ドメーヌ・ベルナール・セルヴォー シャンボール・ミュジニー 2002年(九州 大分 フランス料理 ワイン ワインバー ボルドー ブルゴーニュ 他)
先日 セルヴォーの アムルーズ’02の案内(ラック)が他の'03年ワインと共に来ていましたが例年アムルーズは樽熟成期間他で蔵出しが遅いのでしょうか?問屋さんによると'02のアムルーズの入荷は例年の6分の1だそうですこのドメーヌの良いところは味の割りに、畑の割りに安いところ?アムルーズに関していえば年間5樽(1500本程度)で生産量が非常に少ないうえに値段は探せば7,000円台今やドメーヌもので7,000円台とは・・・たぶんラックの中でドメーヌ評価が一番下にランクされているのでは?ドメーヌ・ベルナール・セルヴォー シャンボール・ミュジニー 2002年試飲結果まず初めに感じる香りスミレ系の花の香り シャンボールでよく嗅ぐ香りアルコール臭メントールの香り振りますとハーブ、草系の香り赤系のベリーからチェリー香口にしますとこのクラスで滑らか ライアールに似る香りですライアールを濃くした感じ?チェリー香樽の香りなしミルキー香なしタンニンもそこそこ酸が確り塩分を少し感じますこのクラスで確りシャンボールを表現し尚且つなんと滑らかさがあります村名としては非常に出来が良いワインではないでしょうか? ドメーヌ・ベルナール・セルヴォー シャンボール・ミュジニー 2002年注 参照 株式会社湯原商店ベルナール・セルヴォー ブルゴーニュに詳しい氏がその著書で「モレサンドニ最高」「ブルゴーニュ有数」と、賛辞をおしまずにほめちぎる屈指の実力派です。 ところが、グランクリュを所有しておらず、全体の生産量もわずか 1200ケースというほんとうに小規模なドメーヌなので、知名度はあまり高くありません。 しかしそこで生み出されているのは、緻密な果実味と堅牢なタンニン、まさに古典的ブルゴーニュのお手本のようなすばらしいもの! わたしにはモレ=サン=ドニ最高の、そしてブルゴーニュ有数の作り手と思える。父ベルナールは体が弱っているが、息子たちは見たところ、父の仕事の水準とワイン作りの手法に、文句のつけようがないようだ。 セルヴォーのワインには作り手の「我」が出ていない。このため樽から試飲しても、その段階ではほとんど何も見えてこないので、困り果てることがる。 オークの香りがでしゃばるわけでもなく、ブドウの味が華々しく凝縮しているわけではない。 いわばシトー派風のいかめしさを湛えたワインである。ここのワインとともに暮らしたことがなければ、ろくに年もとらず、育った感じもしない、と思い込んでしまうのも無理はない。。現実はかなりそれに近いからだ。一九八二年産は収穫後7年たってようやく見事な全容を見せはじめた。85年産は少なくとも収穫年から10年を要する。同年のブルゴーニュ・ルージュでさえ、5年経ってまだ開ききっていない。 セルヴォーの看板のようなモレ=サン=ドニは、1級レ・ソルべで、軽く見えるようでレーザー光線のように焦点がするどい。また魅力たっぷりのシャンボール=ミュジニーと、ニュイサンジョルジュの小さな一級畑シェヌ・カルトーを作っている。あいにくドメーヌの総出荷量はたったの1200ケースほどしかない。「ブルゴーニュワインがわかる」マット・クレイマー著より おまけ バーにて