特待生
最近ちょっと気になってること。高野連が野球部の特待生を問題にしているようですが・・・・・今に始まった事でもあるまいし。全高校の半分、少なくとも3割くらいの学校は、何らかの優遇措置を設けているのではないでしょうか。甲子園へ出場出来そうな学校への、越境入学は当たり前のようだし、今頃になって特待生云々といいだし、そのような学校の出場を認めないとしたら、まぁ甲子園での大会は開催できても、野球自体のレベルが低下するのでは思います。高野連の考え方としては、教育の一環としての野球という事なのでしょうが、野球に限らず他のスポーツ・陸上でも卓球でも、またスポーツに限らず芸術分野でも、勿論いわゆる勉強でも優れた能力のある子供がいて、その家庭が経済的に苦しい所の場合、人材育成という観点からも、奨学金制度などのいわゆる、特待生制度・優遇措置はあって然るべきかと考えます。学校側としては、特待生でよい選手を集め甲子園に出場し、学校の名前をあげて有名校にして、生徒募集のプラスにする。私学の場合は特にそのような、学校経営の面からの事情もあるのでしょう。 しかし、だからといって一概に特待制度即アウト!のような事はやめて、ここは一つこれを良い機会と捉えて、高野連としても加盟している全学校とこの問題も含め、プロとの関係・高校野球のあり方の議論を深めていただきたいものです。春・夏の甲子園、楽しみにしてるファンは多いですよ、高野連さん!!