[童話]の記事一覧 | ほわほわ日記

大の武男画伯の個展へ♪

渡辺カリンの童話「そうだん屋」、「コン吉のみやげ」に挿絵を描いてくださった先生の個展。名古屋市西区則武町のノリタケの森ギャラリーにて１０月５日日曜まで開催。奔放な線、軽妙洒脱なセンス、見る人の童心を呼び覚ます遊びごごろ。物や建物が書かれていても、生き物みたいに、動きたくてうずうずしている。もしかして、視線を外したスキに踊っているんじゃないの？いったいどんな方が描かれたのだろう、と気になっていたが、お会いできた！楽しくて、絵のタッチ、そのままの方。朝１０時から午後６時まで。最終日は４時まで毎日会場にいらっしゃるそう。どうぞおでかけくださいませ。中日新聞に掲載された「夫婦善哉」の挿絵連作が一堂に見れます。自力整体教室渡辺カリンの人形なごやヒーリングテラピーわたなべ

2008年10月01日

童話の会その2

童話コンクールで入賞した実力派の皆さんの作品を楽しむ。生みの親は書いてこなかった？見習ってがんばってほしいものです。着物レンタル・自力整体教室渡辺カリンの人形

2008年07月14日

図書館

児童書コーナーで童心にかえる。着物レンタル・自力整体教室渡辺カリンの人形

2008年07月11日

掲載

昨日、雑誌が届いた。コンクールで受賞した自作の物語が掲載されている。イラストがつき、見開きにレイアウトされて。手元から離れてわが子が世の中に飛び立った感。広い大空へ、ではなく愛知県限定。しかも配布される教育機関と購読を申し込んだ限られた家庭へ。市内の図書館でも、緑区とあと１箇所くらいに置かれるのみ。財団法人愛知県教育振興会発行の「ことともに　ゆう＆ゆう」８ヶ月前に書いた作品で、月日がたつと恥ずかしい。でも多くの人に読んでもらえるといいなぁ。名古屋南教室は

2007年05月24日

VSケータイ

講評会に向った日のこと。私鉄電車に乗り込む。運転士の後ろの席が空いていた！邁進する景気が見える♪と座る。おや、何？この音…。せわしない電子音が耳障り。ゲーム機の音。公衆の場で誰？エチケットをわきまえない傍若無人なやからをイメージする。下手に注意して逆切れされても…。ほっておく。が、気になる。広がる空、走る線路、晴れのパノラマを電子音が汚染する。もういい、逆切れされたときは、そのとき。これを放置して屈辱が尾を引くことに比べれば、自分を許せる。友人は、道端で女の子にきつく当たるカップルのケンカを仲裁した。その彼女の友達はオヤジ狩りを阻止した。それらに比べれば、軽い。車内を巡回する。果たして、ゲーム機の音量をマックスにするのは・・・年長か小1くらいの女の子だった。向かいに母親とおぼしき大人がすわっているが、ケータイの操作に夢中。「おたくのお子さんですか？　ゲームの音、おおきくないですか？」反応の無い母親、睨み返す少女。その後、音は気にならなくなった。活字がよまれなくなった。これをすれば、だれが何を思うか。そういう想像力はゲーム機で培われない。ケータイで仲間と濃密なコミュニケーションをする傍ら、外への配慮が欠落する。文学作品を書くことを志すものとして、ケータイ、ゲームは敵かも。彼らをこちらに引き寄せる作品を。しかし、相手はあまりに手強い。ケータイ、ゲームと調和して、その中で作品を発表する時代？名古屋南教室は

2007年03月22日

講評会

「ことともに　ゆう＆ゆう」児童文学賞受賞者が集い、審査委員長の児童文学作家たかしよいち先生の講評をナマで伺う会。連続5年出席ともなると、ほとんどの方がお知り合い。美麗な会場でも、くつろげる。この人たちと切磋琢磨することができたこと、出逢いに感謝。全ての賞を制覇した。たかし先生から「あなたは、もう、卒業です」そして「成人文学として充分鑑賞しうる作品でした。成人文学をやってみなさい」と賜る。背中を押していただいた。新たな一歩を踏み出そう。名古屋南教室は

2007年03月21日

幕の内に誓う

児童文学賞の受賞式。おもえば昨年は、開会ちょくぜんに到着したため、用意された弁当を一口も食べずじまい。閉会後はすぐに退去。手付かずの幕の内弁当に涙を呑んで別れを告げた。「きっと、来年もここに来るからね」晴れて今年は最高峰の賞をさずかりにこの会場に来た。私の席には「幕の内弁当」が鎮座していた。蓋をあけると「約束まもったね」と迎えてくれた。もちろん本日のつくりたてだが。名古屋南教室は

2007年03月05日

出た！

童話仲間の本がついに出版、発売！おめでとう！第23回福島正実記念ＳＦ童話賞大賞作『ヌルロン星人をすくえ！』　とっても面白く、かつ考えさせられます。親子で読んでほしい。名古屋南教室は

2006年11月26日

いただきもの

先日いただいたカップでコーヒーを飲む。ほのぼのとしたイラストに「大好き」と添えてある。誰かからいわれているようで、思わずにんまり。縁起のいいカップだからなおさら。もうすぐ本が出版される童話の仲間からのもの。本ができあがる日が近づいてると思うと、どきどきする。こんな嬉しいおすそわけをしてくれる彼女に感謝。わたしも、そんなことができる日を夢見て、がんばろう、と思う。名古屋南教室は

2006年11月13日

講評会

審査委員長の児童文学作家たかしよいち先生が九州より名古屋にいらした。愛知県教育会発行「ことともにゆう＆ゆう」第３０回児童文学コンクールに入選した人が招かれてたかし先生より講評をうかがえる講評会。はやるきもちで冷たい突風がふくのもなんのその。豪華なホテルの会場には、つぎつぎと入選者がやってきた。童話を書き始めて３年ほどだが、幸運なことに、４回連続で出席。次第に緊張するという可愛さが薄れてしまい、じゅうぶんに楽しんだ。先生は、鋭くかつ、温かく作品を批評されみんなでいい勉強ができた。励ましのお言葉、記念撮影、握手と、いっぱいいい気をいただいた。夕暮れの家路。風はさらに冷えたが、気持ちはやる気で熱かった。きものレンタル・美しくなる自力整体名古屋南教室は

2006年03月19日

またまた吉報

童話の会の仲間から、めでたいニュースが届いた。名古屋から遠い雪のまちでの文学賞で準大賞！童話の会では毎回お題が出され、宿題を発表する。彼女は毎回、さぼらずに発表。そんな地道な努力が実を結んだ。自分の中の創りたいという気持ちを大事にして続けることの意味を改めておもう。時には、なえたり、めげたりするが、仲間が日々はげんでいる姿から、元気をもらえる。ようし、わたしも、創ろう。きものレンタル・美しくなる自力整体名古屋南教室は

2006年03月17日

受賞式

地元の児童文学賞の受賞式に出席。式典が始まる時、到着。所用があり、会食の時間に間に合わなかった。お弁当を食べる時間がない。やむなく、お弁当を記念撮影して画像を持ち帰る。来年も応募するから、きっと食べに来るね、と手付かずの弁当に誓いをたて、唾を飲み込み蓋をかぶせた。ちょっと残念なお知らせを聞く。今年度は長編部門の掲載は最優秀賞のみ。私のいただいた優秀賞と椋鳩十賞は本誌に掲載されないとのこと。時間のある方がたと終了後、お茶をする。皆さん、子供の年代、育児、仕事、地域、それぞれに違い、一生懸命日々の生活を励みながらの創作。陽射しはおだやかだけど、風の強い日。新しい出会いがあった。きものレンタル・美しくなる自力整体名古屋南教室は

2006年02月27日

お祝い

童話の会。賞にえらばれた仲間に、皆が祝いの気持ちをこめて花束、和菓子、ケーキと持ち寄った。皆、創る人たちなので、お祝いに寄せられたものも、可愛らしい。写真は、その中の一つ、手作り和菓子。ピンクの桜の花が白い道明寺生地に浮いてかわいらしい。さくらんぼ茶という薫りよき飲み物も用意してくれた。仲間の快挙の晴れがましい気持ちをおすそわけしていただいた。童話は、さすが！と唸る面白さ。本が出版されるのが楽しみ。どんな装丁で、挿絵はどんなになるんだろう。表彰式には振袖で、といい忘れた。きものレンタル・美しくなる自力整体名古屋南教室は

2006年02月13日

めでたい！

童話の仲間から、ビッグニュースが届いた。あるコンクールの最優秀賞がきまった。この賞は、出版され、全国の書店にならぶといううれしいごほうびがついている。同じ締め切り日の違う地元限定のコンクールに私は出して優秀賞をいただいた。その仲間は、かつてその賞の最優秀賞に輝いた。羨望もあるが、身近できれいな文体にすごいと毎回うならされるだけに、うれしい。すごい、すごいと興奮してしまった。ずっと先を歩いてらっしゃて、このたびの受賞。自分の未来の姿と重ねてしまう能天気な性質なので自分のことのように嬉しい！次に会うのが楽しみ。きものレンタル・美しくなる自力整体名古屋南教室は

2006年02月07日

今日も

もう一つの童話の集まりへ。真剣に童話について語り合う。こういうおしゃべりができるのは、楽しい。しゃべっているうちに、いろいろ刺激される。しだいに創ろうという気持ちが高まってくる。気持ちどおり、作品ができればいいのだが。夜、「有頂天ホテル」を観にいく。篠原涼子、佐藤浩市、原田美枝子、麻生久美子、伊東四郎、などなどいい役者さんたちがいっぱい。オープニングタイトル、美術もよく、おもしろかった。きものレンタル・美しくなる自力整体名古屋南教室は

2006年01月18日

今年は

新年初めての童話の会、仲間はみな、新作をもってきた。読ませてもらうと、それぞれの世界がおもしろい。ああ、やっぱり童話っていいな、と思う。ありえないけど、あるかもしれない奇妙でかわいくて、ちょっとこわいことをやさしくつつむ。現実のいろいろな出来事とちがう世界。ちょっと出遅れたけど、今年もつくってみよう。かえり道寄ったケーキ屋さんパティスリーFUKAYA。ショーケースの中、どれもおいしそう。どれも食べたいが胃は一つ。絞るのに悩み、かなり長い時間にらめっこ。きものレンタル・美しくなる自力整体名古屋南教室は

2006年01月17日

遅れて来た吉報

3年前から児童文学を描き始め、初応募した愛知県限定の或る童話賞。3年前、クリスマスイブの前日に最初の入選通知が届いた。2年前も同じころ。1年前はクリスマスを過ぎても、なしのつぶて。暮のさしせまったころ、諦めていた時、届いた。そして、今回。年が明けてしまった。通知は来ない。ようやく落選のショックを乗り越えた今朝、封筒がきた。今頃なんだろう？怪訝に封を切ると、入選通知がおめみえ！遅かったじゃないか、と文句を言いながら喜ぶ。こいつは春から縁起がいい！きものレンタル・美しくなる自力整体名古屋南教室は

2006年01月07日

お友だちが出版！

童話の会の仲間が、このたび童話を出版しました。仲間と呼ばせていただくには、キャリアも実力も先輩の方で僭越ですが。まだお若い方なので、これからもどんどん活躍なさるでしよう。とても魅力的な作品を作られます。「ごめんね！　ダンスおばあちゃん」（国土社）http://www.kokudosha.co.jp/search/newbook.phpきものレンタル・美しくなる自力整体名古屋南教室は

2005年10月21日

エネルギッシュなみんな

二つの童話の集まりがありました。女性ばかり集まるこの会、いつも楽しみ。一人一人個性がちがうから、違う個性が集う二つの会の雰囲気もちがう。でも、共通するのは、みんなエネルギッシュ。創作する人は、面白い。独特の感性をもっていて、物事のとらえ方の発見があり、ユニークなアイデアがある。作品を生み出そうという前向きなところが楽しい。また次に会えるのが楽しみ。こちらも、何か報告できるよう、がんばろう！と、パワーをいただいた。

2005年09月28日

朝霧裕子氏の個展へ

友だちと一緒にみにいきました。ベネチアンアンチックビーズとワイヤーによる飾り結びのコラボの魅惑にうっとりと夢ごこちに浸る。しかし、同時にどれを手に入れて帰ろうか決断のために、リアルの世界と往復しなくてはいけない。同行してくれた友達が、次々に綺麗で本人のイメージをより高める品々を決める。こんなときの心境は･･･試験のタイムアップが迫る。周りの席の生徒たちは、つぎつぎと答案を提出する･･･なぜ綺麗なジュエリーを選ぶ際にこんな設定とリンクするのか？自分でも気づかないトラウマがあるのかもしれない。どれも素敵で一つに絞りがたい作品が並んでるから・・・ですよね、朝霧さん。5月２９日の日曜まで。朝霧裕子のベネチアン・ビーズ・ジュエリー展一緒に行った友だちは、文学・創作を通じた仲間で前向き。作品とともに、彼女らからも、いい気をもらった一日。

2005年05月25日

落語好き

小学生のころ、テレビの演芸番組はいい暇つぶし。おさなごころにも、桂米朝は品と味があっていいなあと思った。登場すると、ひざをなおして聞き入った。夢路いとし喜味こいしの舞台をいつかナマで見たいとおもっていたら、かなわなくなってしまった。そんなことにならないよう、いけるときにいかなくてはと、師匠の名古屋でのチケットを買った。それほど舞台というものを見ているわけでないが、落語の会場というのは、驚いた。こんなに中高年の男性が集まる娯楽の催しは見たことない。劇場の座席をうめつくすのは女性とばかりきまっているかのようなのに。何かの秘密結社の全国大会に紛れ込んだようなおももち。すべての演目がおわってロビーに流れ出た人波は、静かだかにこやか。あざやかな落ちが心に余韻を残す。そんな作品を書きたいと寄席のことを思い出した。今放映中のドラマ「タイガー＆ドラゴン」は毎回古典落語の名作がでてくる。知ってる作品がどう料理されるのか楽しみ。現代の人情噺と絡み合い、巧みな展開に思わず「参りました」。

2005年05月23日

作家の方々のお話

　大阪の作家の方々のお話を聞く機会にめぐまれました。　かなりお年を重ねたかたもいらっしゃるのですが、みなさん若々しい。反骨精神、世の中に訴えたいこと、作品を描くことで、いい方向へ変えて生きたい。想いがエネルギーになって、カラタの気が激しくめぐっているよう。　最後の藤本義一氏の鋭くエネルギッシュな言葉に、書きたい！と突き動かされました。

2005年05月14日

31日必着

　とある童話のコンクールに挑戦。　締め切りは3月31日。ずっと当日消印有効とおもっていた。ところが、応募要綱をたしかめたら、必着とある。あぶない、あぶない。　インフルエンザで数日間高熱でうなされていた。ちょうどニッサン童話の授賞式から帰ったあとで、かくぞ！ともえていた矢先。　40度近い熱。堂々と、日中から、ふとんの中で寝込む資格あり。こんなチャンスはない、と物語の構想をねる。主人公は、高熱でねこむ。そこから話が展開していく。　なんて、有効なカゼの味わい方！　自分で自分に拍手をおくる。　卒業式シーズンで店が忙しく自力整体の研修もあり、執筆に集中できない間、あたまの片隅で熟成。そうして出来た作品。本日投函。　いい結果ができたら、みなさまにも披露できます。　こうして、ワクワクの種まきをする春の雨の日。

2005年03月28日

「ことともに」児童文学賞講評会

　審査委員長のたかしよいち先生から、入賞作品の講評をいただく。名古屋城の近くのホテルの一室。入賞者一同が、順に批評をうかがう。　著作「竜のいる島」(理論社)を拝読した直後で、その作者にナマであうというのは、今回3回めではあるけど、とくに嬉しい。作品は、臨場感溢れ、エネルギッシュ。登場人物と共に古代の恐竜を追う冒険者を体感する。その著者からの批評。　各作品についての批評。先生の作品では、しっかりと描かれていると思い当たる。　さて、わたくしの作品の番。　最優秀賞だけに、特に批判はなく、お褒めの言葉をいただく。でも、これにうかれることなく、(すでにウカレているが･･･)気をひきしめて、これからも創作していこう。　新たにいろいろな方との出会い、なつかしい方との再会があり、瞬く間に時がすぎた。

2005年03月20日

仲間と

　童話を作ることで出会った仲間たちと会う。　あらかじめメールに原稿ファイルを添付して送る。受け取ったら、読んでおいて、今日批評しあう。なんというIＴ化された集まり！妙に便利さに感動する。　さすがに読んできただけあって、みなさん鋭い批評。自分では考えつかなかった観点に感心。　みな、子育て、教育のこと真っ最中だったり、たわいないことからいろいろ、共感できて楽しい。　店が忙しい時期だったけど、参加してよかった。勉強になったし、元気をもらった。　

2005年03月16日

作家協会の重鎮のお話をうかがう

　文章を書く某学校の説明会へ。　関西の作家協会の大御所が、こじんまりした部屋で直接説明をしてくれた。１メートルくらいの距離。　燃える眼光、眉毛も髪も放たれるエネルギーで、ゆらいでいるかのよう。最前列に座って、幾度となく目があわさって、もうカンゲキ。　帰宅して、店の仕事。卒業式まっさかりの時期。ハカマのご予約がかさなる。こんな時期にお会いにでられたことに感謝。

2005年03月14日

童話の会+自力整体

　「ことともに」昨年度入賞者のあつまりは、今回、うちの自力整体教室にきていただきました。　それというのも、ぜひ、たいせつなお友だちには、自力整体を体験してほしかったから。パソコンにむかうと、肩こり、腰痛、目の疲れがおこるけど、体のコリをほぐし、頭をクリアーにして、創作力が高まる。　自力整体実技のあと、童話の会。今回も、創作中の作品を読ませてもらった。物語の行き先にワクワクするものがひそんでいて、登場人物は、この先、ほれてしまいそうな能力をもっていそう。他とのからみがおもしろそう。他のメンバーから、感想、アドバイス、など、なるほどと感心する声が返される。私の公募に応募した作品にも、元気のでる感想をいただいた。　こんな才能あり励ましあう、いい仲間との集まりがつづくように、自力整体という体をケアするものの存在をしってもらった。あとは、それぞれの生活や嗜好があるから、ご本人たちにおまかせ。　さあ、書かなくちゃ。書きたい。

2005年03月10日

相田一人著「父　相田みつを」

　忙しくて、うすっぺらい文庫本がずっとほおってあった。ようやく読んだ。　相田みつを氏の長男の一人(かずひと)氏からみつめた、父相田みつを像。　父から、決して威圧的に叱られたことがない。たしなめられる際には、必ず、「おまえは、父さんに似て、○○がない」というように、自らを併せて省みる言い方だったそう。　父から「浄玻璃の鏡」(じょうはりのかがみ)というものを聞いたそうだ。生前の行いすべてを映し出す閻魔様の鏡のこと。　自分の身をふりかえれば、子育てを始め、さまざまな人とのかかわりが映し出されるわけだ。ガマの油の鏡の前のカエルよりも、見るに堪えないつらい気になるのでは。すっかり解決済みとおもっていたトラブルも、相手の気持を生涯傷つけていたり、そんなトラブルに自分がかかわっていたのかと、初耳の自分の罪・・・あるわあるわの大放出。戸惑う私。　閻魔様との接見の行列の流れが滞り、列の後ろから「なにやってんだ」「はやくしろ」「往生際、悪いぞ」　野次に、ますますパニックになる。思わず、「死にたい」　しかし、もう死んでいる。　　こうなったら、今から罪滅ぼししなくては。　先日の「ことともに」の授賞式で「今後の抱負を」と聞かれた。今、思うこと。自分のあやまちがくりかえされないように、あやまちで傷ついた人が癒され、気がおさまるような、そんな作品を書いていきたい。　

2005年03月05日

ことともにゆう＆ゆう児童文学賞表彰式

　表彰式にいってきました。初めて書いた長編を応募して佳作に。表彰式はよばれず、２回目の応募の前回は、短編で優秀賞になり、初めての表彰式。今回は短編最優秀賞で２回目。ちょっとずうずうしく、シャッターをおねがいしたり、「おばさん」しました。関係者の方々、失礼しました。　上位入賞のみなさんは、それぞれにご自分の生活を誠実に真剣にとりくんでらっしゃる魅力的な方たち。お人柄がにじみでて、会場はいい雰囲気でした。　時間のある方とお茶をご一緒。そこでまた、刺激をうけ、いい時間をすごす。さあ、書くぞ！しかしその前にかたづけないといけない仕事がいっぱい。はやく消化しよう。

2005年03月03日

よんでくださって、ありがとうございます

　衣裳レンタルのお客様から、「童話も書いてらっしゃるんですねえ。小学校に似顔絵もおしえに行かれて・・・」　よく、わたくしのことをご存知でいらっしゃると不思議に思ったら、この日記を読んでくださったそう。　　ほそぼそと、世の中の片隅でやっていることで、反応も期待せず、書きっぱなし。でも、読んでくださる方と実際にお会いするのは、はずかしいけど、反応をかんじてうれしいもの。　その方は、なんと、先日大阪の表彰式があった国際児童文学館存続の危機の際、署名活動して維持に一役かった方だそう。　なにげにパーテイーを享受していたけど、多くの陰の方の力があっての会場だったのだ。　世の中、いろんな縁でつながっている。

2005年02月24日

「ほのぼの」

　受賞パーティーから、はや１週間。あのときのことを夢のように思い出す。　杉浦範茂先生に、「詩とメルヘン」に載っていた作品が、大好きだったとお話したら、「『てぶくろ』ってタイトルでしょ。あれは、三木卓先生のテキストがすばらしかった」　先生自身、編集の方に解釈はこれでいいのかと判定をゆだねたそうだ。すでに大御所だったのに、謙虚。それだけ、文章に深いものを感じられ敬意をはらわれていたのだ。　　その『てぶくろ』というはなし、こどもは大好きなテーマ。それはなにかというと、「う・ん・○」。なのに、深淵で哲学的で宇宙を感じる作品で、ユーモラスであったかかった。　　その作品が収録された「ほのぼの」という本が、今年あたり刊行されるそうだ。楽しみ！

2005年02月21日

ニッサン童話と絵本のグランプリ授賞式パーティー！

　2003年夏、初めて短編の童話を書きました。それがいきなり愛知県教育振興会「ことともに　ゆう＆ゆう」児童文学賞の優秀賞をいただきました。　調子にのって、「ニッサン童話と絵本のグランプリ」に応募したら佳作に入賞し、受賞式へ行ってきました。　地元の小学校で似顔絵の講師に行ったとき、こどもたちに聞いたら大人気のあまんきみこ先生とわたしが小学生のとき何度もおもしろくて読み返した作品の松岡享子先生にお会いしてお話して、サインをもらうという感激の１日。　しかも、絵本作家の杉浦範茂先生とお話し記念撮影。OLの時に好きだった作品の話をしたのだけれど、「ルドルフとイッパイアッテナ」の絵が大好きだったといいそびれてしまった。　夢のようにまたたくまにすぎた時間。肝心なときに肝心なことをつたえる、あたりまえができないもどかしさ。　松岡先生には、サインをもらうことでいっぱい。聞きたかったことがあるのに。松岡先生もあまん先生も、上品で知的で悠久の時がながれているようなおだやかさ。その雰囲気を対面して味わえた。失礼な言動をしたのでは、と後から汗が。　童話の大賞の方は、とってもきれいでかわいらしい人、絵本の大賞作品、すてき。いいものにたくさん出会えた。

2005年02月13日