る~ぷる仙台に乗って・・・(1):瑞鳳殿
こんばんわ~、ニコライです~。(この日記の登場人物) 先週から、ニコライ日記のレギュラーとなった ←宮城県観光大使「むすび丸」。 彼が、「余が、あないする。ついて参れ。」 と、言うので、今日は、ニコライ一家、皆で、 仙台市観光シティループバス「るーぷる」に乗って、 ベタな観光スポットに参ったである。とは言っても・・・あいかわらず、出足の遅いニコライ一家。午後出発だったんで、色々ゆっくりというわけにも行かず・・・とりあえずは、正宗公ゆかりのルートということで、ズイホーデンへ。さあ、ズイホーデンといえば、、、BGMは、おのずと決まってくるというもの、 ■MGMT / Kids ←BGMとしてお楽しみ下さい。そ~でしゅ、皆の衆にもお馴染みの(?) ビ~~~ホーテン♪♪ニコライ一家は、ズィ~~~ホーデン♪と歌いながら、るーぷる四つ目のバス停『瑞鳳殿前』で下車。杉並木の石段を上ったところに、ズィ~ホーデン。漢字では「瑞鳳殿」と書く。伊達政宗公の「霊屋(おたまや)」である。 日光東照宮につぐ、桃山様式の華美で装飾的な墓所だったので、戦前は国宝とされていたらしいのだが、仙台空襲の折、焼失。戦後に再建されたのが、今の瑞鳳殿なのだそうだ。 敷地内には、藩主二代目・三代目の霊屋「感仙殿」と「善応殿」も、似たような様式で再建されているが、一番立派なのは正宗公の霊屋。3つの霊屋を再建するにあたって行われた発掘調査で見つかった武具やら文具やらの、副葬品が資料館に展示されていた。中でも、遺骨からおこした「こんな顔だったでしょ~」というのが興味深かった。けれども、遺骨に基づく正宗公のマネキンは、顔は立派なのだが、大顔小男で、そのプロポーションにガッカリした。しかし、正宗公は、当時としては標準的な身長(159cm)で、貴族や武家の骨格である面長な顔形、(庶民は概して丸顔だったらしい)現代人にも通ずるハイカラな目鼻立ちのハッキリした顔立ち、とのことだよ。ちなみに、血液型はB型だそうだ。科学調査って、そんなことまで判るんだね。 資料館前に梅が咲いていて、ちと和む。伊達藩主三代の霊屋は、山の上にあり、坂を下りたバス停辺りの住所は、「霊屋下(おたまやした)」という、聞くにおどろおどろしい地名である。そのせいか、バスを降りた途端、ひんやりとした、墓場のすえた匂いが・・・というのは、気のせいだけど~、ズィ~~~ホーデンへ向かう坂の途中、杉木立の間に、無数の墓が見えたんだなぁ・・・。だから、、、ある意味、ニコライのチョイスしたBGM「Kids」は、大正解◎ Be haunted ビ~~~ホーテン!