解った事がある
(2023/11/04 18:37:16)結局またコウノドリの続きを見てしまった。そして解った。私の中にある「望まれていなかった」と言う傷は多分一生治らない。たとえ今、私を必要としてくれている家族がいても、この傷は治らない。どうすれば痛くなくなるのかも解らない。こんな歳になっても実の父から言われた「女なら最初からいらなかった」と言う刃物は抜けないし実の母から受けた「利用価値がなくなったらもういらない」と言う仕打ちも消えない。私から息子氏に贈った最初の贈り物は「望んで授かって望んで産んだ」事に由来する名前。あまりいい親ではない、自分では毒親なんじゃないかとさえ思ってるけど、これだけは本当の事だから。中島みゆきの「やまねこ」は、これからも私のテーマソングだ。菓子屋とドレス屋と女衒と女たらし喜んでくれなかったくせに、女衒の役割は実の母が担った。赤ちゃんが産まれる希望に溢れたドラマを見て、改めて絶望を味わってしまった。よくキラキラしたカウンセラーとかが言う「自分の中にいる小さい自分を抱きしめてあげましょう」なんてのがまやかしなのも知っている。過去の自分を抱きしめたところで望まれなかった事実と痛みは消えないからだ。せめてどうしたら痛みが減るのかを知りたい。追記(2023/11/04 20:33:02)この事を旦那氏に話そうとした。さわりの部分を話し始めたら旦那氏がおならをして、そのまま感情制御不能になって爆笑し始めた。ああ、もうこの人の脳は壊れちゃってて、こんな話には耐えられないんだと理解した。こないだ自分の過去の話を聞いてくれた人はもういない。これは私の痛みだから私の問題であって、もうこの人に半分荷物を持ってもらう事は出来ないんだ。うつ病発症してからずっと、この人は色んな荷物を半分持ってくれてた。それでもう充分なんじゃないか。あと100年も生きるわけじゃなし、痛いのは私だけでいいんだろう。次にまた人間に生まれてくる機会があるなら望まれて、生まれてきてくれてありがとうと言ってもらえる所に生まれたい。旦那氏の両親は何年も子供を望んでいて、旦那氏は2回流産の末にやっと生まれた子で寅年に生まれるからと親戚から自分で刺繍した大きな虎の額縁を贈られた子でお義父さんから1文字、お義母さんから1文字、それを挟むようにおめでたい事である事を示す字を入れた名をつけられた。元からが私とは違い過ぎるんだ。もしかしたら話しても理解されなかったかもしれない。もしそうだったら多分私は余計に痛くなる。それならまだ、おならで何事もなかった事にされる方がマシなんだろう。また追記(2023/11/05 00:33:54)しばらく様子をみてみた。あの爆笑モードに入った事で私がしゃべりかけた事はきっちり頭から吹っ飛んでた。あの後YouTubeを見ながら何事もなかったように笑ってた。前までの旦那氏なら私の様子がおかしくなったら様子を見に来たし、しゃべりかけた事をそのままにする事はなかった。そう言う事なんだ、普段ちゃんと会話出来てるようでも、何かのきっかけで前後の記憶が飛ぶんだ。脳が壊死するってこう言う事なんだと改めて痛感した。もうあまり重要な事や何かは任せられない。だって、何かのきっかけで全部吹っ飛ぶんだから。旦那氏が助けてくれる事を諦める時が来たんだ。私が今死ぬ事は絶対許されない。配慮とフォローと介助が必須になった人を置いていけないんだ。