはありますが、今回の場合、誘拐と言うよりは、ただの遠出であったとも言える気がしますが…。(とはいえ、初日の連絡以降、音信不通だったのですから、親は気が気ではなかったと思いますが…)で、この2人が出会った経緯が、ネットの掲示板だったとの事。(これでまた、マスコミはネットを叩こうと画策する事請け合いですがw)(ひょっとすると、出会い系かもしれませんが、片や未成年、片や未成年とわかっててのやり取り…どう考えても、出会い系であったとはいえないでしょうねw)掲示板を通じて、メル友になり…といった感じだったようです。で、こういう事件が起こると、マスコミのお家芸が炸裂するわけですwネットの掲示板の危険性だかなんだか知りませんが、そういうのを取り上げます。更に、未成年が被害にあったということで、世の親御さんたちが取っている、子供が有害なサイトを閲覧しない為に何をしているのか?の街頭調査。まぁ、大抵の親の回答は、「ネットに繋がっているPCは、居間などにおいて親の目が届くように…」との事ですが…とどのつまり、見てれば何とかなるという考え方が先行しているようです。四六時中子供を見張り続ける親なんていうものは、まず、いません。見ていない時間、見れない時間って言うのは確実に存在しています。と言うことで、本当に考えなければならない対策は、親が見れない時間の利用であるということです。一応、はっきりさせておくべき事があります。インターネットには限りなく有害な情報が無数に存在していて、誰でも見れる。と言うことです。例えば、殺傷能力のあるものの、個人での製造方法であったとしても、その材料から、作り方、その行程までも調べる事ができたりします。(一般的ではありませんが…材料自体も、ディスカウントストアで普通に売っていたりしますし)ここら辺まで考えるべきなのではないでしょうか?それなのに、今朝のニュースでやっていたのは、まぁ、上記のような親御さんの対策とも呼べないような対策の回答や、専門家らしい人の、「親も掲示板に書き込んで体験すべき」と言うような話。実際、掲示板によるコミュニケーションについてどうこう言っても無駄だと思うんですよね。個々の持つ、固定観念をどうにかしようとしなければ。「(親である)自分が使わないような機能は、当然子供も使わない」って、言うような考え方とか。と言うことで、上記を踏まえて、どうするべきなのかを考えると…。1.いわゆる有害サイトを閲覧できないようにする。これは、ルーターなどを使っていたり、最近ではファイアーウォール内の設定で出来ます。この辺は、親が子供をどれだけ考えているかが重要になる分かれ道ですね。有害だと思うサイトを、URL指定で、閲覧できなくするのですが、結構な労力です。有害であると思われるサイトを、自動的に閲覧できなくする機能もありますが、100%ではないので、その他の部分での尽力が必要でしょう。2.インターネット利用の時間を制限する。インターネットに接続できるPCをある程度制限した上で、更に、PC自体にもロックをかけて、基本的には親がいない時間での利用が出来ないようにする。パスワードは、出来れば定期的に変更した方が安全かと思います。一番単純ですが、やや効果的。(批判した、「親の目の届く」ってやつですが、ここまでやっていないと意味がないので一応)3.親が教える。…う~ん…適当な言葉見つからなかった為、こういう表現になりましたが、インターネットでは、何が調べられて、どういう有害性があるのか?と言う部分を、きっちりと教えておこうと言う話です。正直な話、それを教えるためには、親自身の勉強が必要になる為、非常に面倒です。とはいえ、これが出来るとできないでは大きな差が出るため、本当の意味での対策を採るというのは、何かに丸投げするのではなく、有害性を子ども自身に考えさせて、選択すると言う事を覚えさせる事が一番かと思います。インターネットが誰でも触れる以上、被害を少なくする為には、常に勉強が必要かと思います。まぁ…難しいところでもありますが…。