「沖で待つ」絲山秋子
「おまえさ、秘密ある?」住宅設備機器メーカーに入社して福岡支社に配属された同期の太っちゃんと女性総合職の私。深い信頼と友情が育っていく。そして太っちゃんの死。太っちゃんとの約束を果たすべく彼の部屋にしのびこむ。第134回芥川賞受賞作。他「勤労感謝の日」併録。なんだか勝手に沖縄の話かと思い込んでました・・・(――;全然、沖縄は関係なく、働く(働いていた)女性のお話です。「勤労感謝の日」は現実感があり、それとは逆に「沖で待つ」は不思議な雰囲気。どちらもテンポが良くあっという間に読み終わってしまいました。オフィスの雰囲気や元同僚と話している感じなどはとっても身近な感じでした(^^)沖で待つ←Click!