2014年5月4日(日)白山市白峰 桑島
昨日、石川県白山市の山奥で猟友会の方がクマにかまれて大けがを負われたそうですね。怪我をされた方には、お気の毒で早く治りますように願っております。そして癒しのエネルギーが届きますに祈ります。ただ・・白山市の山奥、それも林道から1時間入った山の中で「 駆除 」という言葉には違和感を感じますね。私自身は「駆除」という言葉は好きではありませんしクマなどを駆除すべきでもないと思っています。こういう人様の目に触れる可能性があるブログなどで書くのにふさわしい言葉だとも思っていませんが「捕獲」などと言葉を変えて、オブラートにまいて紛らわしくさせるよりは現実から目をそらさない為にも、あえてこの言葉をつかっています。桑島といえば、相当自然豊かな場所ですし人間も住む場所ですが、本来はクマたち動物たちが棲むのにふさわしい場所だと思います。石川県では、クマなどの狩猟は11月15日~2月15日までと決まっております。しかし、ハンターさんたちが一番獲りたいのは冬ごもり明けのクマなのだそうです。なので、年間の捕獲上限(現在は100頭近くでしたか?)から(人里周辺などに出てきて)人身被害予防で駆除するクマの頭数(例年数頭~十数頭、過去多い年は200頭近く)と狩猟で捕獲したクマの数(年間3~40頭ほど)を引いた、残りの頭数を、こういった時期に金沢市、白山市などに振り分けてクマを駆除し、解体し、肉を分け合って、熊の胆をお金にしたりしているのだそうですまあ、真っ当な猟友会の方はしておられないそうですが・・いわゆる昔の「春熊(はるくま)」の名残を行政から委託された「駆除」として狩猟期以外に行っているということでしたこれが本当に必要な駆除なのかどうか?多くの県民、国民の方に考えていただきたいニュースですね。