カテゴリ:言葉(言語)・文字関連
ここ10ケ月ほどの間に、親しかった友人を三人も亡くしてしまいました。
その御三方のことを思い出すたびに「寂しい?」いや「淋しい?」思いになっています。 「さびしい」=「寂しい」=物足りなさや静けさを表す 「さみしい」=「淋しい」=涙を流すような心細さを表す 調べてみるとこのような意味ですから、その意に沿って使い分けをすることが求められるという事です。 でも実際にはそのような使い分けがしっかりと出来ているとはとても思えないけど、日常生活では全くと言っていいほど差し障りはありません。 そしてそれを助長するかのように、辞書を引いてみると「さびしい」を引いても「さみしい」を引いても「寂しい」が出てくるし「淋しい」も出てくる。 したがって、いまや「さびしい」と「さみしい」も、漢字の方の「寂しい」と「淋しい」も既に同義語とみなされているのかもしれません。 これはちょっとばかり「寂しい(さびしい)」ことに感じてしまいます。 日本語のデリケートなニュアンスの問題ですから、「淋しい(さみしい)」というほどでもありませんが、本当はしっかりと使い分けたいと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.21 00:10:15
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