今年の読書録09
いよいよあと1日で2009年も終わり。年末にあたって今年読んだ本の記録をば・・・宗教・精神世界関係では、「巨人・出口王仁三郎」出口京太郎 「悪意・善意」江原啓之「生と死と信仰と」堀田和成。関連ジャンルで「愛と痛み・死刑をめぐって」辺見庸。身障者・ボランティア関係では、「NPOという歴史」島田恒 「日本の障害者の歴史・近世篇」生瀬克己 「漂泊と自立」根橋正一・井上寛 「ハンディキャップ論」佐藤幹夫 「ボランティアNPO用語辞典」大阪ボランティア協会編 「これであなたも車いす介助のプロに」木之瀬隆編 「精いっぱいの自立さりげない支援」小谷直道。以上どちらかというと教科書的で読んで面白いというより資料的著作。「累犯障害者」山本譲司は、犯罪に走らざるをえない障害者を描いて、個人の責任という事も感じましたが、福祉制度にも問題点ありは確かな事で好著です。 「セックス・ボランティア」河合香織、これは題名が刺激的ですが、けして興味本位ではなく障害者の性の問題に真正面から取り組んだ真面目な読むに値する本です。歴史関係は、「ローマ人の物語」文庫版33,34,35巻 塩野七生 「昭和天皇」1・2部 福田和也あとは小説、「赤絵の桜」「居眠り磐音江戸双紙読本」佐伯泰英「西郷札」松本清張 「生きる」乙川優三郎 「笑う警官」佐々木譲「家族狩り」文庫版全5巻「あふれた愛」天童荒太他に小説ではないけれど「奇跡のリンゴ」石川拓次 「納棺夫日記」青木新門 以上24タイトル31冊。今年前半はいいペースで読んでいたけれど、後半はウクレレで遊びすぎ。もうちょっと読めたはずですね。来年も最低30冊程度は読みたいものです。今年の読書録でした。