あっ、誰かに似ている。
昨日、郊外のブックセンターの入り口で「小堺カズキ」に似た人とすれ違った。正確に言うと十年後の「小堺カズキ」に似た感じの人だ。それはまったく個人的感覚なのだろうけど、一人で受けた。二週間前、「ジダン」そっくりの日本人を見かけた。三週間前、「ジョージ・ハリスン」そっくりの外人が市内の某団地入り口でボケーッと信号待ちしていた。しかも信号が変わっても渡らずにまだボケーッとしていた。ボクは時々、ダウンタウンのハマちゃんに似ていると云われる。当然悪い気がしない…。むかしは、欽ちゃんファミリーのセイロクさんとか、子泣きじじいに似ていると言われていたのでランクが上がったなと正直に喜んでいるのだ。で、ふと考えてみた。斉藤セイロク、子泣きじじい、ハマちゃんは同系列なのか?友だちのAくんと飲みに行くとボクは愛情を込めて言う。「今の顔、ちょっと見、松田優作だな」「おおっ、本当に?」とAくん。「あっ、その顔は大竹まことっぽい…。」「なんだよ、それ!」からかってる訳じゃなくて、一瞬、人の表情にイメージが湧くのだ。ひととき、「奥菜恵」が好きだった。単純に好きだった人に似ていたからだ。いや、似ていると自分の中で思い込んでしまったのだ。恥かしい話、生まれて初めて写真集を買った。メグちゃんの。バカみたいに、ドキドキしながら写真集を開いた。胸がキューンとしたが、同時にちょっとヤバイかなと感じた。で、ふと自分の好きな感じの顔を考察してみた。「ショムニ」を見てて、「櫻井淳子」が素敵だな思った。今は、フジテレビの夜11時のキャスター「滝川クリステル」が素敵だと思う。自分の中でメグちゃんも、櫻井淳子も、滝川さんも同系列だ。三人とも似ていると感じる。ついでに、自分が好きになった人の名前を考察してみた。不思議な事に、みんな『ミ』の付く名前だった。…たとえば…キミコ、クミコ、エミコ、マユミ。奥菜恵さんも『メグミ』だった。その昔、木ノ内みどりと浅田美代子さんのファンだった。しかし、まてよ、キヤンディーズのランちゃんファンだったけれども例外だろうか?おおっ、ランちゃん、スーちゃん、ミキちゃんじゃん!ミキちゃんつながりだったのか…。という事はランちゃんファンではなくてミキちゃんファンで本来あるべきだったのだろうか。どうでもいいけれど、くだらない考察に自分で笑っちゃうぜ。というか情けないぜ。もう。 <今日のBGM> ずうっと「ニーナ・シモン」掛けている。 こんなに素晴らしい歌手を知らなかったなんて悔しい。 もう彼女は天国だけれど、少しづつ遡って聴いてみたい。 ジャンルはジャズの範疇に括られるのだろうが、彼女自身 そのものがジャンルみたいだ。 いろんな曲、たとえばビージーズの「To Love Somebodey」 とか「I Shall Be Released」、「MR Bojangles」なんか カヴァーしているけれど圧倒的に説得力があるし、 ニーナ・シモンのほうがオリジナルだと感じてしまう。 ああ、今宵はボクの大好きな三日月の夜。 「ニーナ・シモン」を聴きながら、されどアホな 日記でありました…。