「セシルのビジネス」長薗安浩
主人公の聡子は32歳、六度目の結婚記念日に夫から離婚を切り出され、あっさり承諾する。自らの経済基盤を確立するため、聡子は男子大学生を相手にしたテレフォン・アドバイザーというビジネスをスタートさせる・・・リクルートで「就職ジャーナル」,「ダ・ヴィンチ」の編集長などを務め、94年,「就職氷河期」のネーミングで流行語大賞特別造語賞を受賞された方が書いた本だそうです。ビジネスを始める過程が楽しめました。今後の展開も知りたかった気がしますが言いたかったのはそこではないのでしょう。表紙は木村多江さんです。セシルのビジネス