カテゴリ:言葉(言語)・文字関連
現代社会ではあまり使われることのない言葉「たわけ」と「うつけ」ですが、この似たような言葉にはやはり違いはあるようです。
時代劇ドラマなどを観ていると頻繁に出てくる言葉で、この言葉の使い分けはなされていますので、違いをご存知の方は多いと思います。 この二つの言葉「たわけ」と「うつけ」は、どちらも相手を貶めるニュアンスの言葉として知られています。 ではどう違うのか? この二つの言葉は相手を貶める度合いの強弱だと言えます。 「たわけ」の方が相手を貶める度合いが強い言葉で、怒ってののしる時使われる言葉。 「うつけ」の方は、怒っているというよりは、相手を馬鹿にする場合に使うことが多いといったニュアンスが強いのです。 「たわけ」は、愚か者とか馬鹿者といった意味がある。語源は「戯ける(たわける)」から。 「うつけ」は、うっかりしている人、ぼんやりしている人、暗愚な人物のこと。漢字では「空け」とか「虚け」と書きますから、空っぽという意味です。漢字で見ると意味が良く分かります。 この二つの言葉、どちらにも当て嵌まりたくはないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.10 04:10:06
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