新幹線車内でマニキュア?
台風11号、名古屋は、それていってたいした被害はありませんでしたが、直撃をうけたところの皆様に、お見舞い申し上げます。その日、新幹線に乗っておりました。夏休みとあって、若い二十歳未満のお嬢さんたちもちらほら。突然、脳神経を直に麻痺させるようなニオイがたちこめました。「これは、マニキュア?」台風で新幹線が足止めをうけ、うだるような缶詰状態のときに役に立てばとうちわを所持していたので、取り出してあおいでも、そのニオイは強力。拡散しない。トイレへ立つふりをして、車両の先頭から席を往復し、「誰?」とみわたすと、発見!丁寧なメイクをほどこしたお嬢さんが、塗りたての指をひろげて、かわかしていました。その場で、まわりに立ち込めるニオイについてどうするつもりなのか、本人の声をうかがおうかという気持ちを飲み込み、席に着席。周りの誰も、不快さをアピールしていない。直接注意して、知らないことをきづかせるのが、自分の世代の役目。とおもいながらも、お互いに指定席。その後の目的地までの数十分、近い距離で場を共有するのかと、考えているところへ…。列車の係りの方がやってきたので、彼から、注意をしてもらうことに。気まずさと、ふたたびマニキュアのニオイ攻撃を回避ではきました。職員に頼り、直接注意しなかったのは、オバサンとして未熟かと反省。しかし、密室の中で、マニキュアをぬると、周りにどうかという想像のできないこがいるというのは・・・。何かに夢中になると、視界が狭まり、気がまわらない部分で人に迷惑をかけるということは、わが身にも振り返ってみよう。