海も飛べるはず。
今日は映画の日。日曜日。おまけにGW真っ只中。予想はしてたけど、前売り買う余裕もなく当日に臨んだ。そしたらどうよ。もうめっちゃめっちゃ混んでました。観に行ったのは『海を飛ぶ夢』。シネコン系でやってくれたので、なおさら混んでたと思う。結構新聞でも話題になってた、尊厳死がテーマの実話に基づいた映画。かなり期待して観にいきました。私のゼミの課題が尊厳死だったってのもあり。人生の終焉方法にこだわりにある私にはなおさら見逃せない映画だったのです。結論から言えば、A:通常料金1,800円、B:学割(前売り)料金1,500円、C:レイトショー1,200円、D:レディースデイ1,000円という私の友人たちでつけた、勝手なランキングでいえば、Cランクでした。でも尊厳死がテーマだってことを考慮すれば、Bでしょうか。ちょっと期待外れなとこがあり。描き方が分かりやすかったってのも私はあかんかったし、ちょっとPTA推奨映画っぽかったのもイマイチでした。ただ尊厳死についての是非は、はっきり明言せず、色々「死」について考えさせられるっていう意味では、見る価値はある映画だと思います。実話だとしたら、ちょっと悲しい話です。本当に愛してた人には、結局裏切られてしまうわけですから。仕方ないにしても、そこは御伽噺でもよかったような。現実は厳しいってことでしょうか。私は主人公のような生き方を目指しているので、彼の悲しみが痛いほど伝わってきて、本当に悲しかった。興味があるなしでは、まったくこの映画の評価も変わってくる、そんなお話でした。