読書遍歴 8
80年代は何かと生活が落ち着かなかったせいか、読書量がグンと減った時期になりました。85・86年は記録もなくしてしまっています、全く何も読んでない事はないのですが・・・・・ということで今回は87,88,89,3年分まとめて書きます。87年1イタリア紀行 上中下(ゲーテ) 2即興詩人(アンデルセン)3脂肪の塊(モーパッサン) 4可愛い女(チェーホフ) 5レオナルドダヴィンチの謎(斉藤泰弘) 6我が友マキャベリ(塩野七海)88年1海の都の物語 上下 2コンスタンチノーブルの陥落 3ロードス島攻防記(1,2,3塩野七海)5地球壊滅(桐山靖雄)以上2年間でたったこれだけ、実際は料理関係、宗教関係の物をもう少し読んでる筈です。気を取り直して89年1チベット 上下(山口瑞鳳) 2食と文化の謎(マーヴィン・ハリス) 3密教念力(中岡俊哉)4スウェデンボルグ霊界をみてきた 5霊感者スウェデンボルグ(ウィルソン・バンデュセン)6フローの文明ストックの文明(矢野陽) 7長靴をはいた猫(シャルル・ベロー)8はだか(谷川俊太郎) 9幸福な性(松本文絵) 10生と死の接点(河合隼雄)11ゲド戦記 1・2・3(ル・グウイン) 12まっぷたつの子爵(イタロ・カルヴィーノ)13キッチン(吉本ばなな) 14世界名画の旅 15絵でみるフランス革命16香水(パトリック・ジュースキント) 17不在の騎士(カルヴィーノ) 18ターバンを巻いた娘(マルタ・モラッツオーニ)19七つの人形の恋物語(ポール・ギャリコ) 20食卓の歴史(スティーブン・メネル)21チベット我が祖国(ダライ・ラマ) 22求聞持聡明法(桐山靖雄) 23明治という国家(司馬遼太郎)そうですねこの中でお薦めすると、ル・グウィンの「ゲド戦記」、日本では児童書という事で出てますが、なかなか奥深く哲学書といっていいとも思います。あとは谷川俊太郎さんの詩集「はだか」もいいですよ。「ゲド戦記」全6冊89年の時点では3巻まで出ていましたが、その後書き継がれて6巻で完結してます。はだか挿絵は佐野洋子さんです。