年金のこと
年金の未統合が大問題になってますが、感情表現が激越な民族の国なら、とっくに暴動でも起きているのではと思う程です。個人的には障害基礎年金を受給中で、過去の年金記録も基礎年金番号とかに統合されて、文句は何一つないのですが、社保庁全体としては今までの不作為のツケがどかんと回ってきたという事でしょう。聞きかじっただけなのですが、そもそも年金の始まりは日清か日露の戦争の時に、戦費調達のため国民から先ずは金を集めよう、ということで始まったようです。とりあえずは浅く広く国民から金を集め戦争に使い、償還は30年40年先ですから。国民ありきの前に国ありきですね。その年金の始めの一歩の考え方が、延々と現在まで続いているのではと、疑わざるを得ません。「金はある」というので厚生年金会館やら保養所やらバンバン造って、社保庁内でも無駄使いが多かったようですし、いくら使っても支払いは何十年先だし、その頃には貨幣価値も下がっているだろうからと・・・そんな事で資金を食いつぶし、仕事もいいかげん。目も当てられません。‘選良’たる議員諸氏はしっかり仕事をしているのでしょうが、出来てくる法案は、無視してるとまでは言いませんが現場軽視の、弱者をいたぶるような「自立支援法」などなど。そしてお役人といえば、社保庁に象徴されるような不作為による大混乱。国がおかしくなるのも道理です。安倍さんも「美しい国」なんて言ってる場合ではないでしょう(そういえば最近口にしなくなりましたね)。 国民が「納得できる国」にしてほしいものです。政治向きのことは、色々言い出すとキリがないので、今日はここまで。