さらばフォーエバーローズ、これからは「あゆみ」よ~♪
ミニバラ4鉢の内、現在「オーバーナイトセンセーション」と「フォーエバーローズ・サンマリノ」の2鉢が開花中である。オーバーナイトセンセーションの花径は1番花以降尻すぼみなのは仕方ないが、蕾に異変があるのに気がついた。腐っている。灰色かび病の兆候か?しかし、雨にも当てておらず、水やりの際にも…まさか、先週の殺ダニ剤散布で濡れたのが原因?とりあえず、蕾(ついでに花も)をカットして経過観察する。さて、それより悩みの種なのがフォーエバーローズ・サンマリノである。ダークサンレモより花持ちは良いのだが、花弁が開き切ることなくそのまま散っていくという紛らわしさに加え、何といってもツヤがないのがよろしくない。販売元のセントラルローズさんは「透明感のあるイエロー」と表現しているが、悪く言えば「パサパサした色褪せた黄色」だ。所詮はミニバラだからあれこれ期待する方が無理な訳ではあるが、花弁のツヤだけなら名無しの黄色株の方がよっぽどマシである。 そんなフラストレーションを溜めつつ、いつものホームセンターへ2日連続で出掛けた。昨日在庫が切れたピートモス・赤玉中粒・バーミキュライトと熟成目的でストックする腐葉土を買うためである。そして用土コーナーをうろついている時…運命的の出逢いが待っていた。京成バラ園芸より昨年発表されたHT系バラ「あゆみ」である。昨日ホームセンターを訪れた際、バラコーナーで大苗が2,990円で売られているのを見て、「やっぱHTはミニバラと迫力が違うな」と唸りつつ良い香りを嗅いだのであるが、今日行ったら売り切れでお目にかかれず“残念”と思っていたら、かなり離れた(用土売り場に近い)所に4号ポットの新苗が1,990円で沢山あったのである。そして買った。名無しの黄色株の代わりに買ったフォーエバーローズで不可能だったことが叶えられると信じて。。。それと、置き場所も軒下の「ゴチャゴチャ」を整理すれば大きい株を置くスペースは確保できるので、DIY棚に置くことを前提にしていたミニバラにこだわる必要がないことに気付いたのである。新苗をこの時期に購入することが「賢い」ことなのか分からないが「欲しい時が買い時」と言い聞かせ、根鉢は崩さずに6号スリット長鉢に植え付けることにした。用土は、ピートモス3:赤玉中粒2:バーミキュライト2:腐葉土2:鉢底用赤玉大粒1に、馬ふん堆肥「美駒グリーン」、アイリス「圧縮牛フン堆肥」、ソフトシリカ、バットグアノ、もみ殻くん炭、有機石灰を加え、元肥にヰ関有機複合肥料550号50g+硫酸カリ3gを混ぜ込んだ。売り場で20苗ほどあった中から吟味して選んだ苗であるが黒星の気(け)があるようなので、重症の時に使う「マネージ乳剤」500倍を散布し検疫完了。新苗だから今年の花は期待できないが、来年に向け、そして自分の理想に向けじっくり育てていこうと思う。記念撮影。(左からオーバーナイトセンセーション・あゆみ・ダークサンレモ)ここにいない、サンマリノと名無し黄色株はと言うと…躊躇せず、サヨナラ。。。黄色いバラの伝統は「あゆみ」が受け継ぐから安心して成仏しておくれ、ナム~大胆なリストラ策はまだまだ続くのである。