カテゴリ:映画日記
希望の国 2012年日本・イギリス・台湾 ビターズ・エンド
脚本・監督 園 子温 出演 夏八木勲 大谷直子 村上淳 神楽坂恵 清水優 梶原ひかり NPOイカスのシネマクラブに参加して、有楽町イトシア内のヒューマントラストシネマ有楽町で見ました。 観客の入りは良かったようです。 福島県の原発事故から数年が経った日本の架空の県での、同規模の原発事故の20キロ付近に居住する3組の男女を描いた作品です。 一部の大手マスコミへの批判意見が反映されているので、地上波での放送は期待出来ません。 園監督の作品はR指定が付くのが普通なので、映画館でなければCSで見るか、DVDレンタルで見る事となります。 映画が設定する近未来の日本は、2011年の事故からほとんど何も学んでいません。 電力会社と政府・行政・大手マスコミは2011年3月と同じような対応をするので、主な登場人物達もこれまた同じような社会状況に投げ込まれます。 またロケ地に福島県内の被災地域が含まれているので、どうしても私は現在の日本を意識せずにはいられませんでした。 冬の被災地の光景は、映画の見所のひとつです。 映画にはスマホやPCの画面は出て来ませんが、登場人物が講演会に参加したり、若い市役所の職員が熱心に携帯をいじる場面があります。 そして避難所のシーンのエキストラは、ネットの募集に応じた人々だそうです。 よくもまあ幅広い年代の人々が大勢集まって再現したものだ、と感心しました。 お話と俳優さんの演技については、もう色々なブログが書き込んでおられます。 私は被災地の物産展で何買おうか、とぼんやり考えました。 まずはお箸を買い替えようかっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.10.25 10:22:27
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