7月・8月・9月の3か月分のカレンダーを、一度に引き破ってくることになった。
我がアトリエから梯子で上がるロフトに架けている、町内の電気屋さんが昨年末に配ってくれた月送りカレンダーです。
”3か月分を一度に” ということは、少なくとも7月分を引き破るであろう7月末からロフトには上がっていないということになるのだろう。とてもそんなはずではなかったという感覚ではあるのですが・・・。
このカレンダーはもちろん既製品に、下の空き部分に電気屋さん名を追加印刷したものである。
今年のこのカレンダーは、毎月『今月の標語』として毛筆文字フォントで表示されている。
この毎月の標語が、じっくり読んでみると ”なるほど、そうだな~” と毎回納得させられてしまうのです。
つまり、当たり前と言えば当たり前の言葉なのですけれど、改めて文字で読まされると、含蓄のある言葉ということになるのだろう。
例えばこの7月には、”楽な生き方ばかり求めていると深い喜びを失うことになる” とか、8月には ”学ぶ意欲を持たないと教わることが身につかない” と、そして9月には、”時間を大切に使うことは自分の限りある命を活かすことである” なんてことが書いてある。
どの言葉も「おっしゃる通り、その通りです!」と、改めて己を振り返って反省させられることもよくあるのです。
そういう意味では、なかなか良いカレンダーだと言えるのです。
この毎月の標語通りに生きられれば、素晴らしい人生になりそうな気がしてくる。
因みに今月10月の標語は、”苦しみや悲しみも味わう心が思いやりのある人柄をつくる” とある。