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2007.06.12
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カテゴリ:希死念慮
夜眠りにつく前から

火曜日カウンセリングに行くのは

無理だと感じた。







身体もこころも重くて

挫けていた。

もう何も考えたくないと

想って

私は熟睡する為に

お薬を少しだけ多く

服用した。

朝、一応目は覚めたが

起き上がる事は出来ず

「お休みしよう。」

と決意した。

本当は継続して受けねば

カウンセリングは効果が無いのは

分かっているが、

今日はどうしても動けなかった。

そしてもう一度眠りに落ちた。







自分は何て駄目な人間なんだろう。

やらねばならない事も

中途半端に終わったり

最初から出来なかったりする。

完璧でないと気が済まない私は

いつもそんな自分を責める。

そして更に気分が堕ちる。







気分や調子が良い時は、

生きることに対しても

前向きでいられる。

「命は自分独りのものではない。」

という事も受け容れられる。

しかし、抑うつ状態が続き

厭世的になると

何もかも擲ってしまいたくなり

希死念慮が湧いてくる。








「死んでしまいたい。」

という気持ちは、

きっと理屈じゃないと想う。

言葉にしてしまった時点で

理屈になってしまうが、

訳も無く沸々と湧いてくるような

言葉で言い表し難い

気持ちになるのである。

今日は過食と嘔吐を終えた後

ぐったりしている時に

突然死にたくなった。

「いつまで私はこんな事を続けるんだろう。」

「働きもせず、ただ食べて吐く毎日が続くのは

 私が情けないからだ。」

「未来は分からないから希望を持ちたいけれど

 こんな状態でどんな希望を抱けるのか。」

「今、死んでしまえば、もう苦しまなくて済むのに。」


等と様々な事を考え

最後には自殺を正当化しようとしている。

周囲の人達にどれだけ強い哀しみを

もたらすのか分かっていても、

もう生きていたくないとしか

考えられなくなるのである。







「自殺してはいけない。」

という想いと

「死んで楽になりたい。」

という想い。

これらが私のこころの中で

暴れ回って途方に暮れる。

死んだら楽になれるなんて

自分勝手な考えなのかも

知れないが、

私はもう動けないほど苦しくて

何処に行けば良いかも分からなくて

頭の中もぐちゃぐちゃになる。

そうして不安定になると

過食と嘔吐の回数が増えて

もっともっと苦しくなるのである。

今は笑う事ができない。

バラエティ番組を観ても笑えない。


PMSの症状である事は

明白なのであるが、

だからと言ってどうしたらいいのか

分からないのである。







心配を掛けたくないから

母にも暗い顔は見せられない。

その上、今日の母は体調が

優れないみたいなので

余り会話も出来ない。

寂しさを感じているが、

それは独り善がりな事である。

だから、主治医の電話診察も

受けられなかった。

死にたいなんて言ったら

また大きな声で怒られるのが

恐いからである。

私が言っている事こそ

間違っているのは分かっている。

でも、理屈抜きでいきなり

「死んでしまいたい。」

という強い気持ちは

こころの奥底から

湧き出してくるのである。

自分でもどうしようもない程に。

そうして深みに嵌っていく。






こころの状態が悪いと

身体の具合も悪くなる。

そして過食と嘔吐の回数も増える。

食べたくもないのに食べ始め

食べ終わる頃に気分が悪くなり後悔する。

今日は過食と嘔吐を済ませた後に

直ぐシャワーを浴びたので

浴室で倒れそうになった。

お湯の温度をぬるめに設定しても

のぼせて吐き気が襲ってきた。

目の前が霞んでいたが

どうにかシャワーを浴び終え

逸早くスポーツドリンクを飲んで

事なきを得た。

その後スーパーへ行く時間になったので

帽子を被って外に出たら、

お向かいさんの家の庭で

何かを啄ばんでいる雀を見つけた。

その姿をじっと見ていると

目が合った。

首を少し傾げた小さな雀。

その瞬間は少しこころが和んだ。

しかし、何だか自暴自棄で

強いお酒を飲みたいと想い

テキーラを購入した。

檸檬を絞りロックで飲むつもりである。

何もかもどうでも良い感じが

自分の駄目さ加減をあからさまにしている。

希死念慮は容易に私の胸の中から

出て行くことはないが、

何とか今は共存したいものである。





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Last updated  2007.06.12 21:26:34
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