森林に対する県民の意識調査の変化
先日、色々と調べていました。県民の森林に対する意識調査なのですが・・いしかわの森づくり検討委員会による中間とりまとめ(平成17年2月)18 歳以上の県民3,000 人を対象に意識調査を実施し、1,452 人(回答率48%)から回答森林にどのような働きを期待しますか1(59.8%)二酸化炭素を吸収することにより地球温暖化防止に貢献する働き2(56.9%)飲料水などの水資源を蓄える働き3(54.7%)山崩れや洪水などの災害を防止する働き4(34.9%)森林浴など心の安らぎや保健休養の場としての働き5(22.3%)木材を生産する働き 5(22.3%)大気を浄化したり騒音をやわらげる働き6(19.7%)貴重な野生動植物の生息の場としての働き7(19.6%) キノコや山菜などの林産物を生産する働き8(1.3%) その他以前、C.W.ニコルさんの講演会の時のパネルディスカッションでは平成10年の調査で以下の通りでした。(森林に対する県民ニーズ)・石川県民の森林に対するニーズは、量から質への価値観の転換、余暇時間の増大、ライフスタイルの変化、さらには近年、地球温暖化が社会問題となる中で、水源かん養、県土保全、自然とのふれあい、地球温暖化防止等への期待が高まるなど、多様化、高度化している。 項 目1.山崩れや洪水などの災害を防止する働き 68%2.飲料水や工業用水などの水資源を蓄える働き 56%3.二酸化炭素を固定し地球温暖化を防止する働き 50%4.心の安らぎや森林浴などの保健休養の場としての働き 45%5.貴重な野生動物の生息の場としての働き 28%6.空気を浄化したり騒音を防止する働き 24%7.家や田畑を風や砂の害から守る働き 12%8.きのこや山菜取りの場としての働き 12%9.木材を生産する働き 8%資料:森林管理課「これからの森林づくりに関する意識調査」(平成10年度)注 :複数回答のため合計は100%とならない地球温暖化の影響もあって順位が変わっていますが県民が森林に何を期待しているか?注目して考えていきたいと思います。特にスギの人工林の間伐などは環境税にだけ頼るのではなく鋸谷式間伐やボランティアの力を借りてお金をかねずに間伐することも考えていかないと(県としても一人当たり何百?何十万?以上の借金があるようですが)赤ちゃんも含めて一人当たり約700万円の借金を背負うわが国では税金は1円でも無駄にすることが無いように有効な使い方をしていってもらいたいですね。